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吉川晃司 マスコミに報道されなくても被災地で黙々とボランティア活動する気骨と矜持

「現代のハリマオかレインボーマンか月光仮面か」などの声がネットで相次いでいるのが、ロック歌手で俳優の吉川晃司(52)。

先月の集中豪雨と洪水に続き、記録的な猛暑で苦しむ西日本各地の被災地に足を運び、ボランティア活動に励んでいたことが分かり、話題なのだ。

きっかけは上下黒ずくめにマスク、白いタオルを頭と首に巻いたいでたちの吉川がボランティアの輪に加わっている画像が「目撃情報」としてツイートされたこと。

[via:この男、黙って被災地に入り黙ってさっていった#吉川晃司[2018年8月6日@pokopenmon]

本人は、ボランティアについて公表もしていなければコメントもしていない。ただ、先月、都内でのドラマの完成披露試写会では舞台上からこんな挨拶をしている。

「このたびの水害で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。今なお不自由な生活を余儀なくされている方々が、一刻も早く元の生活を取り戻されるよう願っています」

広島は吉川の出身地でもあり、放ってはおけなかったのかも知れない。当地では、被災地をいくつも回り、被災家屋の片づけなどに従事しているようだ。芸能プロデューサーの野島茂朗氏は言う。

「吉川さんは東日本大震災の際も被災地を訪れて、被災者に手を貸していました。今回は、お父さんのご出身が原爆ドームの近くということもあるでしょうけど、とにかく困った人を助けたいという意識が強くあるようです。

『LUNA SEA』や『X JAPAN』のギタリスト、SUGIZO(スギゾー)さんも被災地でのボランティア活動に汗を流し、現場監督をしているといった情報や様子をSNSにアップしていますが、吉川さんはそうしたことは一切、自らは発信していない。

炊き出しをしたとマスコミに流し、喧伝したりする芸能人のボランティアとは明らかに一線を画していて、そうしたところがまた、男らしい、かっこいいと称賛を集めているのです。


東日本大震災の後、石巻に入りした吉川晃司

実際、現場では優しく頼りがいのある兄貴分とされ、気配りもあって『リアルヒーロー現る』と大人気だそうです。知名度があるのにニュースにならないのは、吉川さんが政府批判などをしているからでしょうか」

テレビが吉川のボランティア活動を追わない理由は定かではない。だが、「俺は現政権がでえっ嫌い!」などと反アベを声を大にして訴え、反原発の旗印を掲げているのは本当だ。

CM出演のオファーの際に「原発発言しますか」と聞かれ、「しますよ」と答えて立ち消えになるなどの逆風もなんのその。

「金や権力で人を黙らせようとするものに対しては、自分は絶対に『はい』とは言えません。ミュージシャンであれ、芸能人であれ、政治的な発言はしないほうがいいという風潮には疑問を感じています」との主張を曲げないのである。

反原発については、こうコメントしている。

「次世代を担う子どもたちに負の遺産を押し付けて、あとは頼むよじゃ死んでも死にきれないから、やれることはやらなきゃと思っています。

子どもに、墓に向かって『父ちゃん、何もしなかったじゃないか』とは言われたくない。せめて『いや、俺なりに頑張ったんだ』と言い返したい」

前出の野島氏はこう続けた。

「政界に名乗りを上げれば、圧倒的な支持を集めるでしょうし、芸能界出身者では山本太郎を超える存在になるでしょう」

魂のロッカー、吉川の気骨あふれる行動に、絶賛の声しきりなのも当然だ。

[via:日刊ゲンダイDIGITAL]
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180815-00000008-nkgendai-ent

西日本豪雨現場に吉川晃司とSUGIZO

広島県出身の吉川晃司さんは地元のライブハウス関係者の紹介で現場入りして、ブルドーザーのように働いたそうです。

仲間に、長袖、安全靴等の装備や熱中症対策のアドバイスをする気配りよう、被災して家が壊れた人の話を聴いて元気づけた様子等がボランティア参加者のSNSに投稿され、多くの人々に称賛されています。


頭にタオルを巻き、黒いTシャツ姿の写真も投稿されていますが、肩幅の広い逆三角形の体型は、変装しても隠しきれなかったようです。

また、特に被害の酷かった岡山県真備町ではLUNA SEA、X JAPANのギタリストのSUGIZOさんが復興作業現場の監督の立場を全うしている様子をSNSに自らアップするとともに、復興作業の膨大な量を述べ、ボランティアの参加を呼び掛けています。

アーティストとしてメイクをした顔しか存じ上げない中でスッピンの男らしさが光っていました。

SUGIZOさんはUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)難民映画祭を応援しています。「世界の難民をたすける30の方法」(合同出版 国連UNHCR協会 理事長 滝澤三郎編著)の帯に顔写真入りで推薦コメントを出すなど、社会貢献に熱心です。

汗を流して現場に入る姿に感動して新しいファンも増えているようです。

[via:TABLO]
https://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/knuckles_3651

ネットの反応

・サンクス!
 >モーニカー
・ジャニーズは不祥事からイメージアップのためカメラを引き連れ全てお膳立てしてパーフェクトなボランティア
・被災直後であれば慰問より実務の手助けのほうがいいのではと考えさせられる。
・キムタクとジャニタレが揃いのTシャツ帽子で炊き出しをしてたのには違和感を感じた。
・公言しないのもカッコいいけど、公言してる人を悪く書くのは違うと思うよ。
・スギゾーさんは、自分の行動をあえて発信することで、多くの人にボランティアとか、行動する大切さを伝えているんだと思います!
・有名人は遠慮無くアピールして欲しい!一番大事なのは「やる」事でしょ。
・東日本大震災の時も被災地で自転車修理のボランティアやってたな
・炊き出しより、瓦礫片付けのほうが助かる。片付けないと、先がまったく見えない
・寄付するより嬉しいと言いたい
・政界入りなんて本人も考えてないだろうし、山本太郎と比べたらあかん。
・地道な奉仕を記事で台無しにされるんだろうね
・吉川晃司がこんな確固たるポリシーの持ち主とは知らなかった
・いい年の取り方をしてるな〜
・白髪が似合う!羨ましい歳の重ね方です。生き方がロックだ
・売名だろうが偽善だろうが無関心な人よりはずっといい。
・芸能人のSNSをニュースにするよりこれからはこういう素晴らしいニュースが増えること期待したい。
・多分、被災地支援が「エライこと」とすら思ってないのではないか?困ってる人がいるから助ける。それだけ。尊敬します。
・この人は芸能人という立場じゃなくたって行ってたんだろうな。
・斎藤工にしろ、吉川晃司にしろ公言しないところが立派過ぎる。
・東日本大震災の時も吉川さんはボランティアで活動していた事を批判され思うことがあり、complex再結成に至ったと聞いた。メディアの報道の仕方1つで世論が変わる。
・自分ができることを必要とされている場所でやっている。
・一番野暮なのはこういう記事に政治的思想を絡める記者。

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コメント

  1. 1
    名無しさん 2018/08/16 21:19

    芸能人や有名人が災害ボランティアを人知れず行う事を美談のように思うのは間違い。
    売名行為とか偽善等と批判的に言われようがメディアの前でボランティアをしている姿を見せる方が良い。
    その方がボランティア支援の輪が広がる。
    有名人にはボランティアという行為の広告塔となって支援の輪を広げるという使命がある。
    有名人がメディアの露出無しにボランティアに従事するのも立派ではあるが、それは1人の力でしかない。
    有名人は有名人ならではの大衆に呼び掛ける力がある。
    売名行為だろうが好感度アップの下心があろうが、有名人がメディアの前でボランティアをしている姿を見せる事で一般人の心を揺り動かして大きな支援の輪が広がるのであればその方が良い。
    毒舌タレントは売名行為だ偽善だ何だと批判的に言うが、そんな発言を漫然と納得して盲目的に同調するのは浅はかで短絡的。
    誰にも言わず黙って支援するのもその人なりの美学なのだろうが、でもそれは他の誰の目にも触れないから何の支援の輪が広がりはしない。
    1人の支援には限界がある。
    有名人には大衆を動かす力がある。

  2. 2
    名無しさん 2018/08/17 13:27

    有名人には大衆を動かす力があるのをわかっていたから、吉川晃司は東日本の震災の時にコンプレックス復活させたチャリティーライブしてますよ。

  3. 3
    名無しさん 2018/08/17 17:54

    冒頭で偉そうに書いてるやつがどれだけ被災地にボランティアに行ったのか聞いてみたいねw

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