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【訃報】がん闘病のラッパーECD逝く

がん闘病中だったヒップホップミュージシャンのECD(本名:石田義則、享年57)さんが亡くなったことがわかった。ECDさんの家族がツイッターで報告した。

25日、ECDさんのツイッターが更新され、

「家族による代筆です。昨夜21時36分、ECDこと石田義則は入院先の病院で息を引き取りました。家族と友人達に見守られながらの最期でした。

これまで応援してくださった皆さんには深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。告別式につきましては決まり次第こちらでお知らせします」

とつづられた。

[via:日刊スポーツ]
http://news.livedoor.com/article/detail/14206520/

日本語ラップの先駆者

ECDは1987年にラッパーとしての活動を開始し、1996年にはヒップホップイベント「さんピンCAMP」をプロデュース。

同イベントにはZEEBRAをはじめ現在のヒップホップシーンの第一線で活躍する数多くのアーティストが参加しており、現在では伝説のイベント化するなど、後進に多大な影響を与えた。

2016年9月に上行結腸と食道の進行性がんの治療中であることを発表したが、その後も闘病と並行して音楽活動を継続してきた。

[via:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180125-00000013-natalien-musi]

ファンや関係者が追悼

Zeebraは25日、ツイッターを更新。「常に新しいヒップホップを表現した石田さんは一生FRESHでした。ご冥福をお祈りします」と悼んだ。

ほかにもファンや関係者から悲しみの声が相次いでいる。

電撃ネットワークのギュウゾウは「ECD……石田さんが亡くなったそうだ。元気そうにしていたんだけどな、、、なんとも寂しい。合掌」と追悼。

精神科医の香山リカさんは「ECDとは1960年生まれの同級生。ハタチの頃から何度かすれ違ったり再会したりを繰り返した。悲しい。感謝。がんばる。つらい。また会える。さびしい。感情と言葉がまとまらないよ」と悲しみに暮れ、

作家のいしいしんじ氏は「いちばんかっこいい日本語で日本人に日本を訴えかけていたかっこいい大人。今日はずっと石田さんのレコードをかけて過ごします。明日も。あさっても。ずっとこれからも。すばらしい音楽を、ありがとうございます」としのんだ。

[via:日刊スポーツ]
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201801250000315.html


ECD プロフィール
(イーシーディー )
本名:石田 義則
生誕:1960年3月29日
死去:2018年1月24日
出身地:東京都
ジャンル:ヒップホップ
職業:ラッパー、音楽プロデューサー、DJ
活動期間:1987年 -2018年

日本のヒップホップミュージシャンである。妻は写真家の植本一子。87年にラッパーとして活動開始、96年には伝説のヒップホップ・イベント「さんピンCAMP」のプロデュースを経て03年からは自身のレーベルFINAL JUNKYから作品を発表している。執筆活動も行なっており、著書には「失点イン・ザ・パーク」「ECDIARY」「いるべき場所」などがある。

【関連リンク】
【販売再開!! DOMMUNE番組アーカイヴ】実写版「ECD IN THE PLACE TO BE:21世紀のECD」DOMMUNE7時間 SPECIAL!!!!! | DOMMUNE

追悼の声ネットの反応

ああ・・・。
ある程度、覚悟はしてたけども辛いな・・・。
ご冥福をお祈りいたします。

1/14の蜂 ダブルサイダーでのDJカッコ良かったです!お疲れ様でした!
ご冥福をお祈りいたします。

僕をhiphopに出会わしてくれた内の1人。
ショックです!ゆっくり休んで下さい。

ECDさんのロンリーガールが僕が初めて聞いた日本語ラップでした。合掌

ミュージシャンをはじめたくさんの人たちがECDさんの存在に勇気づけられました。大切なことをたくさん教えてくれました。本当にありがとうございました。いつまでも尊敬しています。

ライブに足を運ばないファンでしたが、ECDさんが作ってきた楽曲がとても好きでした。唯一無二のミュージシャンだったと思います。

大変残念です。MAJOR FORCE時代のCDしか持ってないのですが、その後の作品も集めようと思います。ご冥福を心からお祈りします

マジで……俺がヒップホップに影響受けたのECDさんでした。
闘病生活大変だったと思います…ゆっくり休んでください!

昨日「家族最後の日」読んでて、ツイッター見たらしばらく更新されてないから心配でした。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

たくさんの素晴らしい音楽と文章をありがとうございました。

所謂ヤンキー文化の延長線上にはない、ある意味日本らしいヒップホップを確立した立役者の一人。長生きしてほしかったです。合掌。

最初期から日本語ラップをけん引してイチローが出るCMの曲を歌うくらい売れた思ったらホームレスに、でも結婚して音楽と政治的な活動もするようになって復活したなと思ったら病気に。とにかく良くも悪くも本当に色んな事があり続けた人だったなと思う。安らかに。

学生時代、アメリカのhiphopと違いソフトなラップばかりで日本語ラップつまんねーなと思っていたのですが、ハードコアな日本語ラップに気づかせてくれたのがmix tapeで聞いたmass対coreでした。アンチj-rap、最高です。ありがとう、ECD。

晩年の政治的主張に賛否両論あるんだろうけどメジャーフォースでタイニーパンクスとかスチャダラとかとやってた頃は本当にカッコよかったなあ。USかぶれではないラップがあった。ご冥福をお祈り致します。

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