ウィル・スミスがクリス・ロックに強烈ビンタ!
27日のアカデミー賞授賞式で、俳優のウィル・スミスさんが舞台上に上り、コメディアンのクリス・ロックさんの顔をたたく一幕があった。2人はその後もやり合ったが、米国ではテレビ中継が一時期止まる騒ぎとなった。
ロックさんはドキュメンタリー部門の受賞者を発表している最中に、スミスさんの妻を指して「G・I・ジェーンの続編を楽しみにしている」という発言をした。
スミスさんの妻の短髪をジョークにしたとみられるが、直後にスミスさんが客席から舞台に上り、ロックさんの顔をたたいた。
生放送中に放送禁止語も
米国での放送はその直後に止まったが、米メディアによると、スミスさんは席に戻った後も放送禁止用語を使いながらロックさんに向かって「妻の名前を口にするな」と怒鳴った。スミスさんの妻は、脱毛症であることを公表している。
スミスさんはテニスのウィリアムス姉妹の半生を描いた『ドリームプラン』で父親のリチャード・ウィリアムス役を演じ、アカデミー賞で主演男優賞を受賞した。《後略》
[via:朝日新聞社]
https://www.asahi.com/articles/ASQ3X43SVQ3XUHBI00X.html
【動画】
ウィル・スミスの強烈ビンタ!
クリス・ロックさんは笑いつつも驚いた様子で、「わあ、わあ、たったいまウィル・スミスに引っ叩かれたよ」と発言。呆然とした様子で、観客に「今のはテレビ史上最高の夜だったね」とコメント。
スミスさんの妻(ジェイダ・スミス)に向けて口にしたジョークは、1997年の映画『G.I.ジェーン』にちなんだもの。デミ・ムーアさんが短髪で海軍特殊部隊兵を演じた。
ジェイダさんは2018年に最初に、脱毛症との闘いについて公表。「毛が抜け始めた時は、本当に怖かった」と話していた。
ウィル・スミス&妻のジェイダ・ピンケット・スミス
「(シャワーで)両手にごっそり毛が抜ける」ようになって、自分は脱毛症かもしれないと気づいたジェイダさんは、「ああどうしよう、はげちゃうのかなと慌てた。文字通り、怖くて体が震えてしまった」と言い、そのために自分は髪を短くしているのだと説明していた。
ロックさんを叩いた後のスミスさんは、コマーシャル休憩の間、会場にいた米俳優デンゼル・ワシントンさんやタイラー・ペリーさんらになだめられていたという。《中略》
授賞式を主宰する米映画芸術科学アカデミーは「どのような形の暴力も容認しない」とツイート。
ロックさんがアカデミー賞の授賞式で、ジェイダさんをからかうのは初めてではない。
2016年の授賞式では、演技部門の候補者に多様性が欠如していると多くのスターが出席をボイコットした。
この授賞式を司会したロックさんは、「ジェイダ・スミスがオスカーをボイコットするって、自分がリアーナのパンティーをボイコットするみたいなものだよ。そもそも招待されていないんだから!」と発言していた。
ビンタの瞬間、驚くニコール・キッドマンと拡散されたこの写真は、授賞式前に撮られたもの。実際は俳優のジェシカ・チャスティンを見つけた時の反応だった。
舞台裏でも衝撃
報道陣の間にも衝撃が走った。受賞者が壇上の受賞スピーチの後に開く記者会見の最中だったが、誰もが式典の様子を映す頭上のスクリーンにくぎつけになった。なにか深刻な事態が始まったと分かったからだ。
最初は何かのジョークとか、寸劇なのかと思われた。ロックさんが自分の妻について『G.I.ジェーン』みたいだと言った後、スミスさんは最初は笑っていたようにさえ見えた。
ジェイダさんは不愉快そうな表情だったが、この時点ではまだ、何か事前に予定されたジョークなのだと思われていた。
【動画】フルバージョン
ウィル・スミスも最初は笑っていたが・・・
スミス「その汚い口で俺の妻の名を語るな(Keep my wife’s name out of your fucking mouth)」
しかし、スミスさんが席から立ち上がり、壇上でロックさんをたたいたことで、何事なのかと場内がざわつきはじめた。
もちろん2人とも映画とテレビの大ベテランなので、演技で平手打ちと見せかけることもお手の物だろう。ただし、演技には見えなかったと、誰もがいぶかしく思い始めた。
座席に戻ったスミスさんが、ロックさんに向かって「その汚い口で俺の妻の名を語るな(Keep my wife’s name out of your fucking mouth)」と繰り返した時点で、これは決してコントではないと明らかになった。テレビの生放送中に、スミスさんほどのプロが放送禁止用語を口にするなど、あり得ない事態だからだ。
もちろん、アメリカ国内の視聴者がこの罵倒語を耳にすることはなかった。米ネットワークのABCは生放送をいったん中断したからだ(訳注:日本で中継していたWOWOWは生放送を続けた)。
受賞者の控室は、静まり返っていた。授賞式のスタッフも、報道陣と同じようにショックを受けている様子だった。
[via:BBC]
https://www.bbc.com/japanese/60896996
映画『ドリームプラン』
スピーチで涙
スミスは、ビーナスとセリーナ・ウィリアムズ姉妹を世界チャンピオンに育て上げた実父リチャードを演じたことを踏まえ
「ありがとうございます。何ていうことなんでしょう。リチャード・ウィリアムズは、とにかく強く、家族を守った男です。人生の今の時期…この瞬間、私は圧倒されています。神様が私に求めていることに、圧倒されています」
と涙ながらにスピーチした。
授賞式発表前には、壇上で妻のジェイダ・ピンケット・スミスを侮辱した、クリス・ロックにビンタを張る、アカデミー賞史上でも前代未聞のハプニングを引き起こした。そのことを踏まえたのか
「人生の中で、人々を愛さなければ、守らなければならない。そして人々にとって、川のような存在にならないとならない。虐待されたり、自分の悪口を言われたり、軽蔑されることに慣れ、構わないとニコニコしなければいけない」
と口にした。その上で『マクベス』に主演し、主演男優賞を争っていたデンゼル・ワシントン(67)から「最高の瞬間でも、悪魔の誘惑に負けるなと言われた」とアドバイスを受けていたことを明かした。
そして「自分は愛情の船のような存在になりたい。ウィリアムズ一家に感謝したい。自分たちのストーリーを私に任せてくれた。彼らの愛情を伝える大使になりたい」と語った。
その上で「アカデミー、他の候補者に謝罪しなければいけない。美しい瞬間です。私は、受賞したので涙を流しているのではありません。人々に光をさすことが出来てうれしい」と語った。
さらに「私は、クレージーな父親リチャードのように振る舞った。愛情によって、クレージーな行動に出るものです。母親、家族、妻に対しても愛情を示すことが出来るが、時間を取りすぎている」と、ビンタ騒動への謝罪とも取れる発言も。
最後には「アカデミー賞の皆さん、再び招待してください」と笑みを浮かべた。
[via:日刊スポーツ]
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202203280000491.html
『ドライブ・マイ・カー』アメリカ初版ポスター
注目の日本作品は?
濱口竜介監督(43)の『ドライブ・マイ・カー』が、国際長編映画賞(旧外国語映画賞)を受賞した。同賞の日本作品としての受賞は、2009年の『おくりびと』(滝田洋二郎監督)以来2作目。
『ドライブ・マイ・カー』は、村上春樹さんの短編小説を原作に、喪失と再生を描いた物語で、西島秀俊さん、三浦透子さん、霧島れいかさん、岡田将生さんらが出演。
アカデミー賞授賞式に出席した監督&出演者
アカデミー賞の前哨戦とされる今年のゴールデングローブ賞で、日本映画として62年ぶりに非英語映画賞(旧外国語映画賞)を受賞したほか、昨年のカンヌ国際映画祭でも濱口監督らが日本作品として初めて脚本賞を受賞した。
『ドライブ・マイ・カー』は、最高栄誉の作品、監督、脚色の3部門でもノミネートされていたが、受賞はならなかった。
日本作品の候補入りは、作品、脚色賞は初、監督賞は黒澤明監督の『乱』に続いて36年ぶり3人目で、いずれも初の受賞を狙っていた。
[via:朝日新聞社]
https://www.asahi.com/articles/ASQ3X3583Q3VUCLV018.html
第94回アカデミー賞[2022年]
部門 | 受賞 |
---|---|
作品賞 | 「コーダ あいのうた」 |
監督賞 |
ジェーン・カンピオン 「パワー・オブ・ザ・ドッグ」 |
主演男優賞 |
ウィル・スミス 「ドリームプラン」 |
主演女優賞 |
ジェシカ・チャステイン 「タミー・フェイの瞳」 |
助演男優賞 |
トロイ・コッツァー 「コーダ あいのうた」 |
助演女優賞 |
アリアナ・デボーズ 「ウエスト・サイド・ストーリー」 |
脚本賞 | 「ベルファスト」 |
脚色賞 | 「コーダ あいのうた」 |
国際映画賞 | 「ドライブ・マイ・カー」 |
アニメ賞 | 「ミラベルと魔法だらけの家」 |
ドキュメンタリー賞 | 「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」 |
歌曲賞 | 「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」 |
衣装デザイン賞 | 「クルエラ」 |
視覚効果賞 | 「DUNE/デューン 砂の惑星」 |
撮影賞 | 「DUNE/デューン 砂の惑星」 |
作曲賞 | 「DUNE/デューン 砂の惑星」 |
編集賞 | 「DUNE/デューン 砂の惑星」 |
美術賞 | 「DUNE/デューン 砂の惑星」 |
音響賞 | 「DUNE/デューン 砂の惑星」 |
メイク&ヘア賞 | 「タミー・フェイの瞳」 |
ネットの反応
・ウィルスミスかっけえ。
・病気の奥さん笑いものにされたら怒るわな
・暴力はいけないが男らしくていいよ 愛妻家だね
・驚いた!ウィル・スミスが手を出すなんて!
・病気で頭丸めたのを茶化すのは一線を越えてるだろ
・行動は肯定はしないけど信念は肯定する
・フレッシュプリンス元気だね
・良くも悪くも、これがアメリカなのかな?殴るのはイカンがさすがだなウィル・スミス。
・逆にヘラヘラ何事もなかったように賞を受け取っていたら、奥さんは悲しいと思う。
・受賞後のウィルスミスの発言にも胸が熱くなったよ。素晴らしい夫婦。
・腕が振れて良いビンタだったw
・さすがにグーパンチはまずいと思ったんじゃないか
・いい音してるけど平気そうだし大問題にはならないな
・見てたけど演出かと思ったwそれぐらいやりかねん連中だからなぁ
・米国ではテレビ中継が一時期止ったようだが、日本ではWOWOWが全て流してたなw
・クリスはムカつく顔してるわw
・毒舌が売りのクズなコメディアンだから
・こりゃ殴られても仕方ない
・白人が殴ってたら社会問題になってた
・当然だが、暴力はいけない。だが、言葉の暴力もいけない。
・誰かを言葉で殴って金貰ってるコメディアンなんて文句言えないよな
・ジョークは必要だが、盛り上げるため人を傷つけるネタは肯定できない
・いろいろと議論のあるところだろうけど、他人の容姿等を揶揄して笑いを取る、と言うのは好きじゃない。
・暴力は絶対にダメだけど、暴力よりももっと許せないことだってあるし。こんなのブラックジョークでもなんでもないじゃん。多分奥さん本気で傷ついていると思うし。
・自分がどんな目に合うか分からないが、その場で手を出したことは家族にとって頼もしい父親であり夫である。
・野坂のパンチにマイクで殴って応戦した大島監督思い出したw
・拳じゃなくて平手だったので十分に許容できるのでは?
・言葉の暴力だとしても暴力でやり返すのはダメだし、感情を抑えられなくて手を出してしまっただけでは?
・手を出さず毅然と抗議できたら一番よかったのかな
・デンゼル良いこと言うな
>アカデミー聖人賞
・ウィル・スミスのスピーチのあと、主演女優賞の発表を務めたアンソニー・ホプキンス「ウィル・スミスがすべて言ってくれた。これ以上、何も言うことはありません」
・クリス・ロックが非難されるのは当然。ただ忘れちゃいけないのは、あのジョークが発せられた時、会場では笑いが起きていた。ウィル・スミスが舞台に上がった時も、殴る瞬間までは歓声が起こっていた。勿論、全員が笑っていた訳じゃないけど、確実に笑っている人間は居た。
・主演男優賞取って「この映画は家族を守った物語です」「自分が軽蔑されてもニコニコしなければならない」「でも僕は愛する者を守りたい」と涙を浮かべながらスピーチするの色々な意味で伝説だな
・ニコール・キッドマンは最優秀リアクション賞受賞ですw
暴力は批判されるべき。
ウィル・スミスは罰を受けても仕方ない。
しかし、他人の病気をイジルようなジョークも批判されるべき。
クリス・ロックも何らかのペナルティが無ければフェアじゃない
もっとボコボコにして「ジョークだよ」と言ってやればいい。
平手打ちだからしつけの範囲
①は頭どうかしてんのか? 暴力じゃないでしょ。
それに「批判されるべき」って陰険だな。
妻として同伴してきたのを「招待してない」とか言ってたこともあって、脱毛症になって、それでも丸刈りにして同伴したら今度は 病気になったことも大勢で笑うようしむける。
平手打ちで止めるのが正解だろ。
これは暴力ではない。 ①には騙されねぇぞ。
なんで これが暴力だと騙そうとしたのか、「批判されるべき」と迫害対象にしようとしたのか、説明してみろ クソが。 なにが ペナルティーがなければフェアじゃない だよ。
笑いものにされた事実は ペナルティーがあったら消えんのか? 抗議してあれ以上何か朝鮮人の口で噴かれたら もっと傷つくだろ。
①のやり口ははっきりしたわ。気持ちわりぃ
ニコールキッドマンの写真はフェイクニュースだよ
あれは全然別のシーンの写真
ウィルスミスは後のスピーチで奥さんの事を話してない。なのであっちでは自分のプライドの為のビンタなんじゃないかと批判されてるね。自分の家長としての立場を守る為の。