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『明日ママ』全スポンサーがCM自粛に高須院長「僕が全部買うよ!」放送中止できない意地とメンツ

社会問題化する日本テレビ系連続ドラマ「明日、ママがいない」の主要スポンサーが”ゼロ”になった。27日、スポンサー3社が新たにCM放送見送りを決め、これで全8社が”降板”する前代未聞の異常事態に。

明日、ママがいない
明日、ママがいない


大久保好男社長

それでもこの日、同局の大久保好男社長(63)は、定例会見で放送継続を明言。脚本や演出も変更せず、全9話を放送する。他局なら「打ち切りやむなし」だというが、日テレには放送中止にできない”3つの呪縛”があった――。

「事実上のスポンサーゼロの状況で、番組存続なんて聞いたことありませんよ!」

そう驚くのは他局の関係者だ。児童養護施設を舞台とする同ドラマをめぐっては、「赤ちゃんポスト」を運営する慈恵病院や全国児童養護施設協議会などが「子供や職員への誤解や偏見を与えかねない」と放送中止、改善を求め続けている。

これを受け、先週までにスポンサー8社のうち5社がCM放送の見合わせを決定。そして27日、最後のとりでだった「花王」「三菱地所」「小林製薬」の3社も追随してゼロとなった。それぞれ同局との契約は継続しており、スポンサー収入面での影響はないとみられる。とはいえ、全スポンサーがCM放送を見合わせる事態は、震災などを除けば、極めて異例だ。

「TBSの深夜バラエティーで先日、不適切な内容があるとスポンサーから声が上がり、番組は打ち切りになった。それほどスポンサーの反応はテレビ局にとって重要。普通なら即打ち切りレベルですよ」(同)

日テレは、なぜここまで放送継続にこだわるのか。その裏には”3つの呪縛”が…。

野島伸司

呪縛1 3冠立役者・野島伸司氏への恩

最大の理由は、脚本監修を務める野島伸司氏(50)のメンツだ。今クールは松嶋菜々子(40)主演の大ヒットドラマ「家政婦のミタ」の続編を放送する予定だったが、土壇場で白紙となり「明日ママ」の”前倒し放送”が決まった(本紙既報)。

某日テレ局員によれば「このドラマは当初、夏にでもやろうかと、局の上層部が野島さんとの関係を温め続けてきた。急きょ前倒しになり、制作期間は半年もなかった。野島さんにも無理をお願いした部分はある。彼の名誉のためにも打ち切るわけにはいかない」。

さらに、別の局内関係者は内情をこう明かす。

「野島さんは日テレにとっては(年間視聴率)3冠王の立役者。1994年の『家なき子』が大ヒットして、この年から10年間、3冠王を取り続けた。言ってみれば大恩人でもある。だから、そう簡単に打ち切りはできないし、今、オリジナルでテレビドラマの脚本が書ける人はそういない。野島さんにソッポを向かれては次がないという思いは強いですよ」

芦田愛菜

呪縛2 三顧の礼で迎えた芦田愛菜

メンツといえば、主演の芦田愛菜(9)もそうだ。2011年の連ドラ「マルモのおきて」(フジテレビ系)で一躍人気子役となった芦田だが、事務所サイドは子役から演技派女優への”脱皮”を模索。次回作が重要になるなか、猛アプローチしてきたのが日テレだという。ドラマ関係者の話。

「ずいぶん前から熱心に芦田さんサイドを口説いていました。野島作品を持ってきたのも、演技派女優を目指す彼女を口説くため。うまくいけば、『家なき子』の安達祐実を超える存在になっていたでしょうが、今や”黒歴史”になりつつある。ようやく担ぎ出したのにこの状況では示しがつきませんよ」

日テレ

呪縛3 後には引けない局のメンツ

もちろん日テレにもメンツはある。「作品の出来に本当に自信があるし、それ以上に今、放送を中止したら、自ら非を認めたことになる。放送前には毎回局内で試写を行い、上層部も含めて『問題はないか?』とチェックしている。一部では異論も出たようだが、それを抑えてGOサインを出したのだから、後には引けない」(局関係者)

意地とメンツで放送を継続する日テレを待つ運命やいかに。

[東スポ]
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/228519/

■高須院長がCMに名乗りを上げる

美容整形外科「高須クリニック」院長の高須克弥氏が28日、自身のツイッターでスポンサーに名乗りを上げた。

高須克弥

高須氏は、同日午後、ツイッターで「僕がいまからスポンサーになるからしっかりやってくれ」と日本テレビと電通に電話したことを明かした。あす29日の放送ではスポンサー8社が全てCM放送を見合わせ、ACジャパンの公共CMなどに差し替わることから「明日のオンエアに間に合うといいな♪」と大急ぎで手を差し伸べた格好だ。

しかし、約2時間後に更新されたツイートでは、「僕はがんばる人たちを応援したいだけ。今のスポンサーは僕が新しいスポンサーになることを歓迎しないようだ。もめてるらしい」と既存のスポンサー8社との兼ね合いがあり、交渉が難航しているという”裏側”を明かし、「僕の申し出は博報堂、電通、日テレ全てが喜ぶ提案だよ。僕が全部買うよ!」と訴えた。

高須氏はアイスホッケー女子代表が昨年、ソチ五輪出場を決めた際、愛称「スマイルジャパン」発表会見に、五輪決定ボーナス1億円を持参して来場しようとしたところ、連盟の会長に断られたエピソードで知られる。高須クリニックは日本連盟のオフィシャルスポンサーだが、「ほかの協賛スポンサーとの兼ね合いがある(示しがつかない)」として断られたという。

安藤美姫

またフィギュアスケートの安藤美姫選手が昨年電撃復帰を表明した時には、支援を名乗り出て話題になった。[デイリースポーツ]

http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2014/01/28/1p_0006668802.shtml

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コメント

  1. 1
    名無しさん 2014/01/29 16:25

    そんな恐縮する内容かね?野村氏が過去に書いてきたのと比較したら、大人しいほうだろ。
    時代の流れか知らんが、フィクションを楽しめないなら観るなよ。
    今日観てみよ~。

  2. 2
    名無しさん 2014/01/29 16:54

    どこでもそうだけど、まず論点がずれてるんだよなぁ。
    実際にポストに入れられてた子達が、学校で「ポスト」なんて呼ばれたりする可能性があるからじゃない?。

    他サイトなんかではそんな事言わないように子供に良い聞かせれば良い!とか言う奴が多いけど、多数決が正義の世界でいくら子供に言い聞かせたって無駄なんだよ。

    2~3人が言い始めたら波紋の様に広がってあっという間にそれが普通になる、それを止めさせようとした者もマイノリティになっていじめられる。

    大人の目線から、良い話だから最後まで観るべき!とか…まずは目の前の問題に目をつぶるのは、ただでさえ負い目を感じて生きているかもしれない子供達のことを考えない大人のエゴだと思うんだよね。

  3. 3
    名無しさん 2014/01/29 16:59

    子供は21時過ぎたら寝ましょう

  4. 4
    名無しさん 2014/01/29 17:56

    平気で子供に手を挙げ、感情のまま押さえ付け、殺す… そんな時代。フィクションとか言っても見境つかない人間が多く居るんだし、放送しないに限る。作品の本質どうこうより見た目、第一印象だからね… これも時代の流れさ。。。ギルガメッシュ!

  5. 5
    名無しさん 2014/01/29 18:53

    文句が有るなら見なきゃいいだけじゃない?
    スポンサーにまで電話するなんて頭おかしいんじゃない?

  6. 6
    名無しさん 2014/01/29 20:44

    >>2
    ドラマの出来次第でその「ポスト」ってあだ名が肯定的に受け止められるか否定的に受け止められるか変わるだろ

    少なくとも今打ち切られたら否定的な打ち切られかたするだろうね

  7. 7
    名無しさん 2014/01/29 20:45

    2時間サスペンスが全く非難を受けないのは何故?

    それこそ大問題じゃないの?

  8. 8
    名無しさん 2014/01/29 21:22

    すでにネットニュースでドラマが原因のいじめが報告されてると流れてるな。台本上がった時点で精査してれば良かったのに…放送した時点で手遅れwww

  9. 9
    名無しさん 2014/01/29 21:31

    番組を打ち切れない理由、全て自己都合。

    周りの事は全く考慮してない。

    さすがマスゴミだな。

  10. 10
    名無しさん 2014/01/29 23:31

    さっき観たけど、批判する程じゃないよなぁ。
    負い目がないからか(笑)
    ドラマの影響を怖れるなら、殺人の犯行を放送する方だと一番思えるけどね。

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