OTHER

HEADLINE

道徳ファシズムに徹底抗戦の石野卓球 解散質問に「するわけねーだろバーカ」「もう事務所は辞める」

テクノユニット「電気グルーヴ」の石野卓球(51)が18日午前、ツイッターを更新し「もう事務所は辞める」と、所属事務所ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)を退社する意向を示唆した。

石野はツイッターで、5年前の電気グルーヴ25周年”塗糞祭”で販売した「ゆるしてニャン」と書かれたTシャツの写真をアップした。

それに対して「再販して下さい」とツイッターのユーザーからリクエストされると

「Tシャツも売っちゃいけないんだってさ。SONY系列のSMAだから。レコード会社はバックタイトルいじれなくなるからやめないけど。もう事務所は辞める」

とツイート。相方のピエール瀧被告(52)がコカインを使用したとして逮捕、起訴されたことを受け、SMAは4月2日付でマネジメント契約の解除を発表しており、石野は「瀧もいないし」ともツイートした。

一方で「レコード会社はバックタイトルいじれなくなるからやめないけど」ともツイートした。

石野は所属レコード会社のソニー・ミュージックレーベルズが、電気グルーヴの音源・映像の出荷停止、在庫回収、配信停止を行ったことについて、15日にツイッターで「市場に電気グルーヴの音源を再びリリースするには裁判の結果を待ってレーベルの親会社の判断を待つしか無いのが正直な現状です」と説明。

「ただSONY(レーベルの親会社)との兼ね合いでどうしようもないようです」と今後の見通しを説明した。

その上で「ただ原盤権はSONYにあるため僕がレーベルを離れると今後電気グルーヴの音源を再リリースする場合に僕は一切タッチ出来なくなってしまいます」ともツイートした。

ツイッターのユーザーから「原盤権があるからソニーに残らざるを得ない」と指摘されると、石野は「そう。出ないと再びリリースする時に俺が手出し口出し出来なくなっちゃうからね」と回答し、原盤権を持つソニー・ミュージックレーベルズには残る意向を示していた。

一方で「あと言っておきたいのはSONY MUSICにはみなさん同様に電気グルーヴの音楽の味方になってくれているスタッフはたくさんいる事は分かって下さい」と、ソニー・ミュージックレーベルズ内にも少なからず理解者はいることも強調している。

[via:日刊スポーツ]
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201904180000250.html

解散問われ「するかよ、バーカ!」

電気グルーヴの石野卓球が17日夜、新宿LOFTでソロ公演を開催。コカインを摂取したとして麻薬取締法違反の罪で起訴された相方、ピエール瀧被告が先月12日に逮捕されてから、初めて報道陣の前に姿を見せた。

会場前には約50人の報道陣が集結。サングラス姿の卓球は関係者が運転する車で午後5時半ごろに到着し、報道陣からカメラを向けられると、満面の笑みでこぶしを掲げるおちゃめなポーズで対応。

「瀧被告とは会話した?」と聞かれると上機嫌に「エロい話」とだけ答えて会場入り。

この日の公演はひと言も発しない、通常のDJスタイル。瀧被告に言及することはなく、たばこをふかし、ビールなどを飲みながら電気グルーヴの楽曲「富士山」などで約3時間、盛り上げた。

終演後、午後10時前に会場から外に出ると、到着時と同じポーズを披露。

出待ちのファン、やじ馬ら大勢がごった返す中、報道陣に電気グルーヴの解散について聞かれると、「するかよ、バーカ!」と言って迎えの車に乗り込んだ。

また、ツイッターでは、自身が取ったポーズについて「ガッツポーズじゃないよ!許してニャン!なのに!」と説明。今回の公演も振り返り、「楽しかったー!」とつぶやいていた。

[via:日刊スポーツ]
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201904180000250.html

とことん追い込んでいくのが日本社会

フォロワーから

「石野卓球さん面白いなぁ。『何があったってお前の味方』を具現化した存在がここまで異質に扱われるか今の日本は」

とのツイートに

「正しくはメンバーが連帯責任で謝って解散またはクビにしないと”お茶の間のファン”は納得しないらしいよ」

とつづった。さらに石野は

「あやまちを犯したメンバーは社会的にも精神的にもとことん追い込んでいくのが日本社会の美徳らしいです」

と連続ツイート。「仲間や家族も同様に」とし「他人や前例と違う事は悪であり、撲滅すべき事らしいですよ」とツイートし「みんな同じが一番!コントロールしやすいからね」とつづっていた。

[via:スポーツ報知]
https://hochi.news/articles/20190418-OHT1T50037.html

ワイドショーの道徳ファシズム

コカインを使用したとして起訴されたピエール瀧が保釈されたが、この問題をめぐる報道はこれまでの芸能人の薬物事件には見ることができなかった展開になっている。

釈放にあたっても集中砲火が再び繰り広げられると思いきや、瀧のことはほとんどスルー。

メディアの関心はむしろ、電気グルーヴのメンバーで、この間、ワイドショー的道徳ファシズムに徹底的に刃向かい続けている石野卓球に移っている。

しかも、ネットニュースなどを見ると、当初の卓球バッシングとは真逆、卓球を応援し、『バイキング』(フジ)などのワイドショーを批判するトーンが圧倒的になっているのだ。《中略》

卓球批判の急先鋒だった「バイキング」だけは、ピエール瀧の釈放を特集するなかで、再び卓球のふざけたツイートを批判的に取り上げたものの、一週間前に「バカじゃないのか? お前」などと言っていた勢いはどこへやら。

坂上忍の反論は「俺が思うには、本人があのスーツを着て七三で出てきているときに、これ(ツイート)ってプラスになるのか?」と、瀧の立場を慮っているふりをしたまったく説得力のないものだった。

しかも、電気グルーヴファンの土田晃之や田中卓志が「卓球さんはファンじゃない人にとってどう見られようが、なんとも思ってない」「こんなこと言えるの正直、卓球さんしかいない」と擁護的な意見を口にしても、坂上は満足な反論ができず、「テレビで生きてる人ではないっていうことなんですか。石野さんの場合は」とまとめるしかない有り様だった。

だが、当の卓球はこの弱った『バイキング』にも容赦なかった。猛烈な勢いで「バイキング」やワイドショー、テレビ批判を連続ツイートし始めたのだ。

〈いまやTVじゃバカか老人しか誘導できないよ〉

〈万人に受け入れられようと思ってたら電気グルーヴなんかやって無いっーの!〉

〈Alternativeって意味の分からないヤツらは”歌手”はみんな紅白に出たいと思ってる、と思ってるでしょ〉

とどめは、こんなツイートだった。

〈バイキングでは電気グルーヴ=PUBLIC ENEMY No.1あそこが騒ぐとこっちは焼け太る〉

〈さてと、バイキングでもからかってプロモーションの手伝いしてもらおうかな。〉

〈卓球の発言取り上げる、バイキングアンチが番組チェックする。これぞ卓球とバイキングのwin winの関係。〉

これまで、ネットやワイドショーに叩かれた多くのアーティストやミュージシャンが最初は闘うポーズを見せながら、結局、最後は世間の同調圧力に屈服してきたなかで、卓球は最後まで自分のスタイルを変えず、確信犯的な悪ふざけと、本質を突くテレビ批判で、その道徳ファシズムを押し返してしまったのだ。見事というほかはない。

[via:リテラ]
https://lite-ra.com/2019/04/post-4647.html

ネットの反応

・ツイッターでは饒舌だね
・いいから検査しろよ 話はそれからだ
・なんかやけに攻撃的だな、この人
・すぐに海外に逃げてツイートしまくって薬抜けたらイキるってのはちょっとね
・知らなかったはずないコイツは同罪
・お前がもっと早く相方にクスリやめさせれば良かっただけの話し
・レーベルと事務所は別のアーティスト多いだろうし 裁判を待てば普通に売るだろうよ
・原盤権って大切
・ソニーはやめられても全然困らない
・自己都合の退社は、事務所にとって好都合
・これが自然だなあ チャゲとかTOKIOの会見は気持ち悪かった あんな謝罪ショーはいらん
・なぜか国民の関心事になった電気グルーヴw
・骨の髄からふざけててブレない 正直、卓球を見直したわ
・ドラッグはだめだけど石野の一貫した瀧への愛情はすごいわ
・なんか、ホモっぽいな・・・と思ってしまった
>「あやまちを犯したメンバーは社会的にも精神的にもとことん追い込んでいくのが日本社会の美徳」
・何か卓球らしくない そんなの気にしないタイプかと思ってたのに
・「あやまちを犯した」じゃなく、「罪を犯した」だからな
・日本ネット界な リアル日本社会はむしろクソ甘い
・まずは裏切っていた仲間に対して怒りとかは来ないのかね?
・電気にはコンプライアンスなんぞ最初から期待していない。
・ダメなもんはどこまで行ってもダメに決まってんだろ
・もうオッサンはシャングリラ行っとけ
・お笑いやワイドショー文化なんてすべて「イジメ」の表出に過ぎない
・お、卓球、やっとマトモな事言い出したじゃねえか 結局怒りがありオチャラケ対応してたんだろ
・こんだけ世間を批判しといて、逮捕されたら笑うwww
・ところで、嫌なことも忘れてスッキリできるいいものがあるんだがどうだい?

関連商品

コメントする

関連記事

このカテゴリの最新記事