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『少年ジャンプ』の過激なお色気に賛否「セクハラ表現はNG」「いろんなモノを読んで大人になる」

漫画家の江川達也氏が自身のFacebook上で、「週刊少年ジャンプ」連載作品のお色気表現を批判する人に「相当知能が低い教育を受けてきたのだろう」と厳しい投稿を放った。

ことの発端は、3日発売の週刊少年漫画雑誌「少年ジャンプ」の内容にある。

同誌では、連載作品「ゆらぎ荘の幽奈さん」のキャラクター人気投票結果を掲載していたが、そこに描かれた女性キャラの水着がはだけ、ほとんど裸だったというのだ。

この内容に対し、弁護士の太田啓子氏が「少年ジャンプ」編集部に対する抗議を呼びかけたことがきっかけで、賛否両論が湧き上がっているという。

かつて自身も人気漫画「まじかる☆タルるートくん」を同誌上で連載していた江川氏。そんな江川氏は、過去に同誌に掲載されていた作品と比較する形で、この抗議に意見した。

江川氏は、この騒動を伝えるネット記事を引用した上で、「ハレンチ学園のエロ描写に比べたらこの漫画はぬるすぎて、ぬるすぎて、居眠りするレベルな気がする」と、お色気表現を問題視する声に疑問を呈したのだ。

江川氏は

「いろんなモノを読むことで人は大人になるのだ」「学校の間違った情報だけ頭に入れた子供は、下らない大人になるのだ」

と説き、「無能で努力もしない人が文句言って文化を破壊しようとする姿は、過去からよく見かけるが、醜いものだ」と、太田氏をはじめとする人たちを厳しく批判する。

さらに江川氏は「頭の悪いインテリの人の教育上よい作品と、頭の良い人が選ぶ教育上よい作品は真逆かもしれない」といい、「禁止する者は、子供の能力を低く見ている」「低く見て虐待する」と指摘。

作品に触れさせた上で、子どもに考えさせることが重要だと持論を展開した。

そして、「禁止を語る人は、相当知能が低い教育を受けてきたのだろう。可哀想なくらい頭の悪さが出てくる語りだ」と、今回の同誌に対する批判的な声をあらためて切って捨てていた。

[via:http://news.livedoor.com/article/detail/13304713/]

お色気表現に賛否「息子には読ませない」「エロは成長に必要」

この表現に反対する人々が問題視したのは、裸にされた女性キャラクターたちが一様に嫌がっているということだ。それを娯楽にとして子どもに見せるのは危険ではないのかという声が相次いでいた。

「女の子の体をパーツをデフォルメしたり物のように扱ったり嫌がっていても大したことではなく楽しいことのように表現したりするのは、子供が誤った認知をする可能性が高いから止めてほしい」

ジェンダー研究が専門で大阪大学教授の牟田和恵さんも「こうして子供の頃から、女性をただ性的対象物として見ること、嫌がっている相手の意思を無視して裸にし性的行為を行うのが普通のことだと学んでいくんですね」と憤慨する。

7月6日には太田弁護士が再度、自身の主張をツイートした。

「性暴力を娯楽とする表現から息子を遠ざけたいだけで、性表現全てから息子を遠ざけたい」わけではなく、あくまでも「セクハラを娯楽として描くのは問題」だと考えているという。

「子供がいつまでも無垢であってほしい親のエゴ」

一方でこうした声に対し、「(見せないのは)息子が可哀想」「子どもへの影響を思ってしまいます」といった声も多かった。

健全な成長のためには、ある程度のエロも必要だと考えているのだろう。

子どもが読むのを禁止したり、編集部への抗議を呼びかけるのはやりすぎではないかという意見も多かった。

「自らの性嫌悪を子どもに、ひいては社会に押しつけたがるのは迷惑ですね」

弁護士の佐藤大和さんも「少年ジャンプを読み『努力・友情・勝利』を学び(ついでに性も学び)、弁護士を目指した僕としては、ちょっと…。価値観は人それぞれですが。性について過度に蓋をして規制(すぐに抗議)するのはどうかと」と疑問を呈した。

アーティストのろくでなし子さんは、子どもにエロ漫画を読ませないというのは「親のエゴ」だと指摘し、規制よりも性教育が重要だと説いた。

「自分が親目線になると『できればエロ漫画は見て欲しくない』と思うけど、それは子供がいつまでも無垢であってほしい親のエゴなんだなぁ」

「(エロ漫画やAVは)みんなファンタジーなんだよ。実際の人間にするには相手の了承が必要で、避妊しないと病気や望まない妊娠するんだよ。と性教育する方にはなぜ向かないんだろ」

今回の件について苦情は寄せられていないのか集英社に問い合わせたところ、

「『週刊少年ジャンプ』には毎週さまざまなご意見が寄せられます。それに耳を傾け、より多くの読者の方に楽しんでいただけるよう引き続き誌面作りに取り組んで参ります」ということだった。

[via:https://news.careerconnection.jp/?p=37894]

問題のお色気表現


ネットの反応

・なんかこいつ小林よしのりみたいになってきてんな
・何でエロとか性教育から目を背けようとするの?
・よりによってジャンプか。購買層を考えろよ。
・エロから目を背け続けてきた結果が少子化という笑えない現実
・表現の自由だし、漫画の性表現なんて批判するのもおかしいとは思うが江川の反論は理屈が全く通ってなくてこいつの方がろくな教育受けてないのが確実だわ。
・ジャンプならまだしもこいつはコロコロできわどいエロ漫画描いてたゴミだろ
・禁止しろとは思わないが、一応子供にはお色気を見ることに一定の後ろめたさを感じさせる空気を作っておくのが、大人としてはいいんじゃないの。
・この文章を読む限り江川は罵倒してるだけで説得力ないな。
・恋愛とセックスしか描いてない少女漫画はいいのかよ
・少女マンガなんか普通にセックスしてんだが?w
・こいつらに今の少女マンガ見せてやれよw
・小学校低学年だったら親が読ませるな
 高学年だったら親に隠れて読め
 中学生だったら「人の読むもんにケチつけんな!」ってブチキレろ
・ゆらぎ荘を読んだくらいで同級生のおっぱいを揉むのは漫画以前に親の教育に問題がある
・エロは要るぞ わりとガチに要る

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コメント

  1. 1
    名無しさん 2017/07/10 5:02

    マヌケなインテリがドヤ顔で批判して「正義は我にあり!」みたいな主張をすると責任ある企業というのは何らかの対応を迫られる。
    それが積み重なると自主規制やらコンプライアンスやらという大義名分で刺激の無いコンテンツになる。
    テレビも同様。
    漫画やテレビがツマラナイのは我々の側に責任が

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