GOSSIP!

亀田興毅 6度目防衛も土下座と悔し涙

世界ボクシング協会(WBA)バンタム級タイトルマッチ12回戦は7日、大阪市のボディメーカーコロシアムで行われ、チャンピオンの亀田興毅(亀田)が同級8位のパノムルンレック・カイヤンハーダオジム(タイ)を2-1の判定で下し、6度目の防衛に成功した。

亀田興毅
亀田興毅

試合まで2度も挑戦者変更のトラブルがあった26歳の亀田興は、同じ左構えと対戦するのがプロ唯一の黒星を喫した2010年3月のポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)戦以来だった。戦績は亀田興が31戦30勝(17KO)1敗、29歳のパノムルンレックが38戦36勝(19KO)2敗。日本のジムに所属する男子の現役世界王者は8人のまま。

6度目の防衛を成し遂げたチャンピオンが見せたのは、勝者には不似合いな土下座と悔し涙だった。リングを降り、目をタオルで覆いながら引き上げていく亀田興。「ホコリが入っただけちゃう?」。本人はとぼけたが、不本意なパフォーマンスからこみ上げてきた涙に違いなかった。

土下座する亀田興毅
土下座する亀田興毅

自身と同じ左構えと拳を交えるのは、唯一の敗戦を喫した2010年3月のポンサクレック戦以来。直前に挑戦者が2度も変更となり、対策を講じる時間が限られたとはいえ、ランキング8位の格下相手に思わぬ苦戦を強いられた。

2回に左アッパーを浴びると、ジャブを繰り返し突かれて顔面が真っ赤に腫れ上がった。ガードを固め、距離を保って戦う王者にしては珍しく接近戦を展開したが、ロープを背に防戦一方となるシーンもしばしば。流れを変える戦術も持ち合わせておらず「アカンもんはアカン。しょうもない試合をして申し訳ないです...」。薄氷を踏む勝利に、反省の弁が次から次と口を突いた。

試合前は高らかにKO宣言。4階級制覇にも色気を示し「12月には(弟の大毅、和毅と)3人そろって世界戦がしたいな」。壮大な野望をぶち上げていたのだが...。

亀田興毅「プロとしてやっている以上、結果がすべて」「(自分は)まだまだ大したことない。次は進化して帰ってきたい」

戦前の威勢の良さと、敗者を思わせる殊勝なコメントとの落差が、いつもながら寂しい。

[zakzak]
http://www.zakzak.co.jp/sports/etc_sports/news/20130407/spo1304072131002-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/sports/etc_sports/news/20130408/spo1304080914000-n1.htm

【関連商品】




【関連ワード】

亀田興毅
[35] ハゲ頭 段平

プロに必要なエンターテイメントのビックマウスもダメな時は素直に土下座も人間的に亀田興毅ファンだぁ 51対49でも勝てばいいじゃん応援するぞぉ頑張れぇ

[34] あ

亀田よポイントを稼ぐだけのスタイルなら、オリンピックにでも出てくれ。
プロ向きじゃないよ。

足も使わない、ガードばかりの少手数なら、勝ててるとしても負けてるとおもわれて当然。
素人に文句言われないようにスタイル変えろ、分かりづらいわ

[33] 初音ミク

亀田ってチビだし、ハードパンチャーでもなければ、手数が多いわけでも、回転が早いわけでもないし、ただ単にガードが固いだけだから、ウエイト制限無視したら亀田より身長体重ある奴だったら普通に勝てるよ。

【前後の記事】