日本は前回覇者のドイツと対戦し、0-3で敗れ、初の決勝進出を逃した。前半だけで3点を失う予想外の展開。今大会最多2万8306人の声援を受け反撃したが、5試合連続ゴールを狙ったMF田中陽子(19=INAC神戸)も不発に終わり、無失点を誇るドイツ守備陣の壁を破れなかった。日本は、初の決勝進出を逃し、8日の3位決定戦(国立)でナイジェリアと対戦する。
ヤングなでしこ ドイツ戦
一斉に顔を覆う仲間たちの横で、田中陽は涙すら出なかった。世界の壁の高さを痛感させられた90分間。「きょうはできなさすぎた。泣いてる場合じゃない」。2万8306人が沈黙した聖地のピッチ上で、悔しさとともに新たな決意も込み上げていた。
ヤングなでしこは今回のベスト4進出の快進撃で注目度もアップ中。ただ、吉田弘監督(54)によれば、宿舎での様子は「私の目につくのは『ふざけるな』とか『いい加減にしろ』というところばかり」だというのだ。
指揮官がもっとも困惑したのは、監督に対する接し方だ。「吉田監督は接しやすい人ですが、ある選手から『ひーくん』と言われていて、ビックリでした。今でもたまにその呼び名は聞くので、変わってないです」と、主将のMF藤田のぞみ(20=浦和)も一部選手に驚いたほど。
なでしこジャパンの佐々木則夫監督(54)も選手からは「ノリさん」と呼ばれるが、これは親しみと尊敬の両面が含まれる。ただ「ひーくん」は度が過ぎた。吉田監督は「そういうのを分からせてやるのも我々の仕事」とし、さすがにお小言を与えたとか。
またヤングなでしこは食事の際も自由奔放。全員が集まる食事会場では「まるで修学旅行」(関係者)のように大ハシャギ。あちらこちらに食べ散らかしたうえ、配膳や片付けを無視し、いつまでも"ガールズトーク"に夢中。全く手が付けられないという。
さらには試合に向けた選手ミーティングが終わると、すぐにゴールパフォーマンス会議に移る。吉田監督は「オフ・ザ・ピッチでも積極的にプレーしろ」と言ってしまっただけに、おてんば娘たちを叱ることもできず「裏目に出たかな」と頭をかいている。
こうした和気あいあいとした雰囲気が快進撃の一因になっていることは間違いないが、吉田監督の忍耐力がどこまで続くのか。世界制覇へのポイントになるはずだ。
[毎日JP]
http://mainichi.jp/sponichi/news/20120905spn00m050009000c.html
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プロ契約って誰かいるの?
フル代表ですら少ないと思うのだが…
チームの雰囲気がいいのはプラスだし、プロだからやる事はやるでしょ。
やれないならクビになるだけだし。
あーっ!よっしゃいくぞーっ!
タイガー!ファイヤー!サイバー!ファイバー!ダイバー!バイバー!ジャージャー!
超絶かわいい!陽子ーっ!