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ゴジラ松井 厳しいWBC参加

ゴジラの侍ジャパン入りに”米国の恩師”が反対の意向を示し、波紋が広がっている。

山本浩二監督

来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表を率いる山本浩二監督(66)が、前レイズの松井秀喜外野手(38)を招集メンバー候補の一人と考えていることを明言。

日本国内では大きな話題を呼んでいるが、かつてヤンキースで松井の在籍時代に指揮官を務めたジョー・トーリ氏(72=WBC米国代表監督)は愛弟子の同大会参加に一貫して「NO」の立場を取り続けているという。一体なぜ…。

ジョー・トーリ

あのトーリ氏が「WBC」と「松井」について熱く語った。米球界で注目を集めたのが、今月に入り、米スポーツ専門局「ESPN」で放送されたWBC米国代表監督・トーリ氏の独占インタビューだ。来年3月開催の大一番を前に「日本が最大の難敵となる」とコメントした同氏は「イチロー(ヤ軍)やダルビッシュ(レンジャーズ)ら多くのメジャーリーガーが参加することを想定し、日々研究しているところだ。まだ見ぬ日本人選手にも警戒しなければならない」と続け、米国の同大会初Vの最大のライバル・日本の分析に全力を注ぐことを明かした。

だが特筆すべきは、この後の発言。レイズを7月に解雇されて現在無所属となっている松井の日本代表入りについて、こう述べたのだ。

「彼は無理だろう。WBCに参加することは得策ではないと思う。もう一度メジャーリーグでプレーするならば、新しいチームのスプリングトレーニングで自分をアピールすることが何よりも先決だ」

松井秀喜

あくまでも「個人的見解」とした上での提言だが、松井にとってトーリ氏の言葉は重みがある。2003年のヤ軍入団時の監督であり、以来07年までの5シーズンにわたってさまざまなアドバイスを受けた”米国の恩師”だからだ。松井は常々、「トーリ監督がいなければ今の自分はない」と話している。

松井は去就についての意思は表明していない。現在、自宅のあるニューヨークに滞在中だという。スポーツジムで精力的に汗を流しており、関係者の話を総合すると米国で現役続行の道を選ぶ可能性が極めて高い。

トーリ氏が指摘するように米国で新たな球団の春季キャンプに参加するとすれば、マイナー契約での招待選手の可能性が大。これまで以上に自分の存在をアピールしなければならなくなる。松井も厳しい立場は十分に分かっているはずだ。

現地時間11月8日、ニューヨーク市内でトーリ氏が主宰する慈善団体のパーティーが行われる予定。毎年開催される同パーティーに松井は03年から欠かさず出席しており、そこでの再会が予想される。恩師から直接「出ないほうがいい」と言われれば、松井も「不出場」の答えを下すだろう。

アーン・テレム

「松井は今度のWBCにも出ない。トーリ氏の見解は正しいよ。メジャーリーグでは、誰もがそう思っている。WBCに出れば彼のメジャー復帰の道は完全に閉ざされる。各球団に売り込みをかけたい代理人(アーン・テレム氏)もWBC出場はマイナス要素にしかならないから、強硬にストップをかけるはずだ」(メジャー関係者)

山本監督の発言で急浮上した松井のWBC参戦は、残念ながら”打ち上げ花火”で終わりそうだ。

[東スポ]
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/51977/

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コメント

  1. 21
    名無しさん 2012/11/19 21:16

    今更だけど、実際なにが問題かって
    松井が今WBCに出たとして、更に活躍したとしても、なんら対外的なアピールにならず、
    「WBCに出るのはマイナス要素しかない」
    と評論家に言われてしまうようなWBCという大会自体だと思うんだけど。

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