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栗原類が発達障害をカミングアウトした理由と功績・・・タレントとしてのリスクとは!?

25日放送の情報番組「あさイチ」(NHK総合)で、タレントの栗原類が発達障害であることを明かした。

この日は、「夫の発達障害」と題し、主にASD(自閉症スペクトラム障害)について特集した。ASDとはアスペルガー症候群や自閉症の総称で、生まれつき脳機能に偏りがある脳機能障害とされており、国内には100人に1人の割合でいるとされている。

栗原は今まで未公表だったが、実は発達障害のひとつ、ADD(注意欠陥障害)だという。診断を受けたのは8歳のときで、当時はアメリカ在住だった。



栗原類 発達障害を告白



当時の栗原は自分の決めたことに忠実で、他人に合わせることが苦手だった。「家を出る時間はぴったり」などの強い執着があったそうで、現在も冷蔵庫の決まった場所にお茶がないと気がすまない、といったこだわりがあるとか。

また近年、ASDには感覚過敏という特性があることが明らかになってきている。感覚過敏とは、音や光などの刺激に対して異常に敏感に反応してしまうことだ。

栗原も幼少期から音の感覚過敏だそうで、音楽の授業で苦労したという。日本の学校では正しい音程や正しい発声で歌うことを教えていないため、同級生の歌声が雑音に聞こえてしまった。

栗原は耐えきれずに耳をふさいだり、教室から逃げ出したりしてしまい、何度も教師から怒られたという。

現在でも、テレビの大きな音や、人の大きい声はとても苦手とのこと。そうした場合は「音を下げてください」「苦手なので小さい声でしゃべってください」と、一声かけるようにしているそうだ。

なお栗原は、幼少期に魚が主人公のアニメーション映画を観たことで、自身の障害と向き合えたそう。映画を観た栗原が、母親に「すごいおもしろいね」と話したところ、母親から「類も同じような症状なんだよ」と教えてもらったそうだ。

栗原は映画については「自分自身初めて向き合うようないい題材だった」と打ち明け、「客観的に自分のことや症状を改めて深く考えられるようになりました」と振り返った。

一方で、メディアが取り上げる障害に関しては「天才型や、著名人の名前を出したりする」と指摘し、それゆえ、障害を自覚していても周囲に相談しにくい風潮がある、と厳しく指摘した。

栗原は幼少期に早期診断をされ、主治医や親から弱点を指摘してもらったおかげで、乗り越えられた部分が多かったと明かす。

彼によると早期発見には、家庭の環境はもちろん、社会に出る際に自分自身を整えやすくなるメリットがあるそうだ。「周りが理解してくれるような環境が、もっと整ったらいいなと思います」と、素直な気持ちを口にしていた。

[引用/参照:http://news.livedoor.com/article/detail/10150848/]

□ テレビでこれまで同様に振る舞えるか

ここ10年ほどの間に、発達障害に関する情報はずいぶん増えた。しかし、マスメディアがその題材を扱うと、栗原が指摘したような「脚色」をすぐにやってしまう。

発達障害だったと言われるアインシュタイン
Aにはそんな障害があった、にもかかわず、こんなに成功したのである!というお決まりパターン。

日常生活は滅茶苦茶だったが、驚異的な記憶力や集中力や映像思考力などなどで、彼は彼にしか為しえない偉業を果たしたのです!といった語りのスタイルだ。

たしかにそう紹介できる成功者も存在する。でも、当然の話だが、発達障害があれば図抜けた他の能力がセットでついてくるわけではない。

大半の障害の持ち主は人知れず地味にハンディキャップと格闘している。シリコンバレーでイノベーションをおこしたり、芸術やスポーツなどの才能で世界を感動させたりするのはごくごく一部の天才的発達障害者だけだ。

なのに、世間は彼らにファンタジックな夢を重ねたがる。奇跡の物語として彼らを消費しようとする。そして、どんなに駄目な人間だって誰よりもすばらしい何かがきっとあるんだよ、みたいな無責任ポエムにつなげてくれる。

もともと特別なオンリーワン主義的ポジティブシンキングをおしつけるなよ、と思う。おかげで図抜けた能力を持つでもない大半の障害者の人生が見えなくなっちゃうじゃないか。

実際はそんなんじゃない。もっと普通に周りから理解され、周りに相談できる環境が欲しいんだ。等身大のぼくらの受け入れから始めてほしいんだ。つまり栗原類はそう訴えたのである。

「え~、キャラじゃなくて障害だったの。きつー」とドン引きされかねないリスクを背負い、彼は人間宣言をしたのだ。私にはそう見えた。

大きな話題になった「あさイチ」放送日の夜、栗原類は「改めて」と題してブログにこういう文章を投稿した。

〈今日のあさイチは多くの人に発達障害について知ってもらう凄くいい機会だったと思います。ご覧頂いた方々の反応も暖かく僕が伝えたかった事をちゃんと伝える事が出来て凄く嬉しかったです。

ただ僕は僕であり、今までとこれからが何も違う事はなく僕にとっては一本の道が繋がっていてそこを歩いているだけです〉

〈僕の行動に関して今まで面白いとバラエティで笑ってくれた方々、僕が発達障害者だと知ったから”笑っちゃいけない”とは思わないでください。

僕が発達障害者であっても、そうでなくても僕は僕だし、僕の個性が人を笑わせられるほど面白いのであれば、それはコメディ俳優を目指している僕にとっては本望です〉

彼はコメディ俳優の道を歩きたい青年だったのか。それなら障害のことはグレーにしておくほうが都合良かろうに、あえて告白とは強気だな。では、分かった。観る者が発達障害者だということも忘れるぐらい笑える芝居を楽しみに待とうじゃないか。

栗原類の挑戦に期待すると共に、これからのマスコミが彼をどう扱うかに注視したい。具体的には、NHKという温室の外、民放のお笑い番組やバラエティ番組といった市場社会で彼がこれまで同様に振る舞えるか、だ。


一昨年、お笑いコンビの松本ハウスが著した『統合失調症がやってきた』という本づくりに私は編集協力で関わった。本が出て以来、統合失調症のハウス加賀谷とその良き相方の松本キックは、全国の自治体やNPOなどが催すイベントに呼ばれ続けている。

舞台にもコツコツ立っている。でも、テレビ出演は、障害者情報バラエティ『バリバラ』(NHK Eテレ)ばかりだ。彼らはとっても面白いのに、フラットにお笑い芸人として起用する民放の番組がなかなか出てこない。

障害者という線引きを乗り越えるのは、障害者の周りにいる者たちの役割だと私は思っている。栗原類、松本ハウスで視聴率稼ぎを狙う野心家の仕事を早く見たい。面白ければ何でもありの精神で突き進む、この国のお笑いの底力を見せつけてくれ。

[引用/参照:オバタカズユキ http://www.news-postseven.com/archives/20150530_325336.html]

□ 魚が主人公のアニメ映画って?

ファインディング・ニモ ラッキー・フィン
『ファインディング・ニモ』は2003年公開の映画なので、1994年生まれの栗原類がちょうど8才。

ニモは卵の時に鮫に襲われ傷つけられた後遺症のせいで生まれつき片方のヒレが小さい。そのため上手く泳げないが、マーリンとニモは「幸運のヒレ」と呼んでいる。

□ 注意欠陥障害って?

前頭葉大脳皮質、または小脳の一部分が活動低下もしくは弱小化しており、脳の何らかの欠損によって感情と情動、行動に異常が出てしまうという身体の障害。

じっとしている等の社会的ルールが増加する、小学校入学前後に発見される場合が多い。

ADD(注意欠陥障害)

・しばしば綿密な作業ができない、または不注意をおかす。

・課題、遊びの活動で注意を継続することが困難である。

・直接話し掛けられた時に聞いていないように見える。

・課題や業務をやり遂げることができない。

・努力の継続を要する課題を避ける、または嫌う。

・必要なものをよく無くす。

・毎日の活動を忘れてしまう。

ADHD(注意欠陥多動性障害)

・手足をそわそわ動かし、またはもじもじする。

・座っていることを要求される状況で席を離れる。

・不適切な状況で余計に走り回ったり、高いところにあがったりする。

・静かに遊んだり余暇活動ができない。

・じっとしていない。

・しゃべりすぎる。

[引用/参照:http://health.goo.ne.jp/mental/yougo/001.html]

□ 発達障害(と言われる)の偉人・著名人たち

・スティーブ・ジョブズ

アスペルガー症候群

・ビル・ゲイツ

アスペルガー症候群

・トーマス・エジソン

注意欠陥/多動性障害(ADHD) 、アスペルガー症候群

・アルバート・アインシュタイン

失読症(ディスレクシア)、自閉症かアスペルガーという説も

・ケネディ大統領

注意欠陥/多動性障害(ADHD)

・トム・クルーズ

読字障害、失読症(ディスレクシア)

・スティーブン・スピルバーグ

ディスレクシア(失読症)

・ウォルト・ディズニー

ディスレクシア(失読症)

・山下清

自閉症、アスペルガー症候群、サヴァン症候群

・長嶋茂雄

注意欠陥/多動性障害(ADHD)

・織田信長

注意欠陥/多動性障害(ADHD) 、アスペルガー症候群

・坂本龍馬

注意欠陥/多動性障害(ADHD)

・黒柳徹子

計算障害、読書障害

・fukase [SEKAI NO OWARI]

注意欠陥/多動性障害(ADHD)

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