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G大阪ブラジル人FWパトリックへの人種差別ツイートに「また浦和サポか」の声

明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ(CS)準決勝が28日に埼玉スタジアム2002で行われ、年間3位のガンバ大阪が延長戦の末に3-1で、同2位の浦和レッズを破り、CS決勝進出を決めた。

試合後、G大阪のブラジル人FWパトリックに対し、ツイッター上で人種差別的ツイートが行われた。

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パトリックは試合後に自身のツイッターを更新。自身に向けられた人種差別的な書き込みを発見したようで、

「こういった書き込みはどんな人でも傷つきます。私は黒人であることをとても誇りに思っています。息子も黒人ですし、とても幸せです。今回の件は、どれほど悲しいかは神様にしか分からないです」

とショッキングな出来事だったと明かした。

人種差別を受けたのは初めてだったようで、「まさかこの国でそういう目に遭うとは思いませんでした」と予想外の事態に驚きを隠せなかったという。

日本に対しては「ものすごく好きですし、リスペクトしています。私の中ではマナーや文化が一番良い国」という思いがあり、「この件での対応はしっかりやって頂けることを期待します」と何らかの対処がなされるよう訴えた。

さらに「こういう事は人間としてやるべきではない」と犯人を非難している。

なお、当該ツイートはすでに削除されている模様。

対戦相手の浦和は、同日に声明を発表し、

「発信者がどのような人物で何を目的に書き込んだかは特定できませんが、浦和レッズは差別を絶対に許しません。

昨年には、国際サッカー連盟(FIFA)総会の決議を尊重し『人種、肌の色、性別、言語、宗教、または出自などに関する差別的あるいは侮辱的な発言または行為を認めない』とする差別撲滅宣言をしました」とコメント。

2014年3月に起きた差別横断幕事件以降は、これまで以上に差別撲滅に向けた取組みを進めていると説明した。

[引用/参照/全文:http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20151128/374658.html]

※今回パトリック選手に対して人寿差別ツイートをした「よしゆき@Jリーグ垢 ‏@takoj2000」は11/14に初ツイートを行い、現在のところ10ツイートしかしていない「捨てアカウント」

パトリック「やっぱり、日本は世界で一番好きな国」
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一夜明けた11月29日、本人が「日本は世界で一番好きな国」と応援メッセージに感謝を示した。日刊スポーツが報じた。

同紙の取材に対して、パトリックは「すごく悲しい気持ちになった。昨日は明け方3時ごろまでいろいろ考えてしまって眠れなかった」と傷ついた心情を明かした。

その一方で、パトリックを擁護するメッセージも多く書き込まれていたことから「やっぱり、日本は世界で一番好きな国といえる。どの国にもいい人、悪い人は存在する。今回はガンバサポーターだけでなく他クラブのサポーターからもたくさん励ましのメッセージをもらった。心が強くなりました」と感謝の言葉を述べたという。

浦和レッズ「差別を絶対に許しません」

また、人種差別ツイートをしたTwitterユーザーが浦和レッズのサポーターを名乗っていたことに関して、同チームは「差別を絶対に許しません」と声明文を発表した。

「発信者がどのような人物で何を目的に書き込んだかは特定できませんが、浦和レッズは差別を絶対に許しません。昨年には、国際サッカー連盟(FIFA)総会の決議を尊重し『人種、肌の色、性別、言語、宗教、または出自などに関する差別的あるいは侮辱的な発言または行為を認めない』とする差別撲滅宣言をしました」

[引用/参照/全文:http://www.huffingtonpost.jp/2015/11/29/patrick-gamba_n_8674842.html]

今夏第2ステージ開幕前に男気残留

「日本のチームもそうだし、いろんなチームが興味を持ってくれた。でも(開幕前に)自分の気持ちはハッキリしたかった。僕にとっての家はガンバ。話し合いをしてきたが(G大阪の)社長も強化部も、僕の気持ちを尊重してくれた。ガンバでプレーしたいという第1希望がかなった」

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G大阪で活躍した歴代助っ人がそうだったように、中東クラブの強奪の“標的”になった。J1の他クラブを含め、複数のオファーが届いたという。

パトリックの保有権は母国ブラジルのサルグエイロACが持つため、G大阪側や自身の意思だけでは決められない背景もあったという。

仲間からの説得もあった。「(岩下)敬輔やヤット(遠藤)、宇佐美が『一緒にやろう。よそには行くな』と言ってくれた。

今は移籍するタイミングではない。このクラブでまたタイトルが取りたいし、ACLで優勝したい。ガンバの歴史をつくるために残る」。

[引用/参照/全文:http://www.nikkansports.com/soccer/news/1505097.html]

また浦和サポーター

浦和は昨年、一部のサポーターが「JAPANESE ONLY」と書かれた横断幕を掲げたことでJリーグ史上初の無観客試合処分を受け、 クラブとして人種差別を許さない意思を明確にするとともに撲滅へ向けた啓発活動を積極的に行ってきた。

その矢先に発せられた1人のツイートで、いままで取り戻しつつあった信頼を一気に失ってしまうかもしれない。

[引用/参照/全文:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151128-00010019-footballc-socc]

ネットの反応

・また劣頭サポか
・また浦和か どんだけキチガイ飼ってるんだよ
・あーあ 試合が盛り上がったのに 人種差別は良くないよ
・捨て垢じゃん 釣りだろ
・2chの感覚で他所に乗り込むと痛い目に遭う。
・ユベントスすら4部落ちしたんだ レッズはJFLに降格で良し
・浦和レイシストにクラブ名を変更しないと
・Japanese onlyより酷い
・サカ豚はセカイが~セカイが~って喚くけど サッカーによって世界に伝わってるのは日本人は差別主義者ってだけだな サッカーのせいで関係のない日本人が誹謗される
・集団である以上一部の馬鹿が暴走するのは有りうることだけど浦和サポがキッチリこいつ追い込めよ
・浦和サポはなりすましてって逃げ切るつもりなんだろ?
 >身元バレしてるから今回は100%ないよ 浦学の一年E組の生徒だし、物理の教師を晒したりしてるし

人種差別投稿の高校生が謝罪[12/1追記]

発表によると、投稿を行ったのは年1~2回埼玉スタジアム2002で浦和の試合を観戦する高校生で、浦和は学校から、「本人から該当するコメントを投稿したとの申し出があった」との報告を受けた。

本人は「自宅でテレビ観戦中に投稿してしまいました。投稿を後悔し深く反省しています。パトリック選手やガンバ大阪に謝罪したいです」と話したという。

クラブは、「浦和レッズを応援する高校生が差別的な投稿をしていたことは、非常に残念です。浦和レッズは、パトリック選手はもちろんのこと、ガンバ大阪、Jリーグをはじめとするサッカーに関わる全ての皆さまに深くお詫び申し上げます」と謝罪。

謝罪の申し入れはJリーグから報告され、パトリックにも伝えられたという。クラブ公式サイトで、「パトリック選手は既に大勢の方々からの励ましの声を受け、現在の心境は落ち着いております。

同時に、今後の練習と試合に集中したい意向を強く持っています。投稿者本人の深い反省と謝罪の意は、パトリック選手も十分に理解し、受け入れましたことを、皆様にご報告させていただきます」とのコメントを掲載した。

なお、Jリーグは同日に、「本件は、スタジアム外で発生した事象であり、Jリーグによるクラブへの処分はありません」とし、処分なしの決定を発表した。

[引用/参照/全文:http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20151201/375480.html]

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