OTHER

HEADLINE

もっとも儲かる犯罪トップ10

慢性的な財政赤字に避けられない消費税の引き上げ、さらには高齢化社会に伴う年金問題など、誰もが日本の経済に明るい見通しを立てられず、将来に不安を抱く今日この頃。海外のサイトで紹介された儲かる犯罪トップ10が話題となっている。

どれもこれも、極悪度満点、地道に働くことが馬鹿らしくなってしまうが、どれも犯罪行為なのでけっしてやってはならない。もちろん、この記事を読んだ結果、うっかり魔がさして罪を犯してしまっても、そして一生を棒に振るような結果になったとしても、一切責任は負えないのであらかじめご了承いただきたい。

儲かる犯罪
儲かる犯罪

■第10位 臓器売買
人助けを大義名分に、金儲けを企てる臓器ブローカー。病人の弱みにつけこむ一方、貧しい人々を食い物にする彼らのやり口はまさにハゲタカ。惜しみなく金が注ぎ込まれる条件が整うなか、違法な臓器売買の取引額は年間2億ドル(約1000億円)にのぼるともいわれている。

■第9位 金の採掘
年間、違法に採掘される金の取引額は23億ドル(約1800億円)。取引額がもっとも多いのはペルーで、同国における金の生産量の40パーセントは違法に採掘されたものだ。次いで、違法採掘が多いのはロシア、ウズベキスタン、マリ、ブラジル、アルゼンチン、パプアニューギニアなど。

■第8位 材木の違法伐採
違法な森林伐採における年間の取引額は4.9億ドル(約4000億円)。東南アジアでは、やみくもな伐採による森林破壊が特に著しく、生態系への影響も深刻になってきている。破壊が進んだ裏には、暴利をむさぼり違法行為を繰り返してきたマレーシア系の伐採企業と、彼らを野放しにする国家の腐敗した政治背景がある。

美術品の窃盗

■第7位 美術品の窃盗
盗難された美術品や文化財の被害総額は年間63億ドル(約5100億円)にも上るといわれる。現在でも、ピカソ551点、ゴッホ43点、レンブラント173点、ルノワール209点などなど、名だたる画家たちの作品の数々が闇のマーケットに出回っているそうだ。

なぜこれほどまでに多くの美術品が盗まれるのか? その答えはとてもシンプルだ。「ちょろいから」……。予算不足の美術館は警備が甘い上、美術品犯罪はつかまっても刑が軽い。

■第6位 密猟
密猟された野生動物や希少動物の取引額は、年間100億ドル(約8000億円)とも250億ドル(約2兆円200億)になるとも言われている。密猟の犠牲となるのは主にアフリカや東南アジアの野生動物たち。密輸先は例によって中国、ヨーロッパ、アメリカなどだ。ペットとして求められる場合もあれば、牙や毛皮など一部の部位のみを求める場合、さらにはグルメや漢方薬の材料として求められる場合など様々なケースがある。

■第5位 原油の不正取引
闇で取引される原油の総額は年間108億ドル(約8700億円)。その出所はロシア、サウジアラビア、イラク、ベネズエラ、メキシコ、ブルガリアなど実に広範囲に及ぶ。原油の闇取引を語る上で、欠くことができないのが、原油界の闇の帝王、マーク・リッチ氏の存在だ。もともと米国市場で先物取引に従事していた同氏は、第四次中東戦争、つまりオイルショックが勃発すると、自身の持つ中東のコネクションを利用して、イランから石油の密輸を開始。

■第4位 密漁
世界的に見て密漁が盛んなのは、東南アジアやアフリカ諸国。その取引額は年間113億ドル(約9100億円)に上り、インドネシアだけでも160万トン分の魚が違法に水揚げされている。それらの流れ着く先は日本、ヨーロッパ、米国、韓国、中国など。つまり我々の口にも運ばれているのだ。

■第3位 人身売買
東欧や、東南アジア、アフリカ、中近東など、現在も日常的に、かつ広範囲で行われている人身売買。結果稼ぎ出されている金額は年間316億ドル(約2兆5千億円)、被害者の数は全世界で250万人に及ぶそうだ。

ターゲットになるのは、貧困層や、避難民、ホームレス、子供などいずれも社会的弱者。そのほとんどが甘い言葉で誘惑されるか、もしくは誘拐、ときには実の親に売り飛ばされて、例のごとく富裕国へとへと連れてこられる。彼らを待ち受けるのは、性的搾取や、臓器移植、偽造結婚など、目をそむけたくなるような地獄の日々だ。

偽札

■第2位 偽札
中国、ロシア、台湾、インド、マレーシア、フィリピンなどで偽造される偽札の総額は年間で2500億ドル(約20兆円)。印刷技術を駆使して、新たな防止措置を取る傍ら、それを出し抜く偽造紙幣が現れるといった歴史が繰り返されている。

米ドルは特に偽札のターゲットになりやすく、なかでも有名なのが、北朝鮮が政府の認可のもと作ったと噂される偽100ドル札、「スーパーノート」。専門家でも識別が困難なほど精巧に作られており、現在でも世界各地に流通している。

■第1位 麻薬
あらゆる犯罪市場のなかでもっとも規模が大きい麻薬。国境を越えて取引される麻薬の総額は、ヘロインなどのアヘン類やコカインだけでも、年間3000億ドル(約24兆円)超。

以上が、もっとも稼げる犯罪のトップ10リストだ。分ってはいたことだが、人間の欲望が犯罪を生み出していることに改めて気づかされる。もちろん、あらゆる密輸品や違法な品々が行き着く先の日本にも、その責任の一端があるのだ。犯罪や犠牲のない社会を築くうえで重要なことは、私たち一人ひとりが、物欲に頼りすぎない心の豊かさを得て、幸せに生きることなのだろう。それがいちばん難しいことなのかもしれないが……。

[TopTenz.net]

関連商品

関連キーワード

コメント

  1. 1
    名無しさん 2011/06/09 11:25

    やるなっていうなら、記事にするなよ。やりたがるのが出てくるから。

  2. 2
    名無しさん 2011/06/09 13:15

    5位ハードル高過ぎ

  3. 3
    名無しさん 2011/06/09 19:39

    日本はこういう犯罪に手をほとんどそめず今まで世界経済第二位維持してたのは本当すごいよね
    日本人誇らなきゃ

  4. 4
    名無しさん 2011/06/09 23:10

    ルパン三世は世界のお宝を手に入れては不二子に持って行かれます。

  5. 5
    名無しさん 2011/06/10 2:43

    海賊は海軍がいるかぎり、儲けることはできないだろう。

  6. 6
    名無しさん 2011/06/10 8:23

    >>3
    何も知らずに育ってるんだね。。日本ってあなたが思ってる程きれいな国じゃないよ。

  7. 7
    名無しさん 2011/06/10 8:35

    >>1こんなサイト見てる人は大丈夫でしょ。

  8. 8
    名無しさん 2011/06/10 9:43

    オレオレ詐欺かツボを売り付ける霊感商法も入るんだと思ってたww

  9. 9
    名無しさん 2011/06/10 11:37

    盗品でルパンの画像使ってるのにワロタw

  10. 10
    名無しさん 2011/06/10 20:56

    日本では詐欺師かな

    刑も軽いしね(爆)

コメントする

関連記事

このカテゴリの最新記事