2012年6月6日に勝ち投手になり札幌ドームのお立ち台に上り「最強の24歳になります!」という名言(迷言!?)を残して以後、一度も勝てていない斎藤佑樹選手。結局最強の24歳は田中将大選手だった。

ここまで差がついてしまうと、世間の反応はとても冷たい。ネットの掲示板では「もう終わた」「まだ野球やるるき?」「来年も日ハムが契約を結ぶなんて」「バッティングセンスがないから野手に転向すら出来そうにない」......。という辛口な内容が目立つ。

最近も斎藤は「いまは田中が上。でも30歳40歳になったときのための大学4年だった」と発言したが、これが大卒であることを鼻にかけて高卒のマー君を小馬鹿にしていると報道され大バッシング!ただまだ負けていないという意味だったが、もはや何をコメントしても悪意でしか捉えられない風潮になってきている。

しかし、斎藤佑樹選手が投手として終わったとは断言できないと思う。冷静なマウンドさばきと大舞台に強いハートは、ピンチになったときに頼りになる中継ぎ向きだと思えるのだがどうだろう。球速は速くないし切れが鋭い変化球があるわけではないが、高校時代から低めにコントロールして併殺を狙うような頭脳的な投球術はいまも変わらない。

先発完投や抑えのエースではなく、壊れかけたゲーム中盤の流れを立て直すピッチャーとして生まれ変わればどうだろうか? もちろん今の彼の制球力やモチベーション、栗山監督、黒木投手コーチでは望むべくも無い希望的観測でしかないのだが、もはやスーパースターになったマー君がメジャーへ行けば、比較される相手がいなくなった斎藤本人にとっても、今後の展開を考え直すいい機会だだろう。


栗山監督｜黒木投手コーチ

幸いなことに斎藤に期待していた栗山監督も、今は二刀流の大谷翔平にご執心。そこで斎藤は自分の投球スタイルを自由に模索できるというわけだ。もしかしたら来シーズンはマウンドで躍動する姿を見せてくれるかも?

[ブッチニュース]
http://bucchinews.com/geinou/3880.html

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