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『イッテQ』カリフラワー祭りもデッチ上げ!?日テレはヤラセは否定も…くるくる回るボールの怪

日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」の「祭り企画」デッチ上げ問題。昨年2月12日の2時間スペシャルで放映された「カリフラワー祭りinタイ」でも同様の疑惑が浮上した。

「カリフラワー祭り」は、昨年1月14日、タイの中部・ペッチャブーン県の外れにあるサイヨン村で行なわれた。

二人三脚で泥沼を駆け抜け、カリフラワー20キロを収穫するスピードを争うレースで、2月の放送では「カリフラワーの名産地で年に1度、その収穫を祝う祭りが開かれる」などと紹介された。

「お祭り男」の宮川大輔(46)に加え、「NEWS」の手越祐也(31)も参戦。番組は22.2%の高視聴率を記録していた。

だが、サイヨン村の村長は疑問を呈する。

「テレビ番組のコーディネーターを夫に持つ地元住民から『日本のテレビが来るのでラコーン・サン(短いドラマや芝居)を作りたい』と言われ、開催した。

話し合いの中で去年は野菜の値段がとても安かったこともあり、カリフラワーを使ったゲームをすることになったのです。当日は年に1度の子供の日で、あのゲームは収穫を祝うものではありません」

さらに「週刊文春」が現地で取材したところ、祭りの出場者には賞金や参加費などが渡され、「イッテQ!」の海外コーディネーションを担当するM社が「祭り」の運営費を負担していることなどが分かった。

日本テレビに「カリフラワー祭り」の開催経緯などについて尋ねたところ、次のように答えた。

「『カリフラワー祭り』や先にご指摘をいただいた『橋祭り』を含め、『祭り』企画において、番組の意向でコーディネート会社が主催者に提案したり、実質的な主催者となってイベントとして開催したケースがありました。

また番組がコーディネート会社に支払っている撮影経費の中から、開催費用や賞金、参加費、協力費などが支払われていることもありました。

コーディネート会社との長年にわたる協力関係に甘え、企画についての確認が不十分なまま放送に至ったことについて、当社に責任があると考えております。

『祭り』企画に関しましては、現在、詳細を確認中です。今回のような事態を招きましたことを、お詫び申し上げます」

11月15日(木)発売の「週刊文春」では、タイでの“祭り”の詳細や宮川大輔の番組にかける思い、下請けに責任を押し付ける日本テレビの対応について、6ページわたって詳報している。

[via:文春オンライン]
http://bunshun.jp/articles/-/9660

祭り企画は当面自粛

「イッテQ!」レギュラー出演陣が12日に収録を行い、番組内で騒動についてコメントしていることが14日、スポーツ報知の取材で分かった。

11日のオンエアでは疑惑に触れることはなかったが、18日の放送ではなんらかの謝罪がなされるとみられる。関係者によると、祭り企画は当面、新作の収録は行わないようだ。

[via:スポーツ報知 ]
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181115-00000002-sph-ent

ウッチャン観覧者に謝罪

複数の関係者の話を総合すると、やらせ疑惑勃発後、初の同番組スタジオ収録となった13日に内村が騒動を謝罪。

冒頭、カメラが回る前で観覧者に対し、「申し訳ありません」と迷惑をかけたことを真摯に伝えたようだ。

また、同局スタッフは収録前にタイの祭りの新たな疑惑記事が15日発売の「週刊文春」に詳報されることを出演者や関係者に説明し、迷惑をかけたことを詫びたという。

[via:サンケイスポーツ]
http://news.livedoor.com/article/detail/15597156/

“ない”ものを“ある”が最大の問題

バラエティーにヤラセは付き物。視聴者もわかった上で見ている。文春も「ヤラセ」を大々的に問題視しているわけではない。

タイトルの「デッチ上げ」通り、「そんな祭りは聞いたことない」と祭りそのものが「ない」という多くのラオス国民の声が重要。

この企画は「よその国にはこんな祭りがある」という驚きも見どころなのに、「ない」ものを「ある」としていることが一番の問題点。「ない」のに「ある」ようにするにはヤラセが必要となる。

宮川は「知らなかった。調べて欲しい」と文春に訴えているように、タレントに問題はない。

すでに100回を超える企画。宮川が体を張って挑む世界の祭りもそろそろ限界の時期だろう。「ない」祭りを「ある」とすれば無理をしなければならない。

番組打ち切りや司会の内村光良が責任取って降板する必要もない。世界の祭り企画を終わらせて、また宮川が体を張って挑戦する企画を再開すればいいだけの話だと思う。

[via:日刊ゲンダイDIGITAL]
http://news.livedoor.com/article/detail/15598170/

くるくる回るボールの怪

一般人には「詭弁すれすれ」であっても、さすがに日テレが嘘八百を強弁しているわけではないようだ。

「日テレの反論は、『現地からの提案を受けて成立した』が肝です。一応は事実で、主張における生命線のはずです。

多分、現地のコーディネーターから企画提案があり、現地側にセットの設置などを丸投げしたのだと思います。日テレのスタッフは制作現場から距離を置くことで、自分たちがヤラセに関与していないことにしたのでしょう」

放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は9日、日テレに報告を求めることを決めた。

事態は流動的だが、もし本格的な調査・検証の対象となれば、どのような点に注目が集まるのだろうか。制作スタッフは「日テレ側が具体的なアドバイスをしたかどうかが焦点になると思います」と解説する。

「あの回転するボールを現地スタッフだけで発案して制作したのなら、相当なセンスだと言わざるを得ません。よほど日本のバラエティ番組に詳しいスタッフがいたことになります。

しかしながら、現地側の提案に対し、日テレ側が『回るボールを障害物にしたら、もっと面白い』と助言したというシナリオのほうが、現実的ではないでしょうか」

週刊文春の記事には〈自転車アクティビティの実施は日本側が提案し、タイの人間が手伝って実現〉や、〈日本側が障害物などを含めたセットを考え、タイの人間が手伝った〉といった興味深い記述がある。

確かに、解明が求められるポイントかもしれない。

[via:デイリー新潮]
http://news.livedoor.com/article/detail/15592091/

ネットの反応

・日テレ、お粗末
・ヤラセを否定してるのになんで謝罪したのか謎。
・番組自粛しねーのかよw
・なかなか素直にヤラセと認めない体質は日テレらしいなw
・謝るんなら、最初からつっぱるなよw
・当面自粛ってなに?ほとぼり冷めたら復活させる気なの?
・これ以外にもあやしいのは何個かあるよ
・放送したの調べたら次々出そう
 >女性自身によるとこの2つ含めて11が祭りの存在確認できず
・日テレが認めない限りいくらでも弾がだせるw
・せめてどれが捏造だったのか全て調査して公開すべきだね
・バラエティがヤラセだらけなんて今更だけどな
・川口探検隊レベルでよろしい
・はじめから素直に謝罪しておけば文春追撃砲食らって撃沈することもなかったのに
・今はコンプライアンス糞うるさいから初動間違うと大変な事になるな
・24時間テレビからしてヤラセ
・まぁネタ切れ感ヤバかったししゃあなし
・4を5にするなら演出だね でも0を1にしちゃうのは捏造だよ
・むしろ叩いてる側が過剰にヒステリックになってる印象あるけど
・現地コーディネーターに任せすぎだな そこに責任がある 毎年やってると嘘つかれても見抜けないだろう
・今日のワイドショーのラテ欄、どこも触れる気配なさそうだな。
・視聴率高い番組だから打ち切りたくないだろうな
・祭りネタなんて、捏造してまでやる意味あったのだろうかw
 日本国内の祭りでも紹介して回ってればいいのにね。
・内村自宅に直撃取材され 謝罪させられたとか
・なんでウッチャンがあやまらなきゃいけないの?
・もう何やっても疑われて、ヤラセ言われる

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コメント

  1. 1
    名無しさん 2018/11/16 8:08

    “ない”事を“ある”とするだけでヤラセとみなすのは正しくない。
    問題にすべきは“ない”事を“ある”事にして、それで傷付く人や不利益を被る人が居るかどうか。
    街をブラブラ散歩する番組だって見せ方としてはタレントが気の向くままに街を散策してるように見せているが、道路や店舗内の撮影許可とかを考えれば散歩コースは打ち合わせ通りなわけだ。
    でもそのような街ブラロケ番組で誰かが傷付く事や不利益を被る事はない。
    だから気の向くままに街を散歩してるというヤラセではなく、演出。
    タレントの意志で行き先を決めている体裁を取った見せ方。それは演出。
    今回はラオスの現地の人達や政府が困惑してるのでやってはいけない見せ方だった。

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