GOSSIP!

生田斗真 落ちこぼれと悩んだ過去

生田斗真がジャニーズに入ったきっかけは母親だった。

生田斗真
生田斗真

木村拓哉「母がSMAPの木村拓哉さんの大ファンで、会えるのではないかとジャニーズのオーディションに応募した」と明かしたのだ。サッカーの試合があったが「こんな機会は二度と無いから」と引っ張っていかれたのである。

オーディションではいきなり振り付けを覚えて踊らされると、その日はそれで終わった。合否も分からないまま1週間後に横浜アリーナで開催されるKinKi Kidsのライブに集合すると、「オーディションで覚えた振付けで踊ってください」と本番のバックダンサーをさせられたのだ。そうやって現場でオーディションしていくのが事務所のやり方で、次からは呼ばれない者もいたという。

そういうことが続いて、気がつくとなんとなくジャニーズJr.として活動していた。

さらに、彼はその頃に『天才てれびくん』(NHK)のオーディションを受けるように言われて合格したのである。番組のレギュラーを2年間務めたが、その間に他のJr.メンバーと活動のパターンが違ってきた。

ジャニーズでは「"レコード(CD)を出して初めて認められる"という暗黙のルールがある」と生田は話す。同期や後輩たちが次々とグループで曲を出して売れていく姿に焦りを感じており、当時は「僕はジャニーズの落ちこぼれ」と苦悩したことを明かした。

蜷川幸雄そんな彼が17歳の時に舞台と出あった。共演した『劇団☆新感線』や演出家の蜷川幸雄氏からいろいろなことを学び、その世界に引き込まれていったのである。

舞台からドラマや映画へと活躍の場を広げた彼は、『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』で注目されると、映画『人間失格』で初主演を果たすなど人気俳優への道を歩みだす。ある日、生田がジャニー喜多川社長に会うと「You!俳優の人だ!」と呼ばれた。その時、生田は「そう見てくれるんだ。そっちに(俳優に)行っちゃっていいんだ!」と思ったそうだ。社長が自分の進む道を認めてくれていることが嬉しかったのである。

それでも周囲からは「俳優だけでやるんだったら、ジャニーズにいる意味が無い。他の事務所に入ったほうがいいじゃん」という声も聞こえる。頑張っても認められない悔しさに落ち込む生田は、ある先輩から「出る杭は打たれるけど、出過ぎた杭は誰にも打てない」と言われたのだ。

「アイドルの事務所で俳優だけやっているのが、逆におもしろい」そう思ってやって来た彼が心折れそうになる時には、先輩の言葉を思い出して「誰にもなれないところまで行けばいいんだ」と自らを元気づけるという。

大東駿介生田は台本に全く文字を書かない。立ち位置や左右どちらに移動するかなども一切メモしないというのだ。彼が「書いた文字が芝居中に浮かんで邪魔する」と説明すると、番組MCの大東駿介は「僕は空白がないくらいびっしり書きますよ」と驚いた。人気俳優として、彼も生田のやり方を信じ難い様子だ。

そんな大東の反応に生田は「動きは全て体で覚えるから書く必要はない。書いたとしても、またそれを見ます?」と逆に不思議そうにしていた。

「ジャニーズの落ちこぼれ」と一時期は悩んだ生田斗真がその頃のレッスンのおかげで、今は「ジャニーズの俳優」として活躍している。その経験を生かした彼ならではの演技で「誰も叩くことのできないほど出過ぎた杭」になる日が楽しみだ。

[Techinsight Japan]
http://japan.techinsight.jp/2013/01/touma-jrhaiyu-rockyou20130126.html

【関連商品】




[10] ジャニーホモ川

こいつは音痴なの?

[9] そうか!

ジャニーズだからこそ、動きは書かなくも体で覚えられるんですね!
何事も、無駄にはなりませんな

[8] 斗真のこと、ジャニーズだと知ってる人少ないよね…

間違えた

【前後の記事】