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ヤンキース・ピネダの松ヤニ不正投球問題から分かる日米の違いとは!?

米国を騒がせたピネダ(ヤンキース)の不正投球。メジャーではボールにつばなどの異物をつける「スピットボール」、紙ヤスリなどで傷をつける「スカッフボール」などが横行しているが、日本ではどうなのか。

不正投球で退場となったヤンキース・ピネダ
不正投球で退場となったヤンキース・ピネダ

ウォーレン
最も有名なのは00年にロッテに在籍していたウォーレンだろう。西武の東尾監督(当時)から「ボールに傷をつけている」と指摘され、憤慨。翌日の西武戦前の練習ではグラブにヤスリやカッターなどをつけ、皮肉交じりに抗議をした。

ガトームソン

ヤクルト、ソフトバンクで活躍したガトームソンも、不正投球を疑われた。グラブの中でやたらとボールをこねくり回す姿に疑惑の目が向けられるも、本人は「オレは指が短いから、しっかり握らないといけないんだ」と説明した。

助っ人ばかりではない。球界OBが言う。

「タイトルを獲得したこともある投手は果物用のワックスを愛用。『これが一番効果があるんだよ』と語っていた。パに在籍していた選手は試合中、水たまりに落ちたボールを交換せずに使うと、驚くほど変化球が曲がったとか。髪の毛にグロスを塗りたくり、マウンドでやたら髪をいじっているのもいた。ある有名投手は、ベルトのバックルでボールに傷をつけていると疑われていた」

不正投球といっても、メジャーと日本では目的が異なる。メジャー公認球は滑りやすいので、ピネダが松ヤニを使ったように滑り止めにするケースが圧倒的に多い。

逆に日本のボールは滑りにくいので、滑り止めの意味がない。その代わり、指や表面を濡らせば「抜いて投げる」フォークやチェンジアップなどの変化球が効果的になる。逆に滑りやすくするのだ。ボールに異物をつければ軌道が不規則になるので、そうした効果を狙った不正投球が主だ。

評論家の小川邦和氏は「僕が73年に巨人に入団したとき、当時の首脳陣に『研究しろ』と言われたことがある」と、こう言う。

「まともに投げては一軍で通用しないと思われたのかと、がっかりしましたね(笑い)。他に研究した投手もいたようですが、結局、うまくいかず不正な投球はやらなかったです。米国の3Aでプレーしたあと、広島に入団したときも、米国で見聞きしたことを参考にしてスピットボールの練習はした。ボールがすごく落ちて、事情を知らないコーチからは『小川はシンカーが一番いい』などと褒められたが、後ろめたくて試合では投げませんでした」

生存競争の激しいメジャーやメキシカンリーグでは、「オレは野球で生きていくしかない。バレない限りは何でもしてやる」という選手が少なくない。生活環境からくるハングリー精神というか、筋肉増強剤を含めた薬物使用と根っこは一緒だ。

「不正投球をする日本人は、あからさまに挙動不審になるから疑われる。ルール違反をしているという後ろめたさがあるのではないか」(前出のOB)

明らかな不正なのだから、「後ろめたい」のは当然。インチキで勝っても価値は半減だ。[日刊ゲンダイ]
http://gendai.net/articles/view/sports/149790

■ヤンキース・ピネダの松ヤニ不正投球問題

米大リーグ、ヤンキースのマイケル・ピネダ投手(25)が23日、ボストンでのレッドソックス戦で違反物質の松やにを使った不正投球により退場処分を受けた。ピネダは使用を認め「間違いを犯した。もう二度と起こさない」と語った。

ピネダの首に松ヤニがくっきり
ピネダの首に松ヤニがくっきり

一回に2点を失い「一回に球が手につかず、打者に当てたくなかった」と説明した。チームメートには謝罪したという。後日、大リーグ機構から出場停止処分が科される見込み。

二回2死走者なしで迎えたサイズモアの打席中にレッドソックスのファレル監督が球審に抗議。球審がピネダの首の右側を触ったところ、茶色い物質が確認された。

ピネダ右手の松ヤニ

ピネダは10日のレッドソックス戦でも右手に同様の物質が付着しているとテレビ中継局が伝え、試合後に松やにの使用を本人が否定していた。[日経新聞]
http://www.nikkei.com/article/DGXNSSXKE0240_U4A420C1000000/

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コメント

  1. 2
    名無しさん 2014/05/01 20:56

    ガトームソンのサトームセンに似てる肛門をクンカクンカしたい

  2. 1
    名無しさん 2014/04/29 22:00

    パンツの中に塗っとけばバレなかったのに

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