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【放送事故】「報ステ」古賀氏が生放送中に降板内情暴露!古舘が大慌てでバトルに!

2015年3月27日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)で、「コメンテーター降板」を巡る当事者とキャスターの生々しい「バトル」が繰り広げられた。

元経済産業省キャリア官僚の古賀茂明氏(59)が生出演中に自身の「降板」理由を語り始め、古舘伊知郎キャスター(60)が「承服できません!」「それは違うと思います」などと慌てて反論。報道後には識者や視聴者から賛否の声が溢れることとなった。



「報ステ」古舘vs古賀生バトルの放送事故



番組中盤、緊迫した中東情勢を伝える場面で、古舘氏が解説を求めたところ、古賀氏は「ちょっとそのお話をする前に…」と切り出してこう語った。

「テレビ朝日の早河(洋)会長とか古舘プロダクションの佐藤(孝)会長のご意向で、私は今日が最後。これまで非常に多くの方から激励を受けました。

一方で、菅官房長官はじめ官邸の皆さんからはものすごいバッシングを受けてきました。それを上回る皆さんの応援のおかげで非常に楽しくやらせていただいた。本当にありがとうございました」

突然の「あいさつ」を隣で聞いていた古舘氏は「ちょっと待ってください!今の話は私としては承服できません」と訴え、

「4月以降も、機会があれば企画が合うなら出ていただきたいと思っています」「すべてテレビ側から降ろされるということは、それは違うと思いますよ」と反論。すると古賀氏は、

「古舘さん言われましたよね。私がこういうふう(降板)になることについて『自分は何にもできなかった、本当に申し訳ない』と」

と楽屋でのやりとりを暴露した。これには、

「この前お話したのは、古賀さんの思うような意向に沿って流れができていないんだとしたら大変申し訳ないと私は今でも思っている。しかし、さっきのはちょっと極端すぎる!」

と古舘氏。謝罪したことは確かだが、「降板」について限定したものではかったと言いたいようだ。しかし古賀氏はこの言い分に納得せず、

「(楽屋での会話は)全部録音させていただきましたので、もしそういうふうに言われるんだったら全部出させていただきますけど」

と一歩も引かない。「こちらもそれは出させていただくということになっちゃいますよ古賀さん」「いいですよ」という押し問答の末、古舘氏が話を本題に戻した。

古賀氏の降板話は2月から週刊誌等に報じられ始め、一部では「イスラム国」人質事件に関する安倍晋三首相の対応について、番組内で「I am not Abe」と批判したことが原因との見方が出ていた。

古賀氏も2月25日に開いた会見で「この発言以降、『4月以降は絶対に出すな』という厳命が下っているというふうに(聞いている)」などと話していた。

一度は収束したと思われた舌戦だったが、ここで終わらなかった。



「報ステ」古賀氏 I am not ABE



古賀氏はその後「I am not ABE」と書かれた自作の紙を広げ、「単なる安倍批判ではありません。ひとつの考え方としてみんなで議論していただきたい」と語った。

古舘氏も番組が川内原発や沖縄基地問題について取り上げてきたと指摘すると、古賀氏は「でも、それを作ってきたプロデューサーが今度更迭されます」と言い返した。

古舘氏は「更迭ではないと思います!私は人事のことは分かりませんが、人事異動を更迭と…」と慌てて否定した。

さらに安倍政権について「原発復権・完了復権・行政埋没」と指摘するフリップを取り出した。

しかし古舘氏から「ちょっとごめんなさい、時間が…」と制止されると渋々降ろし、最後にマハトマ・ガンジーの言葉を紹介して次のように語った。

「報ステ」古賀氏 ガンジーの言葉
「つまり圧力とか自粛に慣れていって、何もしない、ひとりでやったってしょうがない、ただ叩かれるだけだ、ということでやらないと、知らないうちに自分が変わってしまって、本当に大きな問題が起きているのに気がつかないということがあるんですよ。(中略)

私が言いたかったのは、言いたいことはそのまま自然に言いましょうということ。もちろん、ちがう意見があれば、古舘さんだってどんどん言っていただいて、全くなんの問題もない。

何か言ったことについて、裏で圧力をかけたり、官邸から電話をかけてなんだかんだ言ったりするのは、そういうことは止めていただきたい。そういうふうに思うわけです」

番組最後、古舘氏は「古賀さんと私とのトークの中でニュースとは直接関係のない話も出ました」とこの件に触れ、

「古賀さんのお考えは尊重し続けるつもりでございますが、一部承服できない点もございました。来週以降もこの番組は、私は真剣に真摯にニュースに向き合っていきたいと考えております。

これに関しては一切揺るがないつもりで、真剣に皆様と向き合っていきたい」

と挨拶。出演者陣が頭を下げる中、古賀氏だけはマイクを外すような仕草をしていた。

古賀氏の一連の訴えは、放送中から多くの反響を呼んだ。ツイッターには賛否の声が上がっており、ジャーナリストらもさまざまな意見を述べている。

竹田圭吾氏は「古賀茂明という人はテレビで発言する機会を与えられていることの責任と義務をまったく理解していない」と問題視。

江川紹子氏も、具体的な番組名こそ挙げてはいないが、「公共の電波で自分の見解を伝えるという貴重な機会を、個人的な恨みの吐露に使っている人を見ると、なんとももったいないことをするのか…と思う」と批判的にツイートした。

一方、田中稔氏は「古賀さんの勇気ある行動に私たちは励まされる」と古賀氏の姿勢を評価した。

なお、古賀氏は番組終了後、岩上安身氏によるインタビューの中で出演後に報道局長とやりとりしたことを明らかにした。そのことについては、

「テレ朝には申し訳なかったけれど事前に相談しなかった。いきなり言ったらだれの責任にもならないから。僕としては最大限気を使ったつもりだけど、やられた側からしたら突然だから怒ったり裏切りだといったりするのも分かる」

と理解を示していた。

なお、テレ朝広報部は28日、各紙に「古賀氏の個人的な意見や放送中に一部、事実に基づかないコメントがされたことについて、承服できない思いでおります。

結果として番組に一部、混乱がみられたことについて、視聴者の皆様におわび申し上げます」などとコメントしている。

[引用/参照:http://www.j-cast.com/2015/03/28231614.html]

□ 番組終了後のインタビュー


古賀氏 岩上安身氏の直撃インタビュー



番組終了後、古賀氏は、ジャーナリスト・岩上安身氏の直撃にもっと詳細な証言をしている。

「今日の放送は官邸に抗議するというのが僕の目的だった。僕がなぜ『I am not Abe』を出したかと言うと、官邸が僕のことを個人的に攻撃しているんですよ。官房長官は名前は出さないけど明らかに私を攻撃してくる。

「俺だったら放送法違反だと言ってやったのに」と言ってるという話も聞いている。官房長官という政府の要人が、放送免許取り消しもあるよという脅しですよ。私は脅されているからと言って黙るということはできない。だから自分を無理矢理追いつめていました。

番組終わってから、報道局長がきてあんなのおかしい、裏切りだとガンガン言われて、こっちもやり返してやりましたよ。

いま、マスコミには黙ってほしくないんですよと言ったら、世の中の人にはわからないと言うんです。僕は一石投じることをしたかった。それ言ったら番組を私物化してると言われたけど。

でも官邸、政府はお金も大量にあるし組織的にマスコミを抑えることをガンガンやってる。あいつはキチガイだと言う人もいると思います。

みんながどんどん転向していっている。官邸の偉い人とご飯を食べて、審議会にどうこう言われれば、みんな変わるそうです。官邸に攻撃されたら民主党のブレーンだって官邸の味方だからと言ってるらしいんですよ。

僕も官僚だったからわかりますよ。でも、テレビキャスターで官邸側に転向しないのが僕以外にたった一人だけいると言ってたらしいです。

電通の人も言ってましたよ。官邸だけじゃなく自民党にはお金が余ってるからそれを取りに行くんだと、だから優秀な営業マンを付けるんだとね。みんな官邸になびいていくんですよ。これで当分僕の東京のキー局での出演はありえないですね」(『岩上安身チャンネル』)

一時は降板覚悟で徹底抗戦をするといわれていた古舘もこのテレ朝上層部の意向に恭順の意を示していることもわかった。政権批判ができる唯一の番組も風前の灯火ということらしい。

[引用/参照:http://lite-ra.com/2015/03/post-980.html]

「生放送中にコメンテーターがあそこまで、自らの降板について話すのは前代未聞です。本当に安倍官邸からテレ朝に圧力があったのか、テレ朝は圧力に屈したのか、国会でも問題にすべきだし、メディアは真相を追及すべきです」(政界事情通)

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コメント

  1. 1
    名無しさん 2015/03/30 17:22

    よくわかんない

  2. 2
    名無しさん 2015/03/30 20:27

    ぶっちゃけどうでもいい。
    来週には忘れてるし

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