今年はオリンピックイヤーということもあり、日本代表選手の選考会、選考レースも終盤に入ってきた。

藤原選手だけでなく、今回は14位と奮わなかった川内選手にも、マラソンが好きというわけではない女性ファンが大勢応援している。その様はまさに、アイドル扱い。

サッカー界でも、長友佑都、香川真司、内田篤人の各選手たちがサッカーには無関心だった女性たちから熱い視線を浴びて久しい。

W杯の消化試合と言われたウズベキスタン戦でも、またひとり、アイドルが誕生した。初めて日本代表に宮市亮が招集され、サッカーファン以外からの注目が俄然高まったのだ。
それぞれ専門のスポーツについて詳しくないファンからすると、世界の一線で活躍する彼らとジャニーズやお笑いタレントたちは同じ位置づけで、追っかけ隊も存在する。
サッカーファンの目には、それならせめて少しはサッカーのルールくらい覚えてほしいというのが本音のようだが、日本代表のユニホームに身を包んだ彼女たちは、試合の流れなどお構いなしにスタジアムで黄色い声援を送る。
ファンの生態をよく見ていると、軟派と硬派に別れる。
"私の王子様"的に見た目だけを追いかけ、ひたすら騒ぐファンと、成長を見守りながら、自分たちが支えて大きく飛躍させようとするファンと。

かえってミーハーファンはそこに私の王子様を見いだす。その競技が好きという場合はまた別だが、背が高い、イケメン、実力がある、この3拍子が揃うと、アイドル視されてしまうのだ。
スポーツ選手はそれぞれのフィールドが舞台。ミーハーファンがいようがいまいが、気に留める様子はない。ただ、競技を愛するサポーターは大事にしている。
ミーハーファンによる経済効果は多大ではあるが、選手や本来のサポーターたちにどんな影響を与えているのだろうか。案外、選手たちにはミーハーファンは視覚にすら入っていないのかもしれない。
[zakzak]
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20120309/enn1203090847001-n1.htm
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「調子乗り世代ファン」「海外組ファン」と言っている奴はたいてい顔ファン。(あくまでもたいてい。)
いつまでも引退しないでズルズルやってる選手を見てるとイライラするのは俺だけか?
格闘技も少し前までかなり人気あったのにな。