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【クラブW杯】鹿島アントラーズが決勝へ!レベル差は明白だったのに勝てたのは・・・


遠藤康がヒールで2点目のゴール

鹿島3-0アトレティコ・ナシオナル[クラブW杯◇準決勝◇14日◇吹田]

鹿島の鉄壁守備が南米王者を完封した。好セーブを連発したGK曽ケ端準(37)が、この試合のMVPとなるマッチ・アワードを受賞。

24歳昌子と22歳植田のセンターバック(CB)コンビも体を張って守りきった。南米の強豪ナシオナル・メデジンに計24本のシュートを浴びたが、歴史的勝利へと導いた。

[via:http://www.nikkansports.com/soccer/news/1751967.html]

ビデオ判定後に危機感

PKによる先制点にスタジアムが沸くなか、昌子源はファン・サポーターとはまったく別のことを考えていた。

「ああいうのでPKになるなら、うち(鹿島)も取られる可能性が高いな」

西大伍がペナルティエリア内で倒されたシーン。後にビデオ判定によってPKが認められたが、ファウルが起きた瞬間は主審も副審もプレーを流していた。それくらい微妙なコンタクトプレーがPKになったことに、昌子はディフェンスの人間として危機感を覚えたのだ。

「モニターで大伍くんが倒された映像を見て……相手を掴むと俺たちもファウルを取られるぞと、チーム全員に回しました。

それからは特にセットプレーの時は、笛が鳴るたびにみんなに言ってました。手を使わずに身体をぶつけに行こうと」

その言葉どおり、鹿島はその後、クリーンにファイトを続けた。

セットプレーでは、「先に触られるシーンが多かったけど、最後をやらせなければ」と必死に身体を寄せて対応。流れのなかでも、あからさまに手を使うような悪質なファールはなかった。

実際、鹿島はイエローカード1枚も受けていない。

シュート数で10対24と圧倒的な差をつけられながら3-0で勝ったのは、「クロスバーとかにも救われた」ラッキーな側面があったのは確かだ。

ただ一方で、相手のミスから学び、PKのリスクを極力排除したクレバーな対応が、無失点につながったとも言えるだろう。

[via:http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=21214]

予想以上の攻撃力
レベル差は明白

鹿島が大金星を挙げた準決勝を、CB昌子の言葉から振り返ってみたい。

「0-5になってもおかしくないと思った」

猛攻にさらされた前半の心境を、彼はこう明かした。

「もう必死で、どこが危ないのかも分からない。とにかく弾くぞ、クリアするぞというだけでした」

私も4、5点差はつくかな、と思っていた。レベルの違いが明らかだったからだ。

例えばポストプレー。

私はJリーグを見る時、クサビのパスをFWが収めて味方につなげば、それで成功したと考える。

だが、ナシオナルの面々は違った。CFボルハや右FWベッリオあたりは収めて当たり前。その上で大胆に抜きにかかる。

しっかりと腰を落として、足もとにボールを置く。背後のDFが身体をぶつけてくると、その力を利用して巧みに身体を入れ替え、前を向く。敵がボールを掻き出そうと足を出すと、今度は開いた股を抜きにかかる。

ポストはポストでも、やっていることがまったく違うのだ。

石井監督も語っていたが、ナシオナルの攻撃力は予想以上だった。だが、もうひとつ予想以上だったことがある。それはナシオナルのペースダウンだ。

ふたたび昌子の言葉。

「ナシオナルは長距離移動の疲れもあるし、時差もある。だから落ちてくると思っていましたが、思った以上に動きが落ちたんです。それに僕らも、前半で向こうの動きに慣れましたしね」

人間は良くも悪くも慣れる生き物。猛攻に晒された前半で、鹿島はある程度、ナシオナルの速さ、強さ、上手さに慣れた。しかも後半になり、疲れと焦りが出たことでナシオナルの動きが明らかに落ちた。

鹿島がナシオナルの自滅に乗じ、勝利を手繰り寄せたことは間違いない。《中略》

ナシオナルには酷な敗戦

世界一の座を懸けてレアル・マドリーと対戦する—―。その夢が突如として目の前から消えてしまい、サポーターたちは試合後、呆然自失となっていた。泣いていたサポーターも多かった。

南米サポーターの情熱には、いつもながら頭が下がる。

吹田スタジアムの周辺では、クラブワールドカップ用の応援グッズを売るナシオナルのサポーターが何人もいた。高い旅費を少しでも賄おうと、鉢巻きやフラッグ、マフラーを大量に作って日本まで持ち込んだのだ。

ナシオナルとレアルの対決を記念した決勝の日付け入りマフラーは、もう売れなくなってしまった。

[via:http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=21217]

海外メディアの反応

>ナシオナルの地元紙『エル・コロンビアーノ』
・日本のツナミが緑の幻を崩壊させた
・主審のヴィクトル・カッサイは前例のない決定を下した。判定の確認をしている時間など、今後議論の的となりそうだ
>スペイン紙『マルカ』
・鹿島がナシオナルを“凍らせた”
>中国メディア『捜狐体育』
・この歴史をつくったチームの先発メンバーにはなんと助っ人外国人が一人もおらず、全員が日本人選手だった。われわれのリーグを振り返ると、年々巨費を投じて有名選手を買いあさっている。われわれが金を無駄に使っている時、日本のクラブは日本人選手のみでアジア最高の成績を収めた。これは確かにある種の問題を説明している。
>ジーコ
・鹿島はとても好調であり、世界タイトルを獲得することができる
>レオナルド
・FIFAクラブW杯の決勝ガンバリマショウ!

海外の反応

・冗談抜きに鹿島は素晴らしいパフォーマンスを見せたよ 全力でプレーしていた<ナシオナルサポ>
・これは現実に起きているのですか、それともキャプテン翼のお話ですか?
・間違いなく今年俺が見てきた試合の中でもトップ3に入る興奮させる試合だった<ローマサポ>
・素晴らしい!アジアで初めてクラブワールドカップの決勝進出したチーム!<インド>
・鹿島アントラーズはとんでもない格好いい名前である事実は無視しないでおこう<アメリカ>
・サッカーを永遠に嫌いになるには、うってつけの試合だわ<ブラジル>
・一体何なんだ、ナシオナル 南米チームに完全に恥をかかせやがって<ペルー>
・試合を通して勝っていたのは明らかだ ただ運がなかっただけだ!<ナシオナルサポ>
・ビデオ判定でのゴールで負けるのと 最後3-0で負けるのは別のことだ、これはとにかく恥ずかしい<コロンビア>
・決勝での鹿島に過度の期待はしていないが 競争力の高い試合にしてくれることを願っているよ<イングランド>

ネットの反応

・1週間前はJリーグの優勝でさえ可能性がないと思ってたのに
・個でも組織でも余裕で負けてたけど笑えるくらい鹿島っぽい鹿島だった
・鹿島は日本代表より強いわw
・あのPKの1点だけじゃなくて良かった。
・金崎見てると、やっぱりフィジカルって大事だな
・なぜ勝ったかいまだに、わからんw
・けどマドリー敗退のオチだけはやめてくれよな
・すげえと思った守備が全部昌子だった
・鹿島の空気の読め無さwwww 好きw
・まぁアトレティコナシオナルはあれだけ外しちゃ勝てないわな
・勝ち方がすごく鹿島っぽくて笑った
・昌子ヤバすぎw今日の活躍を続けてくれたら余裕で欧州でもやれるわw
・昌子 次の試合次第でマンチェスターシティ移籍あるで
・テクノロジーがマリーシアを封じたらこうなるのかw
・鹿島にとって空気は読むものじゃなくて吸うものだからな、いつも
・代表だったら後半失点する流れだよな なんで鹿島こんな固いんだ
・今頃世界中の人がKashimaで検索して出てきた画像に困惑してるんだろうな
 >くそわろた
 >俺も困惑したわ
 >検索してふいた 何だよこれ
 >強そうな武器もってんじゃんw
 >まあ日本らしいといえば日本らしいが(笑)
 >なんだこれww
 >嬉しくて泣くの我慢してたのに、声出して笑っちゃったじゃないか

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