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ボビー・オロゴンが招聘した息子の対戦相手が替え玉だった!初回KO無気力試合で発覚も…JBCの責任は?


ボビー・オロゴンとリドワン・オイコラ

5月に札幌で行われたプロボクシング興行で、申請されていた選手とは別人のナイジェリア人ボクサーが出場していた可能性があることが27日、判明した。

日本ボクシングコミッション(JBC)はこの日、タレントで格闘家のボビー・オロゴンの息子ジェイジェイ・オロゴン(23)=平仲BS=らの対戦相手2人について、調査していることを明かした。

一部では、プロとして活動していない“素人ボクサー”という情報も流れており、事実なら主催者やJBCの責任が問われることになりそうだ。

井岡一翔のドーピング問題や前王者の体重超過など視線を集めたプロボクシングで、今度はまさかの“替え玉”疑惑が浮上した。


『MUGEN 挑 Vol.20』2023年5月14日

5月14日に北海道・ガトーキングダム札幌で行われた興行で、ノンタイトル戦に出場したナイジェリア人ボクサー2人が、JBCに当初、申請、承認されていた選手とは別人だったというのだ。

JBCは、興行主の元WBA世界スーパーライト級王者で平仲BS(ボクシングスクールジム)の平仲信明会長(59)ら関係者に話を聞くなどして詳しい経緯や事実関係などを確認中。

ボビーは同ジムのマネジャーも務め、今回のマッチメイクにも関わっているという。

安河内剛本部事務局長は「当初招請していた2人とは別人だったという可能性が高いことが判明した。ただ、詳細については事実関係や検証作業が済んでいないので、後日お話しさせていただきます」と話すにとどめた。

関係者によると、J・オロゴンと対戦したカジーム・ラワル、日本フェザー級1位リドワン・オイコラ(26)=平仲BS=とメインイベントで戦ったサミュエル・モセスの2人が別人だったという。

ともに試合に必要なライセンスを持っていなかったとみられ、気力を感じさせない内容で、鍛えられた感がなく、素人同然と指摘する声も。

2人は、あっさりと初回にKO負けした。また、別の関係者によれば、JBCの担当者がパスポートの確認を怠った可能性もある。

JBCは30日の実行委員会で報告し、改めて平仲会長の事情聴取なども行う予定だ。

◆外国人選手とのマッチメイク

日本国内のジムの選手が外国人選手との対戦を希望する場合は、試合を主催するプロモーターが、マッチメーカーに候補選手の選択を依頼する。

例えばA選手の相手に「タイのチャンピオンクラス」という依頼を受けたマッチメーカーは、相手国のエージェントやマネジャーらに連絡して2、3人の候補を選び、試合映像にレコード(記録)を添えてプロモーターに提出。

その中から対戦相手が選ばれる。選ばれた選手に問題がなければ、自国コミッションから承認印の入った試合許可書が発行され、JBCに提出することで来日が実現する。

主な“替え玉”騒動

▼ボクシング
84年、韓国でのIBF世界フライ級タイトルマッチで王者・権順天(韓国)が12回KOで3度目の防衛に成功も、4日後に挑戦者アルベルト・カストロ(コロンビア)が別人だったことが発覚。

韓国コミッションは無効試合とし、プロモーターはライセンスはく奪、にせ者やマネジャーら4人とともに詐欺の疑いで逮捕された。

国内では01年の東洋太平洋スーパーライト級タイトルマッチで、タイ人挑戦者がランキング1位の選手ではなく、別人だったことが後日発覚。指名試合として認定されなかった。

▼サッカー
10年にバーレーンと対戦したトーゴの代表チームが偽物だった。3―0でバーレーンが勝利したが、後半になってトーゴの動きが急に鈍くなったため偽装が発覚。本物のトーゴ代表は当時、ボツワナでの試合を終えて帰国途中だった。

▼マラソン
13年の「小田原尊徳マラソン」で、故障で不参加となった大学4年の男性の“替え玉”として、大学陸上部先輩の市職員が出場。年代別部門で優勝し、後日、不正が発覚した。

▼受験
91年にタレントなべおさみの息子(なべやかん)の明治大学2部(夜間)の替え玉受験が発覚。合格通知が届いたが、息子になりすました他人が受験していたことで後日、合格取り消し。その後、たけし軍団に入団。ビートたけしが「夜間」にちなんで芸名を付けた。

[via:スポーツ報知]
https://hochi.news/articles/20230627-OHT1T51200.html


左から㊧ジェイジェイ・オロゴン オイコラ 平仲会長

平仲会長とボビーのライセンス停止処分へ

プロボクシングの信頼が揺らぐ、とんでもない事件が発覚した。

モセスになりすました男は、“ミライモンスター”日本フェザー級王者、松本圭佑(23、大橋)への指名挑戦権を持つ同級1位のオイコラと対戦。


㊧サミュエル・モセスの替え玉vs㊨オイコラ

パンチの応酬もないまま、オイコラが前進して、右フックを一発だけ出すと、亀状態になって防いだはずのモセスと名乗った男がダウン。

立ち上がったが、戦意を見せなかったため、カウントが続けられ、1分55秒にオイコラのKO勝ちが宣告された。


1分55秒にオイコラのKO勝ち

プロボクシングの記録サイトとしての世界的権威「ボックスレック」によると、10戦4勝(2KO)5敗1分けの戦績を持っているはずが、実際にリングに上がったボクサーは、まるっきりの素人。

もう一人のラワルになりすました男も、ボビーの息子にクリーンヒットどころか、まともにパンチも受けていないのに“空気パンチ”でダウンを喫し、1回3分9秒KO負け。

こちらも、「ボックスレック」では、3勝(2KO)1敗の戦績のあるボクサーだったはずが、とてもプロ経験のあるボクサーには見えなかった。


㊧ボビーの息子ジェイジェイ・オロゴンvs㊨カジーム・ラワルの替え玉

あまりにも、ひどい内容だったため、JBCから事情を聴かれた平仲会長が、大使館と入国管理局に確認。

個人情報の問題で正確にはわからなかったが、5人のナイジェリア人の来日予定が3人しか来日しておらず、当該ボクサーの2人の名前がなかったことはわかり、試合をしたボクサーが別人であったことが発覚した。

興行を主催したプロモーターの平仲会長は、「コミッション(JBC)と協会(日本プロボクシング協会)へも報告しており、現在、事実確認中です。

(2人の招聘は)委託しましたが、ナイジェリア政府関係の書類なども揃い、間違いはなかったのです。体重も落としてきて、ちゃんと計量もした。でも、リングに上がり、ボビーの息子との試合を見て“なんやこれ”“おかしい”とわかったのが現実で、そこまでは(替え玉とは)何もわからなかった。

もし(別人であることが事前に)わかっていれば、試合はさせていません。ただ、この問題の責任は私にあります」

と困惑、責任を感じて反省していた。

平仲会長も騙された形だ。《中略》

今回のマッチメイクを担当したのは、ナイジェリア出身のタレント、実業家で格闘家でもあるボビー・オロゴン氏。

ボビー・オロゴン氏は、現役時代に平仲氏からボクシング指導を受けていた関係で同ジムのマネージャーを務めており、オイコラを日本に呼んできた仕掛け人だ。

だが、今回の2人は、ボビー氏が、直接交渉したわけではなく、「ナイジェリアのスポーツ庁のようなところと仕事をしている」(平仲会長)という人物が仲介に入って手配したという。

今回の経緯と実際にリングに立った2人が誰だったかを現在調査中だが、ボビー氏が海外渡航中で、まだ最終確認は取れていない。


㊧ラワルの替え玉 ㊨モセスの替え玉

日本在住のナイジェリア人だとの情報もあり、プロボクシングライセンスを持っていない可能性が高く、もし素人をプロのボクシング興行のリングに上げていたとなると、信用問題も、さることながら安全性の面でも大きな問題がある。《中略》

ボビー・オロゴン氏は、マネージャーライセンスしか持っていないため、今回のマッチメイクの責任者は、平仲会長ということになり、今後、事実確認が終わり次第、JBCからライセンス停止などの厳しい処分を下されることになる。

また平仲会長は、西部プロボクシング協会会長、日本プロボクシング協会副会長の要職についており、それらの職を辞任する方向で責任を取るとみられる。

加えて“替え玉”が、プロライセンスを持っておらず、過去の試合記録が証明できない場合、2人と試合したオイコラ、オロゴンのKO勝利は記録から抹消されて無効試合となる。


オイコラ次戦は日本フェザー級王者の松本圭佑

オイコラvs松本戦に支障なし

オイコラが、もし対戦相手を“替え玉”と知って戦っていたのであれば、ライセンス停止処分の対象となる。だが、平仲会長も、もちろんオイコラもリングで拳を交えるまでは“替え玉”とは気がつかなかったという。

「実は、予備計量で300グラムオーバーしていたので、ロープを飛び、シャドーをして体重を落とさせた。その動きとシャドーを見る限り、別人とはわからなかった。

オイコラも計量でモセスだと思ってやりあったし、事前の映像を見るとパンチがあって、怖いボクサーだったので試合直前までオイコラの目の色も変わっていた」と平仲会長は説明していた。

渦中のボクサーとなったオイコラは、8月30日に後楽園ホールで行われる「Lemino BOXINGフェニックスバトル103」にて日本フェザー級王者の松本圭佑と対戦する。

“替え玉事件”の不安とショックが広がる中で大橋秀行会長(58)は、JBCにオイコラとの試合開催に支障がないことを確認した。

[via:RONSPO]
https://www.ronspo.com/articles/2023/2023062701/

ネットの反応

・これはひどいw
・これ観客は「金返せ」言っていいでしょ
・替え玉!昭和生まれのおじさんとしては、ひさびさに大笑い。
・オイコラ!
・要するに平中がボビーに騙されたってこと?
・人間は自分と違う人種の見分けつけにくいからな
・顔じゃ区別つかないもんなあ
・ボビーオロゴン自体が年齢詐称してただろ
・何故JBCが平仲氏を処分するの?
・事前の書類チェックと写真見てJCBも判別つかなかったのなら、JBCにも責任がある。
・JBCがパスポート確認を怠ったから起きた問題。処分されるべきはJBCだろ。
・「全ての責任は興行主」だとしても、その言い分はおかしすぎるだろ
・平中氏に責任取らせて終わりという問題ではないでしょう。
・これは替え玉が余りにも弱かったから発覚しただけでバレずにやり過ごしたケースもいっぱいあるんだろうな
・日本に呼んでくる噛ませボクサーなんて大概これやん ほぼ無名
・流石に素人はやばいだろ
・素人がまともにプロのパンチを受けたら死亡することもあり得ますので大変危険。
・JBCの日本の興行って何故こんなドタバタが多いのかねぇ。
・残念ながらボビーの処分は避けられないし、責任者である平仲も同様。JBCは丸投げしてはい終了では終わらない。
・この試合の動画ないの?観たいんだがw
・さすがナイジェリアうさんくさい話でとても面白い
・替え玉の本人は当然だと分かっているが、問題はだれが指示を出したかだな。
・ボビー「フザケンナヨ!」
・ボビーもブローカーに騙された可能性は多大にあるが、まぁ普段の素行からも言い逃れはきついな
・ボビーは知らなかったと言うのか、素直に認めるのかにも興味ある
 >どうせ知らないと言い張るんだろうな
・知らなかったとしてもそれはそれで仕事してなかったということ。ライセンス停止でいいんじゃない?

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