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地味なメンバーだらけで影が薄い侍ジャパンの不安な先行き

新生”侍ジャパン”がスタートしたが、影が薄い印象が否めない。8日から台湾代表との3連戦を行い、見事に3連勝を飾ったが、たとえば初戦翌日のスポーツ各紙の1面は、島倉千代子さんの訃報で埋め尽くされた。

小久保裕紀

「そもそも監督の小久保(裕紀)に華はないですし、今回は26歳以下の選手たちで構成されていて、率直に言って地味でしたから……。

中田翔

台湾で一番注目された選手は中田翔(24)でしたが、実は中田よりサインを多く求められたのが、現地でプレーしたことがあり、テレビ解説のために台湾入りした西武前監督の渡辺久信氏という体たらくでした」(スポーツ紙デスク)

西武前監督の渡辺久信氏
西武前監督の渡辺久信氏

若手中心にもかかわらず、今季の日本球界の話題の中心だった大谷翔平(19)と藤浪晋太郎(19)もいなかった。4年後のWBC本番では中心選手になっていてもおかしくない存在だが、なぜ選ばれなかったのか。

大谷翔平|藤浪晋太郎
大谷翔平|藤浪晋太郎

「今回の編成は、まず12球団に参加可能な選手のリストを提出させ、そこから選考していますが、2人の名前は日本ハムと阪神が提出したリストに入っていなかったそうです。二刀流を続ける大谷は、この秋の練習が大事、という意味で出したくない。ルーキーイヤーからローテーションに入って投げていた藤浪は、疲労を心配されて休ませたいと、両球団は判断したようですね」(同前)

ベテラン野球記者がこう指摘する。

加藤良三
「今回の侍ジャパンがパッとしない元凶は加藤良三前コミッショナーにある。統一球問題でNPBがゴタゴタしたため、監督選びから後手に回ってしまった。

そのうえ、選手選考からも分かるとおり、球界全体がまだ本腰を入れて常設化された日本代表に取り組もうとしていない。台湾戦の第1戦と第3戦はテレビ中継が途中で終ったが、要はその程度のバリューしかないと皆が思っているわけです。サッカーW杯と違い、WBCはまだ、直前になってようやく盛り上がる程度の大会ということなのでしょう。もっとも、スポンサー集めは上手くいっているようで、ビジネスとしては上々の滑り出しだそうですが」

試合結果は最高の滑り出しとなった”小久保ジャパン”だが、その先行きはまだまだ不透明なようだ。

[週刊文春]
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/3343

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コメント

  1. 1
    名無しさん 2013/12/02 17:48

    確かにまだ一般的に浸透してないメンツだけど、捕殺数№1のカープの菊池、同じくカープの丸や最多勝の小川とか将来的に楽しみな人材が多いじゃないか

  2. 2
    名無しさん 2013/12/02 17:50

    確かにまだ一般的に浸透してないメンツだけど、捕殺数№1のカープの菊池、同じくカープの盗塁王のや最多勝の小川とか将来的に楽しみな人材が多いじゃないかなと思います。
    パ・リーグのメンツは中田以外今は思い出せないですが…
    それでも今年のルーキー達は予想以上に活躍しましたね☆

  3. 3
    名無しさん 2013/12/02 18:44

    WBCとか勝ったから何?
    国際試合に勝ったから何?
    そんなどうでもいい事の為に身を粉にして頑張って来たわけじゃなかろう…

  4. 4
    名無しさん 2013/12/02 19:11

    こんなネガティブな記事を書くからいけないんじゃないの?

  5. 5
    名無しさん 2013/12/02 19:12

    そこらにいた幼稚園児「ねぇ〜脱税て日本では犯罪でしゅよね〜」

  6. 6
    名無しさん 2013/12/02 19:13

    だいたいアメリカが本気にならないからね… あそこが負けても怪我しなければとか、野球先進国として無気力な限りやる意味はないでしょ…。

  7. 7
    名無しさん 2013/12/02 20:47

    島倉の出前いっちよな肛門をクンカクンカしたい

  8. 8
    名無しさん 2013/12/03 6:28

    WBCなんてやめちまえ

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