7月末でフジテレビを退社する中野美奈子アナ(32)だが、6月末にはレギュラー出演していた「とくダネ!」も降板し、そのまま送別会を開催。その一部始終が明らかになった。

会場となったのは、お台場のイタリアンレストラン。朝の情報番組終了後の午後2時スタートとい早い時間帯にも関わらず、番組スタッフ中心に約150人もの関係者が集合した。

先輩の笠井信輔アナ(49)が乾杯の音頭をとった後、サプライズとして中野アナの足跡をまとめたVTRが流された。入社試験の様子から始まり、新人時代の「めざましテレビ」での活躍ぶりや、昨年の結婚式の模様に加え、当日の最後のオンエアとなった「とくダネ!」の終了場面で締めくくられていた。

時間にして4分程だったが、「とくダネ!」のスタッフが、番組制作の合間に徹夜で作成したそうで、中野アナはその出来の素晴らしさに目をウルウルさせていたという。

そしてVTR放映直後、中野アナの上半身が隠れてしまうほどの花束がプレゼントされ、会場はにわかに感動に包まれた。その後、終盤でスピーチをしたのが、一時は不仲説も流れていたキャスターの小倉智昭(65)だった。

「小倉さんと中野アナは当初、あまりしゃべらなかったが、最後のほうは退社のことも真っ先に相談するほど信頼関係ができていた。

スピーチでも小倉さんは中野アナの先輩でアイドルアナとして並び称されていた高島彩アナを引き合いに出して、『アヤパンと(「めざましテレビ」で)一緒だったことで才能が発揮できていなかったのがもったいなかった。一緒でなければ、もっとよくなっていたのに...』と残念がっていた。この時は会場もザワつきました」(前出・番組関係者)

つまり、アイドルアナではなく、本格的なキャスターとしての仕事をもっと早く任されるべきだったと、彼女の実力を高く評価していたわけだ。

最後に挨拶をした中野アナも、「家族も番組がおもしろすぎて、家庭がないがしろにされないか心配していたみたいです」と退社に至った真相を明かしたあとに、周囲に感謝の言葉を述べ、「家族を作って、ステキな家庭を築いていきたいと思います。3年間、ありがとうございました」と締めくくった。

「その後、二次会では一次会の場所の隣にあるエスニックカフェに場所を移してもカクテルを飲んでいた。小倉さんを含め親しいスタッフが10人ほどで、退社を惜しんでいましたね」(目撃者)

[アサヒ芸能]
http://stevie.seesaa.net/article/280282055.html

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