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【速報】サッカー女子W杯なでしこスイスに1―0初戦勝利!連覇へ白星発進

FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015のグループステージ第1節が9日に行なわれ、グループCでなでしこジャパンとスイス女子代表が対戦した。

前回大会覇者として今大会に臨むなでしこ。連覇に向けて大事な初戦を迎えた。対戦相手のスイスは今大会でワールドカップ初出場。連覇へ好発進したいなでしこと、大会初勝利を収めたいスイスの一戦となった。

なでしこ スイス戦のスタメン

なでしこは、GK山根恵里奈、DF有吉佐織、DF岩清水梓、DF熊谷紗希、MF宇津木瑠美、MF安藤梢、MF阪口夢穂、MF澤穂希、MF宮間あや、FW大儀見優季、FW大野忍がスタメン。

世界史上初の6大会連続出場となった澤は代表通算200試合出場、キャプテンを務める宮間は150試合出場を達成している。

□ 前半

ファーストシュートはなでしこ。8分、左CKから宮間のボールに、ファーサイドへ走り込んだ岩清水がヘディングで合わせるも、シュートはクロスバー上に外れた。

スイスは12分、レイチェル・リナストからのスルーパスに、ラモナ・バッハマンがペナルティエリア内左に抜け出してシュートを放つ。だがこれは、飛び出した山根がセーブしピンチを凌いだ。

なでしこは15分、大野からの横パスを受けた宮間が、エリア手前中央で右足を振り抜くが、シュートは枠の左に逸れた。

18分には、エリア内右に抜け出した有吉が中央へグラウンダーのクロスを送る。ニアサイドに安藤が飛び込むが、合わせきれず、ゴール前でフリーの大儀見にもわずかに合わなかった。

27分、大儀見の浮き球のパスでエリア内に抜けだした安藤が、飛び出したGKゲル・テルマンを見てループシュートを放つと、そのままGKと交錯。

安藤がGKと交錯してファール判定

これがファールの判定でなでしこがPKを獲得した。29分、宮間がこのPKを落ち着いて枠の左隅に決めて、先制に成功。だが32分、その代償に安藤が負傷交代となり、菅澤優衣香がピッチに投入された。

宮間がPKを決めて先制

なでしこは37分、左サイドの宮間がクロスを入れると、エリア内の阪口がワントラップからシュートを放つが、テルマンにブロックされた。

スイスは43分、バッハマンが左サイドから中央へ切り込んで、右足を振り抜くが、シュートはゴール左に外れた。前半はこのまま、なでしこの1点リードで折り返す。

□ 後半

後半に入って50分、スイスは味方の落としからエリア手前中央のヴァネサ・ベルナウアーが、ダイレクトでシュートを放つが、これはクロスバーの上。

52分になでしこは、大野がエリア手前中央でこぼれ球に右足を振り抜くが、枠を捉えられなかった。

55分、スイスがなでしこに脅威を与える。バッハマンが左サイドからドリブルで持ち上がると、スピードにのってそのままGKを含むなでしこ4人をかわす。

だが、最後のタッチが大きくなりエリア内左のゴールライン際で切り返したところで、なでしこがクリアした。56分、なでしこは澤に代えて、川村優理をピッチに送り出した。

一方のなでしこは68分、エリア手前中央でパスを受けた菅澤が、反転して右足を振り抜くが、シュートは惜しくも右ポストに弾かれ、追加点とはならなかった。

なでしこ 菅澤

75分、右CKを獲得したカナダは、中央へボールを供給。それに反応した山根だったが、キャッチしきれず、こぼれ球をアナ・マリア・クロノゴルビッチがダイレクトシュート。だが、ゴール前の菅澤が頭でクリアし、ピンチを凌いだ。

45分、なでしこは大野を下げて川澄奈穂美をピッチに投入。直後に阪口がエリア手前からシュートを放つが、枠の左に外れた。

後半アディショナルタイムに入って93分、なでしこのクリアボールを、エリア内でフリーのバッハマンがダイレクトシュートを放つが、枠の上に外れた。

スイスはバッハマンを中心として終盤に攻勢を見せるが、試合はこのまま終了。宮間のゴールを守り切ったなでしこが、1-0でスイスに勝利を収め、連覇へ向け白星発進となった。

なでしこは、13日にグループステージ第2節で、カメルーン女子代表と対戦する。

□ スコア
なでしこ 1-0 スイス

□ 得点者
1-0 29分 宮間あや(PK)(なでしこ)

[引用/参照:http://news.mynavi.jp/news/2015/06/09/287/]

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