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ガンバ、浦和、鹿島がグループ最下位・・・日本勢惨敗で韓国メディアが言いたい放題!JリーグがACLで勝てない理由

AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節が3日と4日に各地で開催された。

開幕節は敵地で全北現代と引き分け、4チームが参加している日本勢で唯一、勝ち点獲得していた柏レイソルは、ホームでベトナムのビン・ズオンと対戦。

工藤壮人の2得点などで5-1と大勝し、ホームで今大会初白星を挙げた。柏は勝ち点4とし、グループ首位に浮上している。

柏レイソル ビン・ズオン

その他3チーム、ガンバ大阪、浦和レッズ、鹿島アントラーズは大会黒星スタート。ホームでの初戦を落とした昨季の三冠王者であるG大阪はアウェーで韓国の城南FCと対戦したが、0-2で敗戦。2戦連続の完封負けでグループ最下位となっている。

浦和はホームでオーストラリアのブリスベン・ロアーと対戦となったが、開始早々に失点を喫すると、後半早々にも那須大亮が退場となるなど、1点を返すことができず。0-1で敗れて、こちらもグループ最下位となった。

鹿島はアウェーで韓国のFCソウルと対戦したが、前半をスコアレスで折り返したものの、後半に入って66分に失点。0-1で敗れて鹿島も大会連敗スタートとなり、最下位に沈んでいる。

この結果、第2節を終わり、日本勢で勝利はおろか勝ち点を獲得しているのが、グループE首位の柏のみとなり、他の3チームは大会連敗スタートで各グループの最下位となった。

[引用/参照:http://www.soccer-king.jp/news/japan/acl/20150304/287272.html]

ガンバ大阪 広州富力

2月24日に行われたのは、Jリーグ三冠のガンバ大阪 対 本拠地の中国スーパーリーグ3位を誇る広州富力。

結果は、下馬評が高かったガンバが敗戦。序盤にハーフライン付近でボールロストからカウンターを受け、守備態勢が劣ったガンバはそのままモロッコ代表FWアブデラザク・ハムダラーに持ち込まれた。

これによりラインを下げ、失点につながってしまったのだ。Jリーグクラブに典型的な、守備態勢の低さが出た試合となった。

かつてACLで戦ったことのあるJリーガーは、こんなコメントを述べた。

「ACLは日本では軽視されている。特に決勝トーナメントに入ると、他のクラブは国内リーグの日程が考慮されて万全の状態で挑めるけど、日本ではJリーグの日程は調整されない」

ACLでトップに立ったJリーグクラブは、2008年のガンバ大阪が最後だ。その後は、いいところで2013年の柏レイソルのベスト4止まり。

なぜJリーグクラブが勝てなくなったのかには、いくつでも理由が考えられる。

ボールを繋ぐことに丁寧な能動姿勢が主体の日本は、相手の長所をつぶすリアクションフットボールが得意な韓国Kリーグクラブなどには付け狙われるのだ。

25日には、鹿島アントラーズが昨季王者となったウェスタン・シドニーと対戦。ここでは果敢に攻め入ったアントラーズだったが、1-3で敗退。

鹿島アントラーズ ウェスタン・シドニー

しかも、2失点目以降は、自陣でつなぎかけたボールを奪われるという痛恨のミス。

Jリーグはリトリートして守るのが基本で、こうした部分の練度が低いまま。国内で絶賛される柴崎岳は、ボランチとしてボールを失う回数が多すぎた。

しかし、"敗因の限定化"に大きな意味はないだろう。アジアのクラブは、近年全体的に底上げが目立つ。昔と違い、簡単に勝てる相手はいない。

2013年王者となった広州恒大などは、マネーパワーも強大だ。

「中国スーパーリーグは急浮上しているよ。この冬のオフに費やした補強費はリーグ全体で、9000万ユーロ(約121億円)近い。これほどのお金をかけられるリーグが世界にいくつある?優秀な監督や選手を引き抜いてくることで、必ずレベルは上がる」

こうコメントしているのは、グループGで浦和レッズと同組に入った北京国安のスペイン人指揮官、グレゴリオ・マンサーノだ。

マンサーノは日本代表監督に誘われたこともあるが、サインには至らなかった。そんな人物が、北京国安を指揮して2014年の最優秀監督賞を受けているのだから恐ろしい。

ガンバに勝った広州富力もマネーパワーをマンパワーへとつなげたチームで、率いるのはリーガエスパニョーラのヘタフェで監督を務めていたコスミン・コントラだ。

シーズン半ばにして広州富力に転任したのは、マネーパワーに違いない。こうした現象は、中国のみならずカタールやサウジアラビア、UAEなどにも起きている。

オーストラリアもACL王者ウェスタン・シドニーが日本代表の高萩洋二郎を獲得するなど、Aリーグ全体が勃興の気配を見せる。そして最近はタイ、ベトナムなど東南アジア勢も市場が活発になっている。

Jリーグのクラブは、"過去の実績に囚われず、流れゆく時勢の中でいかに戦うか"を突き詰め、ゲームマネジメントの熟成が問われるだろう。

25日に水原三星と対戦していた浦和レッズは、敵地にもかかわらず先制点を叩き込み押していた。

しかしサイドからの放り込みとタフな競り合いの中、次第に腰が引けてしまう。そして終盤のFK、狼狽したDFはボールを無視した珍妙なマーキングで失点し、2-1と敗北している。

浦和レッズ 水原三星

要は、90分間のマネジメントに敗退したのだ。

その点、韓国Kリーグ王者、全北現代のホームに乗り込んだ柏レイソルは啓示的戦いを見せた。5-4-1とも言えるシステムで守備を第一に、ラインコントロールで相手の勢いを殺し、ポゼッションも守備に使うしたたかさで、0-0と勝ち点1を拾っている。

実力が拮抗する中、たとえ不利な状況でも平常心で戦い、攻撃していけるかは、戦略的マネジメントにかかっている。

[引用/参照:http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/jfootball/2015/03/02/post_866/]

□ 韓国メディアが言いたい放題「勝ち点の自販機に転落か」

そんな状況に、当然のごとく余裕綽々なのは韓国メディアだ。サッカーメディア「インターフットボール」は、「1分3敗のJリーグ、Kリーグの勝ち点自販機に?」と題した記事の中でこう書きつづっている。

「KリーグとJリーグのクラブ間がプライドを懸けた戦いは、Kリーグの圧勝だ。Jリーグは、特にKリーグに弱い。たった1勝も挙げられなかった。

(中略)Jリーグにとってもっと大きな問題は、このような流れがかなり長い間持続されているという点だ。

過去Jリーグはアジアの舞台で強者だったが、最近はまったく違う。Kリーグはもちろん、中国スーパーリーグもJリーグを舐めて見ている。果たして、Jリーグは勝ち点の自販機に転落するのか」

韓国のネチズンたちも痛快感を隠せない。

もともとネチズンたちは、Jリーグを「チェイ(第2)リーグ」と呼んで皮肉りながら強い対抗心を見せてきたが、今回の対決結果を受けて、ネット掲示板には「ありがとう、チェイリーグ、ケッケッケッ」「JリーグのACL出場枠を減らされてしまったらKリーグが困る」といった書き込みもあった。

ただ、「Jリーグの苦戦は、有能な選手たちが自国リーグを捨てて無分別に海外に進出した結果では」「国内のサッカー市場の規模に比べて、プロチームをたくさん作りすぎた結果、全体のレベルが落ちた」など、一部には鋭い指摘もある。

その中には、「選手らに闘争心がない。あっけなく失点し、選手たちも"失敗しても当然"と言わんばかりの無表情。あんな精神力で勝てるわけがない。Jリーグは適当にフィジカルコンタクトしながら、キレイなパス回しで自慰する三流リーグに成り下がった」と厳しいものもあった。

[引用/参照:http://www.cyzo.com/2015/03/post_20905.html]

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[2] 実情

日本サッカーのレベルは、アジアにも通用しない。
綺麗なサッカーは不要。

[1] あ

もうJリーグは足掛けでしかない。もっと精鋭を集めて質の高い試合を常にやらないと、、、自動入れ替えも一チームにして、後は入れ替え戦やるべき。レベルや格差が、ありすぎる。

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