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人気番組の制作スタッフの不祥事相次ぐ 『報ステ』セクハラ『クレイジージャーニー』暴力沙汰

“身から出たサビ”だ。テレビ朝日の「報道ステーション」の男性チーフプロデューサー(CP)がセクハラで更迭された。いったい何があったのか。

「更迭されたK氏は、1993年入社のベテラン社員。普通ならテレビ局の人事は7月ですが、懲罰委員会が先月30日、社内向けに<社員一人に『謹慎』の懲戒処分を行った>と通達しました。

名前や肩書が伏せられたものの、同日の報ステ放送後の反省会で、K氏が不適切事案により異動することが判明したのです」(テレビ朝日関係者)

K氏は40代後半の妻子持ち。昨年7月に朝の情報番組「グッド!モーニング」から報ステに異動した後、安倍政権に批判的な放送をしないよう忖度したとされる人物だ。

社員の一部からは、安倍首相と“メシ友達”である早河洋会長の子飼いだと指摘されていたという。

「K氏本人も『自分は早河会長に抜擢された』との意識を持っていたようです。権威をかさに着ていたのか、女性社員へのセクハラ的言動が常態化していたといいます。

被害者の中には30代の女性アナウンサーもいて、一緒にご飯を食べた際に無理やりキスをされ、家に押し入られそうになったようです」(前出のテレ朝関係者)

週刊誌にかぎつけられ慌てて懲戒処分

女子アナを含め、被害者は十数人に上るという。現場を取り仕切る役職であるのをいいことに、女性社員にLINEで「会いたい」と迫ったり、体を触ったり、抱きついたり、やりたい放題だったようだ。

しかし、被害女性のひとりが今年5月にK氏のセクハラを告発したにもかかわらず、上層部の腰は重かったという。

「週刊誌がK氏のセクハラ問題をかぎつけたことで、隠し切れなくなったのでしょう。だから、異例の時期に処分を下したのだとささやかれています」(番組関係者)

テレ朝にK氏のセクハラ行為や異動について問い合わせると、次のような回答だった。

「当社では7月上旬からコンプライアンス統括室を中心に慎重に調査を進め、その中間報告を受けて8月19日に調査委員会を立ち上げ、事実関係を確認しました。

その結果、ハラスメントととられかねない不適切な行為があったとして8月30日に当該職員を懲戒処分とし、あわせてその職務を解きました」(広報部)

再発防止はもちろん、これで報ステは政権に忖度しなくなるのか。

[via:日刊ゲンダイDIGITAL]
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190903-00000025-nkgendai-ent

政権批判を潰し小川彩佳を追い出した!?

安倍首相の“メシ友”早河洋会長の方針で、権力批判報道への圧力が強まり、安倍政権への忖度報道や御用番組がやたら増えているテレビ朝日だが、その典型が、看板報道番組『報道ステーション』の変化だ。

本サイトで度々報じてきたが、始まりは昨年7月、チーフプロデューサーが早河会長の子飼いである桐永洋氏に交代したことだった。


桐永洋氏

以来、桐永チーフプロデューサーの方針で、政権批判や権力監視の報道がどんどん少なくなり、代わりに当たり障りのないスポーツニュースがメインに。

さらに、9月には、ジャーナリスティックな姿勢で視聴者から支持されていた小川彩佳アナを同番組から追放。代わりに、早河会長のお気に入りである徳永有美アナをメインキャスターに抜擢した。

「その後、視聴率伸び悩みやメディアからの批判で、政治報道はやや元に戻りましたが、桐永チーフP自体は相変わらず、安倍政権を忖度し、批判報道に圧力をかけまくっていました。

参院選の少し前には、現場が自民党の選挙戦略を取り上げようとしたのを潰したということもあった」(テレビ朝日政治部記者)《中略》

テレビ朝日では昨年4月女性記者が財務省事務次官のセクハラを告発したばかり。

そんななか、報道番組の最高責任者が職権を利用してセクハラをはたらいていたとは信じがたいが、桐永チーフプロデューサーをめぐっては、安倍政権の顔色をうかがっているというだけでなく、横暴さ差別性も取りざたされていた。

例えば、桐永氏が7月に就任した際、こんな所信表明をしていたことが「週刊文春」に報じられた。

〈(今の報ステの)イメージは偏差値七十くらい。東大は入れるんじゃないかという感じ。偏差値五十の庶民が見た時に理解できないからチャンネルを変えちゃおうとなっちゃってる〉

また、ネットでは、桐永氏が自身のFacebookに、丸川珠代氏とのツーショットを掲載していたことや、性暴行を告発された安倍官邸御用ジャーナリスト・山口敬之氏とFB上で「友達」になっていたという情報も拡散した。

テレ朝早河会長に責任

そう考えると、改めて問われるべきは、この桐永氏を『報ステ』チーフプロデューサーに抜擢した“テレビ朝日のドン”早河洋会長の責任だろう。

冒頭でも簡単に触れたが、同局を独裁支配している早河会長はある時期から、テレ朝・放送番組審議会委員長の見城徹・幻冬舎社長を通じて、安倍首相と急接近。その意向を受けて、局内の政権批判報道潰しに動いてきた。

圧力で報道を潰すのはもちろん、報道局に政権と近い人物を配置し、ジャーナリスティックな姿勢を持つスタッフや記者を次々報道から追い出す人事をおこなってきた。

その早河氏が、『報ステ』の政権批判潰しのために送り込んだのが、桐永氏だったのである。『報ステ』のチーフPは代々、内部昇格するケースが大半で、それによって番組の基本方針を継承してきた。

ところが、早河氏は朝の情報番組『グッド!モーニング』のチーフだった桐永氏を強引に“外部”から抜擢。自分の意に沿った番組作りをさせたのである。

実際、桐永氏が『報ステ』で行ったスポーツ重視も、スポーツに力を入れてきた早河会長の意向に沿ったものだし、徳永アナの抜てきについても、他でもない桐永氏自身が「徳永アナは早河さんの意向だった」と漏らしていることをやはり「週刊文春」が報じている。

そういう意味では、今回の桐永氏のセクハラは早河会長の安倍政権忖度人事が引き起こしたと言っても過言ではない。

セクハラを揉み消そうとした?

さらにもう一つ、気になるのが、テレビ朝日がこのセクハラを一時、もみ消そうとした疑いがあることだ。

実は、桐永氏のセクハラはかなり前に告発されていた問題だという。被害を受けた女性は当初、『報ステ』の番組幹部に相談したが、口止めされただけで取り合ってもらえなかった。

それで、女性たちはコンプライアンス室に訴え出たのだが、コンプライアンス室も積極的に動こうとしなかったという。

ところが、先週の木曜日に「週刊文春」がこのセクハラ問題をキャッチ。取材に動き始めたところ、その翌日に冒頭のような懲罰委員会による処分が発表されたのだ。

「局内には、『文春が動いたから慌てて処分しただけで、もみ消すつもりだったんじゃないか』という疑心暗鬼の声が広がっています。

しかも、その処分も名前や肩書きを出さず、謹慎期間はわずか3日間。降格や更迭ではなく異動という扱い。上層部の中にはこの期に及んでなお、早河会長を忖度して、桐永さんを守ろうとする動きもあるほどです」(テレビ朝日関係者)

テレビ朝日では、最近も小川彩佳、宇賀なつみ、竹内由恵ら女性アナウンサーが次々退社していることが話題となったが、もともと女性に対するセクハラ、男尊女卑体質が根強いテレビ業界にあってテレ朝も例外ではないといわれる。

しかも、それに加えて、早河会長の独裁で、「上の覚えがめでたい人間ばかりが出世しちょっとでも逆らうと飛ばされる」(テレ朝関係者)という、不公正な人事がエスカレートしている。今回の桐永プロデューサーの問題はまさに、こうしたテレビ朝日の体質が生み出したものなのだ。

そういう意味では、今回の問題をたんに桐永プロデューサー個人の問題に終わらせてはならない。テレビ朝日という組織と上層部の責任を徹底的に追及すべきだろう。

[via:リテラ]
https://lite-ra.com/2019/09/post-4938.html

ネットの反応

・テレ朝名物、美人局、不倫、セクハラ
・へ?全く忖度されて無いけどw
・あんだけ安倍憎し番組で忖度ってなによw
・一足飛びに週刊誌に売ったほうが解決が早いな
・テレビ局こんなんばっかやん
・テレビマン できる奴ほど 色黒だ
・番組出演と枕はセットなんです
・反日番組作ってるチーフプロデューサーが更迭されたら政権に忖度しなくなるという謎理論
・まあメインの徳永が不倫女だし驚かない
・とりあえず小川彩佳は決してジャーナリスティックではないと思うw
・会長の小飼よく処分できたな
・アベ友だろ。山口敬之みたいに救いの手が入るかもw
・リテラだったかと馬鹿馬鹿しくて読む気にならなくなった
・ひさしぶりに報ステみたがただのバラエティで全く面白くなかった
・安倍と朝日のタッグが生み出した究極の形が低視聴率w
・キャリア官僚のことをボコボコに叩いておきながら、自分とこのセクハラは隠蔽か。

『クレイジージャーニー』仕掛人が暴力沙汰

松本人志らがMCを務めるTBSの人気バラエティ番組「クレイジージャーニー」をゼロから立ち上げ、演出を担当してきた事実上の制作トップ、A氏(38)が、今春、ADへの暴行で、出勤停止の処分を受け、異動することが「週刊文春」の取材で分かった。

「今年4月頃、AさんはTBS本社の隣にあるビルの編集スタジオで暴力沙汰を起こしたのです。番組のテロップを入れる編集作業に不手際があったとかで激高した彼は、そのADの胸倉をつかみ、振り回したそうです。その拍子に壁にぶつかって相手が流血する怪我を負わせてしまった」(事情を知るTBS関係者)

その結果、A氏は出勤停止処分を受け、「クレイジージャーニー」から異動することになった。番組の最後に流れるスタッフロールからも、7月以降その名が消えている。

TBS広報部に事実関係を聞くと、「一般社員の人事案件や番組の制作過程についてはお答えしていません」と回答した。

8月29日(木)発売の「週刊文春」では、暴行のさらなる詳細や、吉本興業とTBSとのやり取り、また昨年秋に起きた「クレイジージャーニー放送中止事件」とA氏との関りについても詳しく報じている。

[via:週刊文春]
https://bunshun.jp/articles/-/13599


「クレイジージャーニー」元演出の横井雄一郎氏

ネットの反応

・クレイジーやなあー
・杉作J太郎やん
・妻はNHK鈴木奈穂子アナ
・あーあ、もったいね 大当たり番組作って出世コースだったのにね(´Д`)
・暴行というより傷害
・テレビマンってどうしてこうも碌でもないのか
・このくらい負けたれや・・殴ったわけでもなし
・この番組松本いらんだろ
・裏方のくせに番組でギャラクシー賞受賞を何度もアピールしてたから下品な業界人だと予想してたけどw
・もうネタ切れでつまんなくなってきた
・ゴンザレスの回だけなら見てもいいかな程度
・最近は意識高い系ドキュメンタリーみたいになってつまらん
・というかダウンタウン松本の番組は必ず問題が起こる
・放送中止事件てなに?
・最近はすっかりバラエティ情熱大陸だな
・人気番組なだけに維持するのもきつかったんだろうな 追い詰められてたんだろ
・暴力はダメだけど、トップとADさんではその背負ってるモノが違い過ぎる
・どんな不手際なんだろうな
・散々苦労して撮ってきた素材を紛失したような話なんだろうな まあ殴りたくなる気持ちは分かるな
・クレイジージャニーは同行ディレクターが見てて不快なんだよな まぁわざとそういう感じでやってるんだろうけど
・あーそれでずっと休止や総集編で胡麻化してたんだね 新体制が決まるまで動けなかったわけだ

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コメント

  1. 1
    名無しさん 2019/09/03 22:57

    記事元がゲンダイやリテラを引用していて、それらの媒体からすれば報ステすら右になるというだけ。
    安倍首相と会食しただけで「アイツと仲良くするな」と言わんばかりで悪者扱いするのは頭の悪い中学生が弱い物イジメする構図と同じ。
    報ステは常に無理矢理安倍政権批判に繋げる論調や演出で報じている。
    それでも安倍首相の支持率が政権運営を危うくするほどの落ち込みが無いので、左界隈から報じ方がヌルいと批判されているだけ。
    ほんの1年前くらいまでは保守界隈から「テレビや雑誌等のマスコミは反日報道ばかりだ!」という批判が多かったが、最近は左界隈から「テレビや雑誌等のマスコミは嫌韓報道ばかりだ!」という反応が多い。
    結局は自分の好みの報道をしてくれない事に対する癇癪なだけ。
    ゲンダイやリテラの報じるニュアンスには恣意的な姿勢が丸見え。

  2. 2
    名無しさん 2019/09/04 11:55

    政権批判をしないのが異常とか言ってるのが異常だわw

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