TROUBLE

HEADLINE

新井浩文被告に懲役5年の実刑 求刑通りの異例判決「性欲優先、卑劣で悪質、情状酌量なし」も即日控訴

派遣型マッサージ店の女性従業員に性的暴行を加えたとして、強制性交等の罪に問われた新井浩文被告の判決が12月2日、東京地裁であり、滝岡俊文裁判長は被告に対し検察側の求刑通り、懲役5年の実刑判決を言い渡した。

これまでの公判で、弁護側は性交の事実は認めていたが、「(性交の)合意があったと誤信していた」と主張。また、強制性交罪が成立する要件である「暴行」や「脅迫」は用いていないとして、無罪を訴えていた。

判決理由は?

判決は、女性側の証言について、「覚えていないことはその旨真摯に証言し、殊更に虚偽の供述をして被告人を陥れる情況も想定し難い」とし、「証言の信用性は高いといえる」と認定。

新井被告の「受け入れられているのかと思った」という主張については、「拒絶に気づかない事態がおよそ想定できない」とした。

その上で、女性の手を掴んで陰茎に押し付けるなどの一連の暴行を加え、性交したことについて、「マッサージの施術を受けるという機会に乗じ、そうした(女性)の置かれた状況に付け込んで敢行されている」と指摘。

両者の体格差を踏まえ、女性が「物理的、心理的に抵抗することが困難な状況であったと推認される」とし、「刑法177条所定の暴行を加えたと認められる」とした。

求刑通り懲役5年の判決に至った理由について、「犯行は、被害者の性的自由を侵害する卑劣で悪質なものというほかない。被害者の処罰感情が厳しいのも当然といえる」と説明。

「被告人は自己の性的な要求を優先して犯行に及んだのであり、その経緯・動機に酌むべき点はなく、厳しい非難に値する」とし、情状酌量をしない理由を示した。

裁判の争点は

新井被告は2018年7月1日午前3時ごろ、マッサージのため東京都内の自宅マンションに呼んだ女性に性的暴行を加えたとして起訴された。

事件では、①「被害者の反抗を著しく困難にする程度」の「暴行脅迫」があったかどうか、また、②性交の合意があったと新井被告が誤信していたかどうか(故意の有無)が争点となっていた。

女性はこれまでの公判で、新井被告に手や頭を掴まれて自身の陰茎に押し付けられ、意に反して性交されたと証言。

その間は「やめてください」などと言葉で拒絶したり、新井被告の体を手で押したりするなどして抵抗したと主張した。

検察側は、女性と新井被告には身長20cmほどの体格差があること、時間が深夜3時ごろだったこと、部屋が真っ暗であったことを挙げ、女性は「物理的および心理的に抵抗することが困難であった」と指摘。

新井被告の行為は「(女性の)反抗を著しく困難ならしめるものであった」として、暴行要件を満たしていると主張した。

また、女性が数回にわたり言動で性交を拒否したことや、新井被告が行為後に「同意していないのではないか」と考えて金銭を渡そうとしたことなどを挙げ、新井被告が「(女性側の)合意がなかったと認識していたのは明らか」だと指摘していた。

一方の弁護側は、暴行はしておらず、性交時に「合意があったと誤信していた」として、一貫して無罪を主張していた。

衣服を脱がすなどの行為は「通常の性行為に伴うこと」として、新井被告の行為は同罪の「暴行」には当たらないと主張。

また、体格差は「一般的な男女の差」で、性交後に女性が新井被告とのやりとりに応じていることから、「直前に反抗を著しく困難にすると思われるような暴行を受けたと評価することはできない」などと訴えていた。

合意の誤信については、新井被告はこれまでの公判で「(嫌がる素ぶりや言葉などは)特になかった」と主張し、「大丈夫というか、受け入れられているのかと思いました」と証言している。

金銭を渡した理由について弁護側は、「ちょっとした不安があり、口止めしたかった。これだけで同意があったと誤信していたことを否定することはできない」と述べ、検察側の主張を否定していた。

弁護側は、「被害弁償金」として女性に1000万円、その後2000万円の支払いを申し出たが、女性は「拒否しました」と証言。示談に応じない構えを見せていた。

[via:ハフポスト日本版]
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5de3ac63e4b0d50f32a3b7e9


地裁入りする新井浩文被告

直後に「おわび」の現金

新井被告はこれまでの公判と同様に黒いスーツ姿で入廷、判決を言い渡される間、身動きせずにまっすぐに裁判長の方を見ていた。

新井被告は公判で、強く抵抗されず「同意があったと思った」と述べる一方、後に「同意がなかったのではないかという不安が少しあった」とも話していた。

判決は、体格差などを踏まえ、女性が何度も拒絶感や抵抗を示したのに服を脱がせたり押し倒したりした上で性交に至った状況を暴行と認定。

新井被告自身が事件直後に「おわび」として現金を渡そうとしたことなどからも、女性と合意があったと誤信するとは「到底考え難い」と断じた。

さらに、女性が客である新井被告に施術中だったという「抵抗しにくい状況に付け入り、続けざまに暴行を加えた」と非難し、実刑は免れないと結論付けた。

新井被告側は即日控訴

判決言い渡し後、滝岡裁文裁判長は「あなたの人生は終わったわけではない。責任と向き合い、地道に信頼を取り戻すべく努力を続けてください」と新井被告に語りかけた。

被害女性が意見陳述書で示談に応じる構えがないことを示しているため、法曹関係者の間では「示談成立などよほどの情状酌量がない限り、ほぼ実刑判決が下る」とされ「確率は8割」との見方が強かった。

新井被告側は判決を不服として即日控訴した。

[via:スポニチ]
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/12/02/kiji/20191202s00041000191000c.html

ネットの反応

・実刑キターw
・当然やな
・5年の実刑って重いな
・求刑通りか 法定刑の最下限だがなかなか厳しいな
・強制性交致傷で初犯求刑通り実刑ってなかなかやで
・控訴って反省してねえな
・執行猶予つかないw
 >執行猶予は3年以上には付かない
・レイプは法改正で問答無用の実刑5年 やるヤツはバカだけ
・求刑フルってことはよっぽどだったんかな
・よほど悪質だと思われたんだね
・珍しく適切な判断だったな
・「酌量の余地は一切なし」そう裁判所に断罪されたわけだな
・あらあら。上訴するのな
・あいつ法廷でお○ンコ触ったら濡れてたから同意だと思ったとか主張しててワロタw
・まあ、こうなるよな 何で無罪主張に被害者ボロクソに言ったのやら
・もっと反省した態度取ってたら執行猶予取れたかもなのにアホやわ
・弁護士が頼りないとこうなる
・余程被害者の女性怒ってんだなぁ
・とかく見下げられる業種みたいだけど、被害女性は体を売るようなことはしてなかった、と言うことだわね。
・デリヘル頼まないで派遣型エステ頼んだってことは、嫌がるのを無理やりしたいだけだろ 悪質
 >深夜2時におんなひとりで男部屋のベッドで施術 逆に、これ風俗以外なんなの?若い女ひとりでやらせる仕事かよw
・しかし、密室に女にマッサージさせたらアカンやろ。気の毒なような気はするけどどうなんやろ?
・控訴するようだが数千万円でも示談拒否だから実刑だろうな
・芸能人で忖度されなかった珍しいケース
・全く反省してる感じなかったし当然だな、ただ本人は芸能界に戻る気はないんじゃないか
・今回の裁判は反省したそぶり見せても被害者が示談応じてないから最低5年の実刑確実だった。だから逆転無罪狙って「合意だった」
「暴力を奮ってないから強姦じゃない」と主張しただけ。おとなしく刑務所行けばいいのに
・即日控訴って午前中だろ準備してたんだろうな
・示談で情状酌量ありって制度もおかしいよな
・即控訴しやがったな実刑判決またお願い
・ムロツヨシ君は死んだふりのままで乗り切るつもりでしょうか
・無駄な抵抗して墓穴ほったな。
・とりあえず時間を稼いでもっと積んで、とにかく示談。という作戦でしょ
・裁判エグかったけど実刑になってよかったな これから色々変わりそう

関連商品

コメントする

関連記事

このカテゴリの最新記事