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【W杯予選】サウジ戦 清武、原口弾で勝利!半端ない大迫の収まりwハリルJは甦った!?

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ロシアW杯アジア最終予選B組(15日、日本2-1サウジアラビア、埼玉)B組3位の日本(FIFAランク51位)は同1位のサウジアラビア(同54位)と対戦し、2-1で勝利。

サウジアラビアと並ぶ勝ち点を10としたが、得失点差でサウジアラビアを上回れず“暫定2位”となった。

1位 サウジアラビア(勝ち点10、得失点差+4)
2位 日本(勝ち点10、得失点差+3)
3位 オーストラリア(勝ち点9、得失点差+3)

今予選初戦のUAE戦に敗れてから苦しい戦いを強いられていた日本は、勝ち点を10ポイントに伸ばして2位に浮上。サウジアラビアとは得失点差わずか「1点」で、W杯に自動的に出場できるグループ2位以内に入っている。

一方、オーストラリアはタイに2-2で引き分け、3試合連続のドローで足踏みが続き、3位に後退した。

このままの順位で終われば、グループAの3位と争うアジア4次予選に回ることになり、そこに勝利した上で北中米カリブ地域の4位との大陸間プレーオフに勝ってW杯出場権を獲得しなければならない。

[via:http://www.footballchannel.jp/2016/11/15/post185256/]

正しい競争

ハリルホジッチ監督は本田圭佑、岡崎慎司、香川真司をスタメンから外す。本田と岡崎は所属クラブでの出場が限られ、香川は足首に痛みを抱えていた。

代わって先発したのは久保裕也、清武弘嗣、大迫勇也である。久保と大迫は所属クラブでポジションをつかんでおり、コンディションは申し分ない。大迫はオマーン戦で2ゴールをマークし、久保も代表デビューを飾っていた。

清武はセビージャのレギュラーではないものの、オマーン戦で1得点2アシストを記録した。実戦から遠ざかっている選手は積極性を失いがちだが、この背番号13は相手守備陣の脅威となった。

トップ下として先発する資格があることを、直前のテストマッチで証明していたのである。

戦術的な変化

ハリルホジッチ監督指揮下の日本が、最終予選で苦戦を強いられてきたのはなぜか。最大の理由は「らしさの欠如」にある。

指揮官が求めるタテに速いサッカーを意識するあまりに、攻撃からコンビネーションが削り取られていたのだ。選手同士の距離感が遠いために、ワンタッチでボールをさばける場面が少ない。

その結果として攻撃のスイッチがなかなか入らない、攻撃がスピードアップしない、数的優位を作れない、相手守備陣を揺さぶれない、といった弊害が生じていた。

ゲーム体力やゲーム勘の欠如を隠せない選手がいたのも、組織ではなく個で戦う局面が多かったからである。

ボールが収まる大迫

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攻撃の「らしさ」を取り戻すきっかけは、オマーン戦でつかんでいた。中長距離のパスでアタッカー陣を走らせるのではなく、1トップの大迫をターゲットとすることで、連動性のある攻撃が実現されていたのである。

大迫はサウジ戦でもしっかりとボールを収め、2列目はもちろん、サイドバックの攻撃参加も引き出した。ゴールこそ奪えなかったものの、1対1の局面ではタフに戦い続けた。勝利の立役者といっていいパフォーマンスである。

攻撃の変化を示すものとして、80分の2点目は分かりやすい。

最終予選初出場となった左サイドバックの長友佑都が、後半から久保に代わった本田との連携で左サイドを破り、グラウンダーのクロスをゴール前へ供給する。

ペナルティエリア内には1トップの大迫だけでなく、64分に清武と交代出場した香川、オマーン戦から効果的な飛び出しを見せてきたボランチの山口蛍、それに原口元気がいた。

右サイドバックの酒井宏樹も、ペナルティアークまで侵入している。個の頑張りを前提としたタテに速いサッカーでは、これほどの厚みは生み出せない。

タテに速いサッカーが悪いわけではない。それは、コンビネーションという「らしさ」を消された場合の打開策になる。パスサッカーの追求が度を過ぎると、ブラジルW杯の二の舞となってしまう。

大切なのは使い分けである。2つの攻撃パターンを織り交ぜることで、それぞれの良さを際立たせていくのだ。

どのようにゴールするのかではなく、ゴールを奪うことを最優先すれば、そもそも使い分けに悩むことはない。手段と目的が整理された意味でも、サウジ戦は今後につながっていく。《中略》

最後の1失点は

サウジ戦で見落としてはいけないことが、もうひとつある。

後半終了間際の失点は、重く受け止めるべきだ。1点差に迫られただけでなく、2点目を許してもおかしくないシーンを、作られてしまったことも。

[via:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161116-00826904-number-socc]

【採点】

西川周作 5.5 ビルドアップにも関与し、サウジアラビアのプレスをいなした
酒井宏樹 5.5 右サイド深くまで駆け上がり、シュートチャンスを演出
吉田麻也 5.5 高さで優位を保ち、セットプレーでも相手を離さなかった
森重真人 6 素早く間合いを詰め、相手から自由を奪った
長友佑都 6 後半にギアを上げ、いい攻め上がりで原口のゴール演出
山口蛍 6 豊富な運動量で広範囲をカバー。前にも顔を出す
長谷部誠 6 アグレッシブな山口とバランスを取りながら中央を監視した
清武弘嗣 8 間でボールを受け続け、攻撃操る。PKもとてつもないコースに決めた。足の状態が心配
久保裕也 6 ボックスへの入り方には可能性を感じさせた。サイドで起点になるシーンも
原口元気 7.5 この日も速攻で存在感を発揮。最終予選4戦連続ゴール
大迫勇也 7.5 前線で引き出す上手さが光る。彼にボールが収まるから攻撃が停滞しない。今日も半端なかった

本田圭佑 5.5 意気込みは感じられたが、不用意なプレーも。チームのテンポには乗れず。左では長友と好連係
香川真司 5.5 立ち位置を微調整しながら相手のパスコースを消す。守備での貢献はあったか
岡崎慎司 - 出場時間短く採点不可

疑問残すハリル采配

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督 5.5 本田、香川を先発から外したのは進歩も、後半に投入しピッチからリズムが削がれた

[via:http://www.footballchannel.jp/2016/11/15/post185185/]

ネットの反応

・途中からギア上がった本田と違って香川が酷すぎた 寄せも切り替えも反応も、全てにおいて遅い。そのくせふらふら中央に居座りやがって、邪魔なんだよクソが
・何言ってんだよ香川は2点目アシストしただろうどこ見てたんだよ
・清武よりも原口にやりたいなーmom
・良かった! 本当に良かったぞ!
・大迫原口は素晴らしかった
・本田5回くらい決定機 全部潰すってなんなんアレ
・本田のやばさって練習段階ではわからないものなの?コンディションが悪いとかそんなレベルじゃない酷さだったけど
・本田香川はポスト使わないなホントw あれだけ中央制圧してた大迫を囮にしか使わないで消しにかかるとは
・本田や岡崎はスタメンじゃなければまだ使いどころあるんだろうけど、マジ香川は使えないしもう呼ばないで
・香川は目の前の敵やチームメイトを見ないで自分のメンツばかりに捕らわれてるのが誰の目で見ても明らか
・最後の吉田とゴリがかぶったところだけは悪いときの日本だった
・中東の笛がないと、余裕のヨシダマヤ
・原口どんたけ頑張るねん お前には頭下がるわ
・教えといてやるよ 日本は縦にポンとロングパス入れておけば簡単に崩せるよ 自分達のサッカーに拘ってパスサッカーを通したのがサウジの敗因だ

海外の反応

・大きな勝利だ
・PKの判定はラッキーだった
・1、2年前、本田と香川は途中から出てくることを誰が想像しただろうか
・本田のコンディションは本当に悪いな、彼のドリブルは存在していない
・ファン・マルバイク監督のサウジにとって初めての敗戦 でも、この出来なら絶望すべきではないね
・あんなに完成した(日本の)パフォーマンスだっただけに最後に失点したのは最悪だ
・サウジアラビアにPKがなかったもんな、よくやった日本
・このフレッシュな日本代表がロシアワールドカップ出場を決めるのが本当に楽しみだ
・原口元気はなんて選手になっているんだ、印象的だ
・長谷部と山口に賞賛をしないといけないよ 今日の中盤は堅実で集中していた
・レフリーに感謝してよ 今日の彼は本田よりも良い素晴らしい仕事をしたよ
・サウジアラビアのファンが試合後に埼玉スタジムを掃除しているのが見られて嬉しい
 >ピッチ上でかなり汚いのにな
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