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初回から人気を博しているNHK「花子とアン」で意外にも美輪明宏が絶賛される理由とは!?

不倫や略奪婚が描かれ、「朝ドラらしからぬドロドロっぷり」として人気を博しているNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」だが、2014年7月18日放送回は際立って話題になっている。

花子とアン
花子とアン

「駆け落ち」を取り上げた内容もさることながら、ナレーションを務める美輪明宏さん(79)が歌う「愛の讃歌」がBGMとして使われたのだ。視聴者からは絶賛が相次いでいる。

主人公のはな(吉高由里子さん)の友人、蓮子(仲間由紀恵さん)は、福岡の大富豪・嘉納伝助(吉田鋼太郎)のもとに政略結婚で嫁いでから不自由を感じる暮らしを続けている。

はなの妹のかよ(黒木華さん)が女給をしているカフェー「ドミンゴ」で龍一(中島歩さん)という学生と出会い、恋愛関係に発展した2人は、駆け落ちのための計画を練った――というのが前回までのあらすじだ。

はなが産んだ子供に会いに行く、と伝助に嘘をついて部屋を発つ蓮子。8時11分、「あなた、ありがとうございました」と伝助に言うところから、「愛の讃歌」のイントロが流れ始める。美輪さんの厳かな歌声をバックに、蓮子は龍一のもとへ急ぐ。

8時13分、待ち合わせ時間から遅れて2人はドミンゴで対面、万感の思いで見つめ合った。

蓮子と龍一場面が切り替わり、はなに持っていく予定だった祝いの品が置きっぱなしになっているのを伝助が発見する。そして再び蓮子と龍一が映され、2人はひしと抱き合っていた。

通常、最後には美輪さんの「ごきげんよう、さようなら」というナレーションが入るが、この日はそれもなく、抱き合う2人の映像と美輪さんの歌声でドラマは終了した。

美輪さんの「愛の讃歌」は視聴者にとってかなりありがたいものだったようで、ネット上では「ふわああああ!美輪さんの愛の讃歌ああああ!すげえええええええ!」「美輪さんのナレーションは今日の愛の讃歌のためにあったと言っても過言じゃないな」「今日の『愛の讃歌』は蓮子と龍一の愛の深さと、二人の罪と業のようなものが表現されていたと思う。素晴らしい歌声」など、絶賛の声が相次いだ。

ツイッターでは、BSプレミアムでの放送終了後の7時45分頃から、またNHK総合での再放送終了後の13時過ぎから、1日に2回も「愛の讃歌」がトレンド入りした。

「愛の讃歌」は仏のシャンソン歌手、エディット・ピアフさんが歌ったものが原曲で、シャンソンを代表する曲として世界中で多くの歌手がカバーしている。

日本では岩谷時子さんの訳詞で越路吹雪さんが歌った、「あなたの燃える手で...」という歌い出しのものが特に有名だが、美輪さんは「私はアーティストの良心に従って、原詩を尊重して歌っています」(ローソンチケットのインタビューで)として、自ら直訳に近い日本語訳で歌い、その後、仏語のままで歌うというスタイルを取っている。

美輪さんは12年末の紅白歌合戦で「ヨイトマケの唄」を披露して視聴者に強烈なインパクトを残し、13年にも「ふるさとの空の下で」を紅白で歌っている。[j-cast]
http://www.j-cast.com/2014/07/18210943.html?p=all

■美輪明宏「ごきげんよう」のヒミツを明かす

「ナレーションの収録は、1カ月に1回、4週分をためて録っています。じつはその時点では、まだ映像も何もないんです。音楽などBGMもない。あるのは台本のみ。

美輪明宏
美輪明宏

だから毎回、せりふだけを読んで、自分の頭の中で、"仕上がりはこういう絵になる""音楽はこんな感じで流れるだろう"という計算をしながら収録しているんですよ。

後で映像と音楽ができあがったときに、私のナレーションが、ピタッとハマるかどうか、心配は心配ですけどね。でも、おかげさまで、どうやらそれがうまくハマっているようですけど(笑)」

そう話すのは、視聴率23%超えを連発する人気ドラマ、NHK連続テレビ小説『花子とアン』で"語り"を担当されている美輪明宏さん。

毎朝、美輪さんが番組の最後に言う「ごきげんよう、さようなら」のせりふは、いま子どもたちの間でブームになっている。そして大人たちからは、「心が和む」「癒される」といった意見も多く聞かれ、老若男女から大好評だ。そんな美輪さんが、今回本誌のために、美しい「ごきげんよう」のヒミツを語ってくれた。

「日本語には美しい言葉がたくさんあります。たとえば、"ごきげんよう、さようなら"の後に"ごめんあそばせ"ということばもあります。最近、"ごめんあそばせ"なんて言わないでしょ(笑)。あとは"卒爾(そつじ)ながら"......とかね。卒爾ながらというのは、『失礼ながら』という意味です。

いまの時代、こういう言葉を聞いたり、知ったりすると新鮮に感じるんです。その言い方も、鼻濁音を上手に使うといいんです。このことは、皆さんあまりご存じないないのね」

鼻濁音というのは、濁音の前に鼻に抜ける小さな"ん"をつけたもの。言葉の頭に濁音がきた場合には"がぎぐげご"でいいが、2番目以降に濁音がきた場合には、鼻濁音をつけたほうがいいと美輪さんは言う。

「そのまま"ごきげんよう"というと、ちょっと角が立って聞こえますが、鼻濁音を使うと優雅に聞こえるんです。昔の東京弁とか山の手、下町の言葉でも、鼻濁音を使っていたんですよ。

『花子とアン』の放送が始まってから、皆さんに『美輪さんの"ごきげんよう"は、なぜあんなに優しいんですか?』と、よく聞かれます。何でもない。ただの鼻濁音の使い分け(笑)。そういうしゃべり方、言い方を知っているだけなんです。ですから、まずは日本語を学ぶことですね」[女性自身]
http://jisin.jp/news/2642/7462/

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[1] 匿名

榎原と組んで詐欺ペテン番組やってたオカマじじいか

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