記者会見でのフジテレビ清水賢治社長
元編成部長は解雇はせず
元タレントの中居正広氏と女性とのトラブルに端を発したフジテレビの一連の問題で5日、4段階降職と懲戒休職1カ月の処分が発表された同局の元編成部長の男性。
同社の清水賢治社長は報道陣に対し、「重い決断だった。懲戒を受ける側も人権があり、丁寧に事実を積み重ねた」と述べた。
元編成部長を巡っては、3月に公表された第三者委員会の調査報告書では、今回の問題の特筆事項として「フジの幹部が(社員だった女性ではなく)中居氏サイドに立ち、中居氏の利益のために動いた」と指摘されていた。
今回の処分で認定された事実は、
①2023年に中居氏の依頼を受け被害者女性に現金及び見舞金を届ける。フジのバラエティー部門を20年間担当した弁護士を中居氏に紹介したりするなどの二次加害行為。
②21年12月、中居氏らが参加したホテルでの会食で責任者でありながら女性社員2人を残して退出し、1人がハラスメント行為を受けた事案。
③別の男性タレントとの会食で女性社員2人を残して退出し、ハラスメント行為が起きた。
④2020年ごろ、後輩の女性社員を飲みに誘い、キスをするなどのハラスメント行為。
などの4つだった。
元編成部長B氏
フジは、①~③を降職、④を休職処分の理由とした。
清水社長は「(報告書が出た)4月以降、弁護士に丁寧に調査をしてもらい、4点に分けて記載した」と説明した。
第三者委員会の調査報告書によると、元編成部長は1996年入社で、バラエティー制作部門などを担当。
中居氏の冠番組『まつもtoなかい』(後に『だれかtoなかい』に番組名変更)の企画立ち上げ責任者を務めるなど、中居氏と関係が深かった。
被害を受けた元社員の女性が退職した後、元編成部長は中居氏に「例の問題に関しては、ひと段落かなと思います。引き続き、何かお役に立てることがあれば、動きます!」などと連絡していた。
報告書はこうした行動について「二次加害行為に当たり得る」と指摘していた。
[via:産経新聞]
https://www.sankei.com/article/20250605-IA26G3PV6VDMZNS6SRVLQVVQTY/
処分対象者(役職は当時)
編成部長:中嶋優一氏
編成制作局長:立松嗣章氏
アナウンス室長:宮道治朗氏
報道局長:渡邉奈都子氏
人事局長:上野陽一氏
※2025年1月27日の「やり直し会見」で広報局長として司会を務めた
アナウンス室部長F氏は一貫してAさんに配慮した対応を行っていたと認定され処分対象外に
5人の処分が決定
4段階降格の懲戒処分の編成部長のほか、中居氏による女性の被害を知りながら適切な対応を行わなかったとして、当時の編成制作局長を50%の減俸、アナウンス室長を譴(けん)責、人事局長を戒告とした。いずれも2日付。
また、中居氏との問題とは別に、2018年にハラスメント行為があったなどとして、当時の報道局長を5日付で2カ月と2週間の懲戒休職処分に。
発表文は、同時期に政治部で勤務していたBS番組キャスターの反町理氏の女性社員へのハラスメント行為についても言及。
当時の調査では懲戒処分を行わなかったが、「適切に対応していれば、懲戒処分の対象になり得た行為」だと認定した。反町氏は現在、BS番組の出演を見合わせており、今後も出演はしないという。
5日取材に応じたフジの清水賢治社長は、中居氏に対する法的責任の追及については「選択肢は残したまま。この段階で申し上げるものはない」と述べるにとどめた。
[via:時事通信]
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025060500906
フジ解説委員の反町理を処分できないワケ
反町理 処分なしの理由
反町氏は、報道局の後輩女性社員2人に対して行ったとされるハラスメント行為が認定された。2007年頃に上長(政治部長)から口頭での厳重注意が行われているが、当時懲戒処分は行われなかった。
また、2018年に週刊文春記事による報道をきっかけとして再度調査を行った際にも、懲戒処分は行われていなかった。
これにより、「一事不再理の原則」(※懲戒処分の対象になり得る行為として一度認識・調査され、処分または不処分の判断がなされた場合には、同一の行為について、再度、処分に関する審理・判断を行うことはできない)が適用され、懲戒処分を行うことができなかった。
たが、2007年頃・2018年当時に局として適切に対応していれば、「懲戒処分の対象になり得た行為である」と認定。
適切な対応が行われず、懲戒処分を行わない状態が長年継続したことにより、被害女性に二次被害を生じさせたため、現経営陣から女性社員らに対して謝罪する意向を示した。
反町氏は、「ハラスメント行為について真摯に反省」しているといい、今後ハラスメントを行わないことを求めるなどの厳重注意が行われた。
ただ、3月で取締役を退任し、嘱託契約が6月末で終了するが、契約の更新は行わない予定としている。
[via:マイナビニュース]
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f74a6c8dcb8f0c8e7f4c27cec9ddea4cc525d6e
「処分甘い」の声
ようやく、自浄作用が働いたといえるのか――。
6月5日、フジテレビは中居正広が起こした元アナウンサー女性とのトラブルに関連し、「第三者委員会の調査報告書」に記載された一部のフジテレビ社員への処分を発表した。
フジテレビはホームページ上で「懲戒処分等について」と題する文書を発表し、B氏の行為の概要と処分の理由を説明している。《中略》
B氏がきっかけとなったともいえる今回の騒動。フジテレビの経営そのものを揺るがしかねない事件に発展したわけで、B氏が厳罰に処されると予想した人は多かったようだ。Xでは今回の“甘い処分”に非難が殺到している。
《解雇じゃないのにビックリ》
《4段階降格、普通クビだろ》
《フジテレビ、処分甘すぎ》
《「懲戒免職」して提訴が妥当だろ。甘すぎ》
《これは組織を守るための処分だね》
解雇のハードルは高い
芸能ジャーナリストはこう分析する。
「あくまで“性暴力”そのものは中居さんがおこなったこと。B氏は業務上、大物タレントを全力で接待するなど気を遣っていただけともいえるので、フジ側もこれぐらいの処分が限界だと考えたのではないでしょうか。
もしも無理に懲戒解雇した場合、不当解雇だとして逆に訴えられる可能性もあります。懲戒解雇という処分は非常にハードルが高いですからね」」
中居とB氏を共闘させない
また、“別の意図”もあるという。
「要するに会社に残して“首に鈴をつける”という考え方でしょう。
B氏は中居さんをはじめ非常に幅広い人脈を持っています。もし会社を出て行った場合、今度は外部で何をしゃべるかわかりません。
B氏はすでに50歳を越えていますし、“退職金も払うから定年までおとなしくしていてくれ”ということではないでしょうか。最悪のパターンは、会社を飛び出して“性暴力認定”に納得していない中居さんと合流することですよ。
どんな言い分でも中居さんには一定のファンはついてきますから、その側近ともいえるB氏はフジにとって目障りな存在になるともいえるでしょう」
5日には同社前社長・港浩一氏と元専務・大多亮氏を提訴することを発表したフジテレビ。
中居をめぐるトラブルは、発覚からすでに半年を経過した。問題に関与した面々の処分は決まりつつあるが、いずれも世間が納得できるものとは言い難い。フジテレビの苦難は、さらに続きそうだ。
[via:FLASH]
https://smart-flash.jp/entame/348740/
2024年4月期改編記者会見での中嶋優一氏
番組編成を牛耳る役職
編成「部長」という肩書について、これは一般的な会社組織で中間管理職ととらえられる「部長」とは異なると、テレビ業界関係者は指摘する。
「編成部門は、テレビ局にとってはいわば“心臓部”です。どの時間帯にどの番組を配置し、どのタレントを起用するかの権限を有しています。
テレビ局の花形といえば、クリエイティブなイメージのある制作部門と思われがちですが、立場としては編成のほうが上であり、持っている力も大きいのです。
今回、降格となった社員の『部長』という役職は、キー局の番組編成を牛耳る地位にあります。それだけ、社会的責任も大きいといえるでしょう」
それほど重大な役職に就いていたのであれば、なぜ「懲戒解雇」などの処分にはならないのかと疑問も浮かぶ。
この社員は、第三者委員会の調査により、中居のマンションでおこなわれたバーベキューに被害者女性を誘い、2人を引き合わせた。
トラブル発生後には中居からの見舞金を女性へ届ける、中居に弁護士を紹介するなど中居の意向に沿って動いていたことがわかっている。
さらに、メールの削除をおこなうなど“隠蔽工作”まで指摘された人物だ。
業界では腫れもの扱い
「この社員の行為は、被害女性のことを考えればモラル的に許されるものではないでしょう。
しかし、逮捕・起訴され有罪判決を受けた、といった類のものではありません。彼のおこないがどれだけ道に外れたものであっても、処分は適正かつ公平におこなわれる必要があります。
とはいえ、4段階の降格はかなり大きなもの。この先、窓際族としてひっそり社内で“余生”を過ごさせのか、本格的な復帰を見据えた現場に置くのか、フジの本気度が試される形になります。
しかし、当然ながらこの社員は、業界では完全に腫れもの扱いです。
テレビマンはタレント事務所や制作会社など、数多くの外部の取引先と信頼関係を築くことが大切ですが、今後、彼さんと仕事をしたいと思う取引先がどれぐらいいるか…」
女性の尊厳を踏みにじった“代償”は大きかった。
[via:FLASH]
https://smart-flash.jp/entame/348761/
フジが前社長&専務を提訴へ
フジテレビの第三者委員会が認定した元タレント、中居正広氏の「性暴力」を巡る一連の問題で、フジは5日、同社の港浩一前社長と大多亮元専務の法的責任を追及することを会社法に基づき決定し、訴訟準備に入ったと発表した。《中略》
記者会見した清水賢治社長は、港氏らへの訴訟について「現象としてはフジの放送収入の大幅な低下がある。(損害賠償請求の)方向だとは思うが、どの程度因果関係があるかは現段階で申し上げられない」と述べた。
処分人事が調査報告書公表の約2カ月後となったことについては「関係者へのヒアリングを複数回実施し、懲罰委員会で慎重に審議し決定を丁寧に進めた」と説明した。
[via:産経新聞]
https://www.sankei.com/article/20250605-JIOZHLR2DRM77A4CVUPHSWTKSM/
大多亮・中居正広・港浩一
フジの提訴を怯える中居
中居正広さんを今、憂鬱な気分にしているのは、フジテレビの親会社のフジ・メディア・ホールディングス(以下フジHD)の決断だ。
今月5日、同社は取締役会を開き、トラブル発生時のフジテレビの港浩一代表取締役社長と大多亮専務取締役を提訴すると発表した。《中略》
フジは約201億円の赤字
スポーツ紙放送担当記者が解説する。
「具体的にどうなるかはこれから明らかになりますが、損害賠償請求訴訟になるとみられます。金額がどの程度になるかは分かりませんが、フジHDは、今年3月までの1年間の決算で約201億円の赤字を出しました。
初の赤字決算で、その原因はフジテレビにCMが出稿されなかったこと。その責任が当時のツートップの判断ミスにある、という理屈です」
フジテレビの黄金期に、バラエティー畑のエースとして君臨した港元社長と、ドラマ畑のエースとして主演女優とも浮名を流した大多元専務。
ともにその座を失い、テレビマンとして晩節をすっかり汚していたが、中居性加害問題は2人をさらに追い詰める。
「約201億円の赤字のどれくらいが損害賠償請求額になるかは分かりませんが、数千万円では済まないでしょうね。億単位は確実視されていますし、10億円超えの請求も考えられます」と前出・スポーツ紙放送担当記者は見通す。
中居に損害賠償請求も
元ツートップを訴えるフジHDの旧経営陣15人も、すでに株主代表訴訟を起こされている。損害賠償額は233億円と莫大だ。賠償額が認められれば、フジHDに支払われることになる。
それぞれの旧経営陣が、金銭的な責任を追及される中、生きた心地がしない張本人が、問題の発生源である中居氏だろうと、民放報道局ディレクターは見る。
「フジHDは中居さんへの損害賠償請求について、しないとは言及せず、含みを持たせていました。つまり、いつでもできるぞ、という圧力にも似た意思表示です。
親会社の旧経営陣を訴えている株主が、中居さんを訴えることもできる。旧経営陣ひとり頭10億円超えを請求しているわけですから、中居さんを訴える場合も、10億円単位の訴訟になっても不思議じゃない」
このような展開を読み切っていたのか、“性暴力”を認定された中居サイドが、第三者委員会に反論。証拠の開示を求めていたのだが……。
進むも地獄、退くも地獄
「中居さんとしては、“性加害”を受け入れたら、名誉の問題もありますし、損害賠償請求に見舞われることになる、と見通していたと考えられますね。
ただ、中居サイドの要求に対し第三者委員会がゼロ回答で、さらに『今後のやり取りは差し控える』ときっぱりと拒絶した。
要するに、もうあなたのことは相手にしませんよ、ということ。中居さんに残された道は、自ら法廷の場に訴えて、“性暴力”はなかった、“性暴力”の認定によって名誉を著しく棄損されたと第三者委員会を訴えるしかなくなったわけです」
と前出・民放放送局ディレクターは中居サイドの出方を予想するが、
「いやいや、中居さんに打つ手はないでしょう。中居さんはジレンマに陥っている」
と指摘するのは元民放局員のエンタメライターだ。
「フジテレビが調査を委託した第三者委員会の決定を不服として中居さんが訴えることになれば、フジテレビに損害賠償請求される可能性が高まる。
かといってこのまま“性暴力”認定を受け入れてしまうと、株主代表訴訟を起こされるかもしれませんからね」
まさに、進むも地獄、退くも地獄のジレンマ。中居氏に救いの光は見えるのだろうか。
[via:週刊女性]
https://www.jprime.jp/articles/-/37034
ネットの反応
・解雇はしませんw
・200億以上の赤字を出させて降格処分で済むのかw
・中居もJr.からやり直せよ
・こんな甘い処分で株主総会を無事に切り抜けられるかな?
・株主ブチ切れ不可避。例の海外ファンドまた怒りそう
・大甘ですね。多分スポンサーは戻らないでしょう。
・ひとっつも反省してなくてワロタ
・クビにせずに飼い殺しパターンw
・1ヶ月の休職ってリフレッシュ休暇じゃないかよ
・どんな顔してフジテレビに残るんだよw
・辞めてコンパニオン事業でもやれよ
・自主退職促す感じか
・元編成部長は恐らく自主退職するだろう。
>退職して暴露本出せば億万長者だな笑
・クビにしたら週刊誌に駆け込むから自主的に辞めさせて退職金で手打ちだろ
・退職金は口止め料と言う事かw
・記者さんはB氏に今どんな気持ちか無邪気な感じで聞いてきて
・クビにしたら暴露されるから?
・フジテレビには余程こいつを飼い殺しにしたい理由があるんだな。未だ口を封じないといけない悪事があるんだよ。
・暴露もやむなしで膿を出す気迫がない限りフジは変わらないと思う。
・このような人物を出世させてきたフジの罪は大きい。
・港と大多ねえ…日枝氏も提訴した方がいいんじゃないの?
・まぁスポンサーが離れたのは社長らの会見のせいだろうしな
・大多は中居にキレてたのに逆に尻尾切り提訴されてて草
・訴訟しないと株主ブチキレだから
・裁判で決着つけないとこの騒動収まらない。
・無理筋だろうか中居を訴えなきゃ収まりがつかない
・中嶋も背任で訴えられても良さそうなのに
・さあ泥沼の訴訟合戦へ
・大多はそんなに悪者ではなかろう、港と中居を訴えろよ
・内ゲバになってきたな、もう誰が敵で誰が味方かわかんない。
・中居にも損害賠償請求せんかい
・この訴訟は世間やスポンサーに向けてのプロレスのような気が…
・私たちはちゃんとやってまーすという株主総会対策か
・茶番劇w
・これって中居を訴える前の布石では?
・刑事事件化してない件でどこまで正しい情報で追求できるのか?
・中嶋を引っ張り出さず裁判なんて出きんの?
・港が弁明するとしたら「中居がAが付き合ってるって言ったのを信じました。騙されました」しかないだろ
>中居がフジに嘘を言っていればそれで訴訟可能
・港浩一は中居と中嶋訴えればいいのに
・X子に土下座して示談破棄して刑事告発するように頼んでこいよ
・中居がすべての元凶だし他の人はとばっちり過ぎるだろ
・中居も無傷でいることは難しい気がする
・中居の性欲のせいで人生狂わされた人大杉
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