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ルール無視の中国を体現!?ボクシングのはずが…元世界王者にあわや死亡事故の反則技 無謀な対戦の声も

中国で催された“ボクシング”のエキシビションマッチに批判が殺到している。

事の発端となっているのは、現地時間12月18日に湖北省武漢市で「漢武伝説の翔武争覇」と銘打たれた一戦だ。

元WBO(世界ボクシング機関)世界フライ級王者の木村翔が、スペシャル対戦相手として招かれた試合で、物議を醸したのは、中国人インフルエンサーの玄武の傍若無人とも言える振る舞いだ。

試合はボクシングルールで行なわれるはずだった。しかし、玄武は、序盤から投げる、蹴るなど、ありえない行動で木村を攻撃。さらに第2ラウンドでは抱き上げて、頭から投げ落とすという危険な行為にも及んだ。



明らかな反則行為であり、即座に試合を止めるべきである。首を痛がる様子を見せた木村をやむを得ずにセコンドが救出。しかし、試合を裁いた中国人審判は、木村が試合を放棄したとして玄武に2回にノックアウト勝ちを言い渡したのだ。

当たり所が悪ければ、重症あるいは……という事態になっていてもおかしくはない。

一部報道によれば、2017年に行なわれたWBO世界フライ級タイトルマッチで、木村が、当時の王者である鄒市明に勝利していたため、玄武はその憂さ晴らしをしようと振舞ったという。

「殺せ」の声も

だが、この危険極まりない行為には、中国国内でも非難が殺到している。

中国のポータルサイト『捜狐』によれば、中国版ツイッターの「ウェイボー」では、国内の格闘家からも玄武陣営に怒りの声が噴出。

MMA選手の劉文擘は「今回の試合は、中国ボクシング、いや格闘技の歴史上で、最も恥知らずで、最もデタラメで、最もスポーツ道徳観のない試合だ」と糾弾。さらにムエタイ選手の羅成紅も「恥ずかしくてたまらない」と断じた。

また、中国のスポーツ専門サイト『新浪体育』は、「観客かセコンドかはわからないが、『殺せ』という声も上がっていた。現場は明らかに異様な雰囲気だった」とレポートし、次のように批判的な意見を記した。

「本当に間違ったイベントだった。木村サイドは試合中に何度も抗議し、審判団とコミッショナーに試合を止めるように求めていた。これはきちんと開始前にルールが伝えられていれば、全く起きないはずの異様な光景だ。

彼ら(玄武陣営)は、日本人選手との対戦で国民感情を煽り、トラフィックを獲得さえできれば、インターネットで人気を博すことができると考えている。

しかし、彼らに対する声はほとんどが批判的なものであり、この勝負は明らかに中国の恥だと言わざるを得ない」

なお、試合後に木村は自身のSNSで「悪い人もいれば、いい人もいる。誠実な人もいれば、ずるい人もいる。この件で中国人を嫌いにならないで欲しい」と投稿。命の危険もあっただけに、無事で何よりである。

[via:THE DIGEST]
https://thedigestweb.com/topics_detail13/id=50385

試合直前にルール変更?

中国の報道によると、この試合のルールは当日会場到着まで大会側がレフェリーに知らせておらず、開始30分前にレスリングが可能なカンフーvsボクシングだと大会側がレフェリーに伝えた。

木村側にはボクシングルールと伝えられており、木村は「契約はボクシングルール、だからやったんですけど」と語るLINEのスクリーンショットも公開されている。投げありルールは木村には知らされていなかったようだ。

急遽知らされたこのルール、視聴者にもこのルールは伝わっていない模様で、玄武のKO勝ちとなったこの結果に、中国の視聴者はSNSで「玄武は、卑怯な方法を使用した」「本当のカンフーを持っていない」「外国に恥をかかせるな」と怒り。

そして団体側には「中国武術界でこのような図々しい人たちを見たことがない」と批判が相次いだ。

木村は17年、上海で行われたWBO世界フライ級タイトルマッチで中国の英雄であった王者 鄒市明(ゾウ・シミン)を11回2分28秒TKOで破り、大番狂わせで新王者となった。

その後、木村の中国での地名度は大きく上がり、以後、中国を拠点に活動するようになった。


木村翔vs鄒市明 [2017年12月5日]

しかし今回の一部報道ではゾウ・シミンの仇を討ったと報じたところもあったが、中国のファンのバッシングは大きかった。

[via:eFight]
https://efight.jp/news-20211220_800593


玄武(シャンウー)

相手は炎上系YouTuber

シャンウーはそもそも話題集め先行の炎上系動画配信者であり、あちこちに対戦話を吹っかけたりしていた人物で、今回も木村を「時代遅れのボクシングチャンピオン」とまで挑発しており、批判上等といった様子だ。

これが投げのある打撃競技、散打のルールだったとしても、問題の投げ方は禁止となっており反則の意図は明白。

企画自体が無謀

この試合は、中国国際総合格闘技連盟と、キックボクシング団体のWKF、マイナーボクシング団体WBUの認定された興行で行なわれたものだったが、そもそも木村はフライ級だったところ、シャンウーはスーパーウェルター級以上の体重で戦っている選手であり、身長も17センチ高く、企画に無理もあった。

連絡をとった中国人記者によると、「レフェリーに話を聞いたら、彼はルールを事前に聞かされていなかったと言い訳をしているんです。そもそもレフェリーを頼まれたのも開始30分前で、中国散打と日本のボクシングの異種格闘技戦だと聞かされていたと言っていた」という。

しかし、シャンウーは事前に動画で、「木村翔とボクシングルールで戦う」と告知していた。木村側のチームからも、「ボクシングルールのエキシビションマッチでした」との話が出ている。《中略》

「闇営業では」の声も

結局、こうした無法地帯になるのを止めるのが各競技のコミッションなど監督機関であるが、この手のイベントの歴史が浅い中国にはそのシステムがない。日本のボクシングが他競技との線引きをするのも、「本来は」その大義名分がある。

だから、もともとむこんな怪しいイベントに参加している木村もおかしいわけだが、もしここで後遺症の残るケガを負っても、きちんと責任を取ってもらえるとは限らない。

最近は金儲けのためにプロと素人を戦わせたりするバカな企画が日本でも存在しているが、こういう見世物とプロスポーツが違うことは、ボクサーも所属ジムもきちんと示したいところだ。

ちなみに所属の花形進会長は「何も知らなかった」とのこと。日本ボクシング協会のトップなのに。関係者からは「本来JBCへの届け出が必要で、闇営業では」の声も。

[via:片岡亮]
https://genron1.blog.fc2.com/blog-entry-8963.html

ネットの反応

・これあかんやろ
・下手したら死んでたやん
・結構ヤバくて草
・殺意ないとこれは出来ないよな
・動画見る限り完全に総合になってるじゃん
・プロレスでもこんな落とし方しないぞ
・なんだよこれ…まじで殺しにいってんじゃん
・どれだけ危険か格闘技やってた奴なら身震いするレベル
・この国でオリンピックが開催される事実
・主催者含めてグルか
・今の中国を体現している試合と言える。
・TPPもこれと同じことが起きるよ
・中国人インフルエンサーw武漢ウイルスのことかな?
・亀田と内藤の試合思い出したw

・試合直前にルールかえるって漫画でもやらんやん
・ルール守る中国人の方が怖いやろ
・唯一の救いは中国でも批判の方が大きいことやね
・Twitter見てると世界の格闘技ファンもキレてるな
・スポーツマン同士なら同情するけど相手チューバーみたいな奴なんだろ?
・体格差ある時点でプロボクサーが受けるなよ
・木村って田中ともやった元チャンピオンだろう。こんな中国の場末興行に出てるのかよ。
 >中国で人気あってもこんなエキシビジョンさせられるんやな
・出稼ぎだろ。呼ばれなくなるから木村って人も強く批判できないんだろうな
・国民的英雄に勝ったご褒美で金稼ぎに行って痛い目にあったのね。
・こんなヨゴレみたいな試合しないと金稼げないとか終わってる業界やな
・金に釣られてあんな国にノコノコ行くのがバカ
・高田がトレバー・バービックにやったことやられただけ
・日本も過去に色々やっとるからな 空手VS拳法とかジークンドーの達人やいうてわけわからんやつK-1に呼んだり。中国と立場逆転したから今度やられるのは日本の番。
・朝倉某が挑めばいいんじゃね?

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コメント

  1. 1
    名無しさん 2021/12/22 0:25

    入江文学が櫻井裕章を倒した高山やん

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