お笑い業界を牛耳るナンバーワン放送作家は誰だ?

ここ10年で最も力を持っていると言われているのが、高須光聖である。浜田雅功とは幼稚園から、松本人志とも小・中学をともにした「ダウンタウンの幼なじみ」としても知られている。作家の世界に入ったのも、松本に誘われて『4時ですよーだ』(毎日放送)のスタッフになったことがきっかけで、ダウンタウンのブレーンとも言うべき存在だ。


高須光聖

バラエティ番組における高須の力は大きい。『夢で逢えたら』『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』『ダウンタウンのごっつええ感じ』『ダウンタウンDX』と、若手時代からほとんどのダウンタウンの番組に関わり、二人三脚でステップアップを果たしてきた。

そしてダウンタウンがお笑い界に君臨したことによって、高須の力も増していった。

2011年からは漫才コンテスト番組『THE MANZAI』の審査員も担当しているが、放送作家が芸人を審査することに批判の声もある。

この番組で、初年度から高須が票を投じているのが千鳥の2人。千鳥といえば関西の実力派芸人だが、関東ではすこぶるウケが悪く、そこにギャップを感じる視聴者が多いようだ。千鳥は3年間でまだ優勝はないが、3年とも決勝へ進んでいるのは千鳥だけだ。


千鳥

もちろん、お笑い通にしか分からない実力があるのだろうが、会場の笑い声はイマイチのようだ。

実はこの千鳥を若手の頃からプッシュしていたのが、ダウンタウンの松本人志だ。

そして千鳥を審査員席から激賞するのが、高須光聖と松本チルドレンの番頭とも言われる木村祐一。これには「松本の目に狂いがなかったことにするため、高須と木村が優勝させようと必死」などとネットに書き込まれている。

もしかしたら、M-1で長らく優勝出来なかったことで、逆に知名度を得た笑い飯のように育てたいのかもしれない。 今後も高須とダウンタウンとの蜜月関係は続いていくだろう。本人が超売れっ子作家であるうえに、バックに超々売れっ子芸人の存在があるのだから、これ以上強いものはない。現在のお笑い界で高須光聖に逆らえるのは、ダウンタウンの2人だけと言われている。しかしあくまで裏方に徹している活動をみると、鈴木おさむのようなトラブルはなさそうだ。

■鈴木おさむとキングコング西野のガチ喧嘩。

いざこざは、西野が自身のTwitterに「『芸人交換日記』なんて、ちっとも面白くないし、都合よく乗っかる芸人はもっと面白くないですね」と投稿したことからはじまる。これを目にした『芸人交換日記』の著者である鈴木おさむが、「僕の書いた物をいくら批判していただいてもいいですが、『都合よくのっかる芸人』って誰のことを言ってるんですかね?この言い方は、正直悲しいです、、、」と反論したことで騒動に発展してしまった。


キングコング西野｜鈴木おさむ

昨年11月14日に放送された『アメトーーク』は「好感度低い芸人」がテーマだったが、そこで西野が鈴木に土下座をし、作家様に和解の握手までしてもらったのだ。本来ならこれで全て清算されて万々歳なのだが、このやりとりが非常に不愉快だとネットで評判になっている。

いったい何度謝罪させれば気が済むんだと、ネット住民はその女を腐らせたような鈴木の性格に嫌悪感を抱いている。

確かにそう言われてみれば「僕の書いた物をいくら批判していただいてもいいですが～」という反論も、なかなか自己保身にまみれたセコい文章だ。本心では自分の作品をつまらないと言われて怒ったはずなのに、僕は良いけど芸人は批判するなという論調を用いることで強い者を巻き込み、西野を陰湿な形でジワジワと追いつめている。その後、西野が鬱気味になり仕事を失っていったのは、みなさまご存知の通りだ。

鈴木が本当に自己犠牲の精神に溢れる器の大きい人間ならば、何度も何度も謝罪を求めないような気もするが...。 結局この騒動は西野側も鈴木側も損をする結果となってしまった。そして最終的に残ったのは、映画版『芸人交換日記』の興行的な苦戦(約2.5億円)と赤字収益。西野の言った「ちっとも面白くない」が本当のことになってしまったわけだ。

[ブッチニュース]
http://bucchinews.com/geinou/4119.html
http://bucchinews.com/geinou/3881.html

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□ YouTube 高須光聖チャンネル

□ 松本人志が幼馴染みの「高須光聖」について語る。

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