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真田広之『SHOGUN』エミー賞18冠で噴出する「日本スゴイ論」に疑問 過去の不倫の蒸し返しに批判も

『SHOGUN 将軍』エミー賞18冠

真田広之「海を越えることができた」

米テレビ界最高の栄誉とされる第76回エミー賞授賞式が15日(日本時間16日)ロサンゼルスで開かれ、真田広之(63)が製作、主演したドラマ『SHOGUN 将軍』(ディズニープラス)が作品賞など18冠に輝いた。

今月上旬に技術系などの分野で14賞を獲得しており、真田の日本人初となる主演男優賞を含め4賞を加えて、テレビ番組の単一シーズンの受賞数としては歴代最多を記録。

演技だけでなく、作り手としても米国で挑戦を続けてきた真田が、快挙を成し遂げた。

日本人初の主演男優賞も授賞した真田は、壇上で共演者に囲まれ、

「これまで時代劇を継承して支えてきてくださった全ての方々、監督や諸先生方に心より御礼申し上げます。

あなた方から受け継いだ情熱と夢は、海を渡り国境を越えました」

と感極まった。

会見ではエミー像を手に「今までやってきたことの結果としてトロフィーをいただけたことは本当にうれしい」。

時代劇の中心地・東映京都撮影所で育った真田にとって、満願の日となった。

日本語でスピーチする真田広之

真田は21年前の『ラストサムライ』出演をきっかけに、ロスに拠点を移した。初のハリウッド映画となった同作品に際し、幼少時から殺陣や日本舞踊に親しんだ真田には胸に秘めるものがあった。

「日本の描写がおかしくなるのが嫌でした。殺陣にとどまらず、所作、歴史考証…何から何まで口出ししました。編集作業にまで押しかけました。嫌われたなあと思いました」。

それでも、その姿勢がハリウッドの映画マンの胸を打ち、当時の完成後には全スタッフが集合して真田をたたえる宴も催された。

米国で映画、ドラマの出演を重ねるなかで『ウルヴァリン SAMURAI』など、時代劇以外のアクションでも指導を求められるようになった。

そんな米映画、ドラマ界に広がったリスペクトが、今回製作者として日米のキャスト、スタッフを動かす原動力になった。

『SHOGUN』真田広之

『SHOGUN-』収録前には「日本から飛び込んだキャストや時代劇のスペシャリストの才能をいかに最大限に引き出すかが自分の仕事」と話していた。

『柳生一族の陰謀』(78年)で本格時代劇に取り組んだのは18歳。以来、その殺陣のキレと美しさには定評があった。

人をほめることがない東映京都撮影所のベテランスタッフも「あの子は別格」と口をそろえた。『麻雀放浪記』(84年)などで演技力も評価されたが、満足しなかった。

『ラストサムライ』の4年前。99年には英国のロイヤルシェイクスピア・カンパニー公演『リア王』(蜷川幸雄さん演出)にただ1人の日本人キャストとして参加。

高評価を受けたが、その後アパートを借りたロンドンで待ち続けた次のオファーは来なかった。

「器用にはできない。準備には時間をかける。それが僕のスタンスだから変えられない」

演技やアクションは器用にできても生き方は不器用な真田の四半世紀の思いがこもった栄冠だった。

[via:日刊スポーツ]
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202409160001090.html

史上最多18冠を達成

『SHOGUN 将軍』チーム
受賞直後の『SHOGUN 将軍』チーム

第76回エミー賞
『SHOGUN 将軍』受賞一覧

①作品賞
➁監督賞
③主演男優賞
④主演女優賞

※以下技術系
⑤撮影賞
⑥編集賞
⑦ゲスト男優賞
⑧キャスティング賞
⑨プロダクションデザイン賞
⑩音響編集賞
⑫視覚効果賞
⑬スタント・パフォーマンス賞
⑭メインタイトルデザイン賞
⑮メイクアップ賞
⑯衣装デザイン賞
⑰ヘアースタイリング賞
⑱プロステティック メイクアップ賞

作品賞と主演男優賞を受賞した真田広之
作品賞と主演男優賞を受賞した真田広之

「日本スゴイ論」が物議

真田主演の『SHOGUN 将軍』はエミー賞18部門受賞の最多受賞記録を樹立。その快挙に日本中が沸き立った。Xではこんな称賛の声があふれている。

《SHOGUN、スゴい!》

《真田広之の快挙!》

《同じ日本人として誇らしい》

歓声が鳴り止む気配はないが、一方で新たな“論争”が早くも巻き起こっている。

《「日本凄い!」語りはやめて下さいね…》

《日本人が凄くて偉いんじゃなくて真田広之が偉いんだぞ》

日本人が世界で活躍すると、その個人を生み出した“日本すごい論”になりがちな風潮を牽制する投稿が続出しているのだ。さらに、それへの反論ポストも……。

《そんなことはみんなわかってますよ。日本人が評価されると面白くないのですね》

《言いたいことは分かるが、真田広之をそのような役者に育ててきたのは日本の演劇界なので(役者としての技術や心構え、そして彼のキャリアにおいて、特に千葉真一や蜷川幸雄の果たした役割は大きい)、彼の成功の全てを彼個人に還元するものまた違う気がする》

アンナ・サワイと真田広之
主演女優賞のアンナ・サワイと主演男優賞の真田広之

『SHOGUN』はアメリカ資本で作られたことから、日本の制作力の低下を指摘するポストも見られた。

《真田広之さんに関しては本当におめでとうございますという気持ちでいっぱいだし、誤ったジャパニーズチャンバラ劇ではなく日本人が拘りにこだわった時代劇が向こうの多くの人に絶賛されたのは誇らしいことだ。けれどそれを作ったのがアメリカで日本のテレビ局じゃないんだよ》

《日本の時代ものの作品を、日本で金かけて作れなくなった事は恥じなければならない。文化が衰退するのは政治の責任だよ》

《真田広之の仕事は事実素晴らしいんだろうけど、ディズニーは日本市場を拡大したいんだろうなという捻くれた見方もしてしまう》

ドラマ『SHOGUN 将軍』は日本ではディズニープラスで放送されたので、契約者以外は見られない。今後は地上波放送なども検討されるかもしれないが……。

真田広之「日本発でも世界に通用するものを」

真田は2003年にハリウッド映画でトム・クルーズ主演の『ラスト・サムライ』に出演以後、20年近くアメリカで活動。その間、日本の映画やドラマにはほぼ出演していない。

授賞式で真田は、「日本発でも世界に通用するものを作っていくというひとつの布石になれば」と今後に期待を込めた。

『SHOGUN』に次ぐ世界レベルの映像が日本からさらに生まれることを願う。

[via:FLASH]
https://smart-flash.jp/entame/306611/

葉月里緒奈と真田広之
葉月里緒奈と真田広之

不倫蒸し返し記事に批判

受賞を受けて、真田のこれまでの業績をあらためて思い起こしたネットユーザーも多いよう。

そうした需要に応えるかのように、1990年代に報じられた女優の葉月里緒奈との不倫騒動を蒸し返す記事も見られたが、その“ゲスな切り口”にネット上では批判の声が相次いでいる。

《せっかくエミー賞を多数受賞した真田さんをほじくる真似はいけないですよ!》

《そんな事あったなぁ程度にしか思わんわ》

《やってることが低俗すぎる》

《今さらというか 役者としての実績は事実な訳だし受賞された今ほじくり出してくる話じゃない気がする》

こうした声が生じた理由を芸能プロ関係者が語る。

「ネットの声にもあるとおり、真田さんはトム・クルーズさんや渡辺謙さんと共演した2003年公開の映画『ラスト サムライ』出演をきっかけに拠点をアメリカに移しました。今回の受賞は現地での20年間の活躍の集大成というべきもの。

日本での活躍を土台に、言葉や文化の壁を乗り越え、自らキャリアを切り開かれてきた方です。今さら30年前の話を持ち出されても、と考えるネットユーザーが多いのでしょう」

ネット上では、

《誠実な人というイメージしかないです》

《エキストラの方や裏方の方から物凄く真面目な人、というお話なら聞いたことありますけど》

といった真田の人柄と讃える声も聞かれる。

少なくとも、現在の真田は“泥沼不倫騒動”のイメージだけにとどまらない人物であるのは間違いない。

[via:週刊女性]
https://www.jprime.jp/articles/-/33524

【関連リンク】
エミー賞18冠 真田広之の「素顔と私生活」 葉月里緒奈との衝撃不倫、元妻・手塚理美とは関係良好|日刊ゲンダイ
真田広之「エミー賞主演男優賞」快挙でようやく“上書き”される…葉月里緒奈との泥沼不倫劇|日刊ゲンダイ

ネットの反応

・日本凄いじゃなくて真田広之が凄いんだよな
・真田すごい!俺すごくない!
・喜んでるのをわざわざ腐すのも無粋な話
・作品に関わった日本人は普通に偉いと思うけど
・日本の歴史もので世界を魅了なんだから日本すごいやん
・この映画は日本の歴史背景や文化が評価されての受賞だからあながち日本凄いも間違っていない
・日本生まれの日本育ち、日本の映画ドラマに起用されて経験積んで海外行ってエミー賞受賞 日本も十分偉いだろ
 >真田広之の努力の賜物であって、日本偉いとは…
・いやアメリカの製作陣がすごいんちゃうの?
・日米のコラボだね
・すごいのはディズニーパワーだろ
・ディズニーはポリコレで売上激減で大反省してこれなんだけどw
・日本人の悪いとこが出たな
・オリンピックと同じで普通に喜べばいいだけ
・大谷すごい=日本すごい
・まあ日本自体がスゴいわけじゃないからなぁ
・日本人が凄かったら、国がこんなに凋落するはずがない
・こんなアホなこと言ってるの日本人だけ
・でもBTSだのイカゲームだの持ち上げる連中は韓国すごい韓国人すごいと言うじゃない?
・欧米で評価されたからすごいなんて価値観持ってるのは日本人と韓国人だけだよ
・韓国人が嫉妬に狂って喚いてるだけだから素直に日本凄いでいいんだよ
・真田凄い→日本凄い→これ指摘してる自分凄い
・今、アメリカで日本ブームプロパガンダしてるらしい。中国にウンザリしてるのと、台湾侵攻の際にアメリカが関与するのを反対される事を防ぐ為に。
・実際に最近は日本のコンテンツばかりだよな。なんか日本の流れがきてる。
・問題は日本のテレビ界でもうこのレベルの時代劇を作れないんだよな。
・日本のテレビ局は良い時代劇は日本で作れなくなったことを反省しないとな
・芸能事務所や広告代理店のせいで映画界も失われた30年だったな
・日本凄いもキモいけどイチイチそれを指摘するやつはもっとキモい
・そもそもこの賞って凄いのか?
・今までエミー賞なんて存在すら知らなかった連中が大喜びしてるのが気持ち悪い。そんな連中のほとんどがSHOGUN観てないってのが笑える。
・真田広之が凄いだけな件
・いや間違った日本観から脱却し、日本の文化である時代劇をアメリカで再現させる為に真田は腐心してたというんだから、その先人を作った日本人が偉いんだろw
 >真田広之は当然先人の築いた所から始めてる自覚ある。日本すごいはこの場合素直に言って良い。「日本人」すごいではない事に注意。

・週刊女性はゲンダイ批判してるていでビュー数稼ごうとするセコさだな
・蒸し返してるのはマスコミだしそれを糾弾してるのもマスコミだし二毛作みたいだな
・「蒸し返すな!」という記事を書く蒸し返し
・現代とFLASHてほんとわかりやすい下げ記事

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コメント

  1. 1
    名無しさん 2024/09/20 13:00

    日頃散々他の人の過去は批判してこういうときだけ違うみたい事言う日本人がダサいというだけ!

    他の人の時でも蒸し返すなと言え!
    ということでしょ
    一貫性の問題

  2. 2
    名無しさん 2024/09/22 2:42

    人の悪口書いてメシ食ってる女性週刊誌が何よりもみっともない

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