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グラミー賞歌手ダフィーがレイプ被害告白「ドラッグ漬けにされ海外で監禁」不可解な点に疑問の声も

2008年にメジャーデビューし、第51回グラミー賞で「ベスト・ポップ・ヴォーカル・アルバム賞」を受賞したイギリス出身の歌手、ダフィー(35歳)。

そのずば抜けた歌唱力で、将来を嘱望される存在でしたが、2010年に発表したアルバム『エンドレスリー』を最後に表舞台から姿を消し、今年2月、性被害に遭った過去を告白したことが報じられていました。

そんな彼女が現地時間の4月5日に、事件の全容について綴った手記を公開。ここでは、ダフィーが受けた性暴力被害の詳細と、彼女が希望の光を見出すまでの10年間の道のりを、一部抜粋してお届けします。

手記の冒頭で、

「多くの人が明るいニュースを求めているこの時期に、悲しい内容のストーリーを公表することにとても迷いました。私が綴った言葉が、一瞬でも(新型コロナウイルスから)気持ちを逸らすことに繋がったり、暗闇から抜け出したいと思っている方々にとっての慰めになればと願っています」

と前置きしたうえで、

「この期間、私自身から言葉を発するのは、今回だけにします。いつかお伝えすると皆さんに約束した以上、ベストなタイミングなんてやって来ないと思ったからです」と述べたダフィー。

そんな彼女は、作家のマヤ・アンジェロウが遺した「胸の内に、語られない物語を抱え込むほどの苦悩はない」という言葉を何度も反芻し、自分の物語を人々にシェアすることを決心したと語っています。

事件が起きたのは、誕生日だった

「現在これを読んでくださっている皆さんには、この後、気持ちが動揺するような内容が記されていることをあらかじめお伝えしておきます。

この手記を削除することはありませんし、ネット上に残り続けるので、もし今あなたが他者の辛い話や、悲しい情報を受け入れられない精神状態にあるようであれば、別の機会に読むことを推奨します」

としたうえで、ダフィーは事件の詳細を以下のように綴りました。

「事件が起きた日は、私の誕生日でした。レストランで薬を盛られたのです。それから4週間にわたって薬漬けにされ、外国へも連れて行かれました。

飛行機に乗せられたときのことや、走る車の後部座席に居たときのことは思い出せません。私はホテルの一室に閉じ込められ、犯人が部屋に戻ってきて私をレイプしました。

その時の痛みは覚えているし、ことが終わった後、部屋の中で必死に正気を保とうとしていたことも覚えています。」

「翌日も、私は部屋に閉じこめられたまま犯人と過ごしました。犯人は私を見ようとしなかったし、私もそのときは少し意識がはっきりしていたので、犯人の視界の背後に回るようにしていました。彼に殺される可能性があったからです。

犯人が寝ている間、近隣の町に逃げることも考えましたが、お金を持っていなかったし、もし犯人が警察に『知人が行方不明になった』と電話して、捜索されたらと思うと怖くて実行できませんでした。

そのときの恐怖をどうやって乗り越えたのか、自分でもよく分かりません。きっとどこかで誰かが、私を助けるために動いてくれていると感じていました。」

「その後、犯人と私は飛行機に乗って帰国しました。その間私は静かに、何事もないかのようなそぶりを装いました。そして自宅に到着し、座った瞬間、ゾンビのように放心状態に陥りました。

命が危機的状況にさらされていることは分かっていました。犯人が『お前を殺したい』といった言葉をほのめかしていたからです。

その時は微かに残った気力の中で、私の本能が『逃げるのよ! 逃げて、彼に見つからない場所を見つけるの』と叫んでいました。」

「しかしその後、4週間にわたり、私は自宅で犯人に薬漬けにされました。その間、男にレイプされたかどうかは覚えていません。

唯一思い出せるのは、外国で車に乗せられていたときや、その後にも、どこかで逃げるチャンスはあったんじゃないかと考えていたことです。

外国に連れていかれたとき、なぜ犯人が私に薬を飲ませなかったのかは明確ではありませんが、たぶん外国に持ち込めないほど強い薬物だったんだと思います。」

「事件後も、怖くて警察に行けませんでした。もし何かが悪い方向に働けば、私は死んでしまう、犯人が私を殺すだろうと思ったからです。

捜査の中でミスをされたり、事件がニュースになってしまうなどのリスクに繋がる行動は取れませんでした。ただ、自分の本能に従うしかありませんでした。

私がこのことを打ち明けたのは、過去10年の間に起きた別の事件(脅迫メールが届いたり、複数の男が家に侵入しようとした)のときに対応してくれた、2人の女性警官だけです。これらの別の事件については、ちゃんと警察の記録に残っています。」

事件以降、専門家の力を借りながら心や体のケアに努めるも、そのダメージはあまりにも大きく、家族や周りの人とも疎遠になっていったというダフィー。

名前を変えて海外に引っ越し、別の人間として新たな人生を送ることを真剣に考え続けていたという彼女は、性暴力について次のように述べています。

「性暴力は、私の人権を粉々に打ち砕きました。(中略)私の人生の3分の1を奪ったんです。」

「レイプは魂の殺人です。生きながらにして、死んでいるようなものなのです。ただ1つ言えるのは、粉々になった自分の欠片を取り戻すためには、想像を絶するほど膨大な時間を要するということ。時に、終わりが永遠に来ないんじゃないかと思えるほどに…。」

事件に、私の未来まで奪わせたくない

性暴力被害を告白するまでの道のりの中で、大切な人たちに迷惑をかけるのではないか、マスコミから質問攻めに遭うのではないか、そして公表してしまったら、今後普通の恋愛ができなくなるのではないか――と、あらゆることに苦悶し、決断できなかったというダフィー。

しかし最終的に、「もう1人では抱えきれない」という気持ちに至ったことが、告白を決断するきっかけになっといいます。

こうして今年の2月、Instagramで真実を公にした彼女。その時の気持ちについて「あれほど自由を感じ、肩の荷が下りた瞬間はなかった」と綴っています。

「私たちは苦しみの多い世界に生きているけれど、私を深く傷つけた出来事を、私はもう恥じてはいません。だから皆さんにシェアすることにしました。

もしあなたが心の底から語りかければ、人々も心の底から応えてくれると信じているからです。私のストーリーは悲しい内容ですが、自分の人生のために、そして、同じ経験に苦しむ方々のために、私は心の底から声を上げます。」

「私は人間によってひどく傷つけられましたが、他人の傷を癒せるのもまた、人間だけなのです。」

そして彼女は現地時間の3月19日、DJのジョー・ワイリーがホストをつとめるラジオ番組で、新曲となる「Something Beautiful」を発表しました。

正式発売の予定は無いものの、<stereo board>によると、新型コロナウイルスの影響で外出を制限されている人々に、少しでも楽しんでほしいという思いから、この曲を発表したそうです。そのときのコメントがこちら。

「数週間前に、私が書いた(Instagramの)内容を読んでくれた人も多いと思います。今、私の心は以前より軽くなりました。

本当はインタビューですべてを語ろうと思っていたのですが、想像していた以上に困難だったので、後日文章にしてお届けしようと思います。

この曲は、現在の厳しい状況下で、家でラジオを聞いている人たちのことを想って発表しました。気に入ってもらえたらもちろん嬉しいし、少しでもこの曲で皆さんの気分が上がれば幸いです。

正式発売する予定はありませんが、ロックダウンされた都市で、家の中で過ごしている方々のために、何かできたらと思ったんです。皆さんに、たくさんの愛を送ります。」

10年にわたる苦悩の日々を経て、ダフィーが私たちに届けてくれた渾身の一曲。ぜひ、あなたも聴いてみてください。

[via:コスモポリタン]
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200406-00010004-cosmopoli-ent
https://www.duffywords.com/

ネットの反応

・登場してきたとき、凄いシンガーが出てきたなって思っていたけど、その後、消えたようにいなくなったので不思議だった。
・ダフィーのアルバム好きでよく聴いていたんです。全然活動していなくて引退したのかなと思っていたんんですが、こんな酷い目に遭っていたんですね…
・声もビジュアルも個性があって印象的だった。華々しいデビューを飾ったにもかかわらず、突然居なくなってしまって約10年。また素敵な歌声を聴かせてください。
・何か事情があって辞めたのかな、残念。と思ってたら、とんでもない事があったんですね。
・読んでいてとても胸が痛くなりました。本当に恐怖だったと思います。犯人は見つかっているといいのですが。
・犯人は捕まっていないのか?こんな酷いことをしておいて、のうのうと日常生活を送っているのかと思うと心底腹が立つ!
・めっちゃ設定がフワッフワしてんな
・誕生日でレストランへ……って話なら同行したのは知り合いですよね。色々勘繰ってしまいますが、辛い思いをした彼女を応援したいです。
・誕生日にレストランってことは知人なんだろう。
・痛ましい話だけど、これだけ凶悪な事件が今まで隠されていた事自体が衝撃です…。
・彼女の周りの人間は彼女がいなくなってなんで警察に捜索願いとか出さんかったの?なんか、不自然だ。
・レイプの為だけに国外連れ出すか?
・うーん、ちょっと読んでてよく分からないな。飛行機で外国へって、出国や入国審査はどうしたんだろ?
・翻訳の文章が悪いのか話がめちゃくちゃな気がする。
・突っ込み所満載なんだが
・パスポートとかどうしたんだろうと思った。本当に起きた事件なのか、薬の影響での夢や幻覚なのかわからない。
・最初から薬が絡んでる時点で、何が真実で何が幻想なのかよくわからない。
・ドラッグの影響で夢と現実の区別がつかなくなってんじゃない?というか悪意をもって勘ぐるとドラッグ利用した言い訳にも聞こえる
・彼氏と海外旅行して途中で喧嘩して別れただけだろうな
・なんかすっごい悪いDV彼氏との話のような気もする。
・イギリスの国外って海渡ったのか?
・寝てる間に飛行機で他国に連れていかれるくらいの国際犯罪なのに警察に通報してなかったとかどんな頭お花畑だよ
・なんか随分と都合よく帰ってこれたなw国際的な犯罪なのに
・犯人はこの方の周囲にいる、プライベートジェットを持っているような男なのでは。彼女がなびかなかったから、手籠にしてたんじゃないですか。全て推測ですが。
・エプスタイン案件では
・元DV恋人の大富豪がマフィアがらみで逃げれなかったとか、むしろそんな勘繰りをしてしまう
・この前ネットフリックスで見たドラマにそっくりだな
・メンヘラ起こして嘘つきましたごめんなさいってちゃんと言おうね
・これ、あれだわ 宇宙人にキャトられた系の妄想だわ
・というわけで聴いてください ていう新曲キャンペーンか
・新曲発表って。。。興ざめしてしまった。宣伝のための狂言かとも思ってしまうから新曲発表とは切り離して公表すべきだったと思う。
・そもそも彼女はどうしてこんな目に遭ったのだろう?犯人達の目的ってなんだったのだろう?そこが判らないと理屈が通らないほど理不尽な話だ
・この話はもうひと展開ある気がする。

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コメント

  1. 1
    名無しさん 2020/04/10 9:15

    そもそも前置きが長過ぎる!
    そして、何故車内や飛行機の搭乗中の記憶が無いっと言いつつ、後々明白に述べているのか?
    更に4週間という期間を数えてられるのか?
    搭乗手続き等をうやむやに出来る程のやつが強力な薬物を運び出す事が不可能な訳ない!
    国外に行っては居なく、単に国内で薬物濫用して望むタイミングでの行為では無かったのでレイプと称しているだけに過ぎないと思うのだが•••
    イギリス国内ならプライベートジェットで行き来したら、先ずプライベート旅行として扱われるだろうし•••
    最後の新曲キャンペーンを出した時点で茶番扱い決定だろうよ。
    確かにコロナ関連にうんざりなヤツらからしたら、暇潰しには丁度良かったのでは?

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