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不法侵入、暴漢、襲撃、監禁・・・危機一髪の【芸能界事件簿】芸能人を狙った犯罪は少なくない

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5月22日、福山雅治と吹石一恵夫妻の部屋に侵入したとして、マンションのコンシェルジュだった宮本万里子容疑者(48)が逮捕された。吹石が帰宅すると、室内から宮本容疑者が飛び出してきたという。

この件で、福山は28日のラジオ番組で「おかげさまで無事でしてケガもなく、盗られたものもなく、とりあえず無事なんです。とはいえ、気持ちのいいものではない」と複雑な心境を明かした。

福山・吹石夫妻に限らず、芸能界にはこうした「不法侵入」被害にあったタレントは多い。芸能ライターが明かす。

tr20160530-1「元モーニング娘。の辻希美は14歳の頃、実家に住んでいた時に母親が犬の散歩で5分だけ家を空け、帰宅後掃除を始めた。テーブルの下に掃除機をかけようとイスをどけたところ、そこから男の人が出てきたことがあったとか。

それを契機に玄関に監視カメラを付けたところ、ある日モニターに真っ黒いマントをかぶった男が歩いてるのが映り、家の門を開けて敷地の中に入ってきたそうです」

tr20160530-2元AKB48の増田有華は、朝起きて携帯を見ると、知らない人からタイトルがなく画像だけのメールが届いたという。

「そこには自分の家が写っており、その後にメールがもう一通来て、机の上にあったパスポート用の写真が映し出されていました。盗まれていたのは、その写真だけだったそうです」(アイドル誌ライター)

ロケ先の民宿に侵入されたケースもある。狙われたのは相武紗季だ。

tr20160530-3「愛媛でドラマ『がんばっていきまっしょい』(2005年/フジテレビ系)の撮影が行われた際、熱烈ファンの男性が、民宿にこっそり忍び込んだ。

スタッフが不審者に気づき暴走を阻止できましたが、捕まったストーカーファンは『会わせろ!』とわめき散らしていたそうです」(芸能記者)

tr20160530-4実際に逮捕されたケースもある。鬼束ちひろの自宅マンション敷地内に入り込んだ疑いで、男が逮捕。その時、鬼束は部屋にいて、「30分ぐらいインターホンを鳴らし続ける男がいる」と通報。

署員が駆け付けると、男は花束を持っており、鬼束に渡したかったと供述したという。

引退にまで追い込まれたのは、80年代に活躍した元人気アイドルの本田理沙だ。

tr20160530-5彼女がテレビで明かしたストーカー被害は強烈だった。

「同じマンションに引っ越してきた住民を装い、挨拶をするフリをして家の中に侵入。マンションのエレベーター内でストーカーと対面し、上半身の服を下着ごと全部めくられたまま胸を触られ続けた。

相手がナイフを持っていたため『あ、もう死ぬな』と、死を覚悟したそうです。その時は、他の住民がエレベーターを呼んだことで犯人が逃走したが、身も心もボロボロに。

tr20160530-6その後引っ越して新たな生活を始めるも、電気を消して暗いはずの部屋に突然赤い光が。彼女が助けを呼んで、最悪の事態は逃れましたが、警察の捜査によると犯人は風呂場の小窓の網戸を切り取って侵入。

隣家との壁の隙間を巧みに使って2階まで上がったことが判明した。度重なるストーカー被害で本田は突発性難聴を発症するなど、体に異変が出たため、26歳で芸能界引退を余儀なくされました」(前出・芸能記者)

今回逮捕された宮本容疑者は「福山のギターが欲しかった」と供述しているが、吹石は身も凍る思いだったことだろう。

[引用/参照/全文:http://dailynewsonline.jp/article/1137442/]

芸能人を狙った犯罪は、57年の美空ひばり塩酸事件や63年の吉永小百合ピストル襲撃事件、77年の岡田奈々監禁事件、83年の松田聖子襲撃事件、93年の三浦百恵自宅侵入事件など昔から珍しくない。

美空ひばり 塩酸事件[1957年]

tr20160530-71957年1月、当時19歳で、現代でいえばアイドル的な人気を博していた美空ひばりは、熱狂的な女性ファンA子から『顔に塩酸をかけられる』という被害に見舞われた。

事件当日、東京・浅草の国際劇場の舞台に出演していた美空ひばりは、自分の出番が来たため舞台袖から登場。
するとA子は客席から花道へとよじ登り「ひばりちゃん!」と叫びながら、薬局で購入したという塩酸をポケットから取りだし、美空ひばりに向けて振り掛けた。

これにより美空ひばりは、顔の左半分と首、胸の間や背中の左半分に全治三週間のやけどを負い、側にいた他の出演者やスタッフも全治一週間から二週間の怪我を負った。

犯人のA子は、すぐさま近くにいた現場のスタッフや関係者によって取り押さえられ、駆けつけた警察官によって逮捕。

その後の調査によると、A子は美空ひばりさんの熱狂的なファンであり、犯行前から美空ひばりさんの自宅に押し掛けたり、何度も電話を掛けたりといった、現代でいうストーカー行為を繰り返していた。

そんな中、度重なる門前払いを受けていたA子は、美空ひばりさんを逆恨みし、ついには『塩酸をかける』という暴挙に及んだようだ。

またA子が持ち歩いていた手帳には「こんなに好きなのに・・・ひばりちゃんが憎い」「塩酸をかけて醜くなった顔をみたい。13日午後9時現在私はおしまい」といった狂気にも似た内容がつづられており、世間を震撼させた。

事件後には「もう綺麗な顔を見られない」と多くのファンから心配されていた美空ひばりさんでしたが、塩酸によって受けた怪我は、予定よりも早く回復。

これは、塩酸を浴びた直後に美空ひばりさんの叔母が防火用の水を掛けたことや、舞台用のドーランによる厚化粧が皮膚を守ったためであるといわれてる。

吉永小百合 ピストル襲撃事件[1963年]

tr20160530-81960年代を代表する人気映画女優であり、わずか10年の間に“70本以上”もの映画に出演していたという吉永小百合。

そんな人気絶頂の最中、当時18歳だった吉永小百合の自宅に『ピストルを持った男が侵入する』という恐ろしい事件が起こった。

事件当初、家族の通報を受けて駆けつけた警察官が、侵入していた男に近づいたところ、犯人は警官に向けて拳銃を発砲。

これを受け、その後に到着した武装警官によって犯人は捕り押さえられ、事なきを得ました。

幸い顔を打たれた警察官も全治2週間の怪我を負ったものの、命に別条はなく、ピストルが使われた凄惨な事件ながら、死者が1人も出なかった事件としても知られてる。

その後の調べによると、犯人の男は26歳の工員で、吉永小百合の熱狂的なファン。

しかし、侵入の目的については「ピストルで脅して、小百合さんの体に自分の名前を彫ろうとした」という何とも恐ろしい理由を自供し、当時のファンたちを震えあがらせた。

岡田奈々 監禁事件[1977年]

tr20160530-9ここでいう岡田奈々さんは、AKB48チーム4のメンバーである岡田奈々さんではなく、70年代に活躍していた元アイドルのこと。

岡田奈々は、アイドルオーディション番組での優勝をきっかけに、若干16歳で歌手として芸能界デビュー。

その後、大学に通いながらアイドルとしても活躍していたが、18歳のときに住んでいた自宅マンションに暴漢が侵入し、一晩中監禁されるという事件が起こった。

その日、深夜に仕事を終えた岡田は、マネージャーに自宅マンションまで送り届けて貰ったあと、寝室の窓を開けたままベットの上でドラマの台本を読んでいた。

しかし、そのまま眠り込んでしまった岡田さんの寝室には、ベランダを伝って刃物を持った男が侵入。

その後、犯人は目を覚ました岡田さんをナイフで切り付け、手足をシーツとネクタイで縛り上げたうえに、朝まで寝室に籠城しました。

しかし明け方になると、犯人は「警察にはいうなよ」との言葉を残し、岡田さんの血がついたシーツとパジャマを持って逃走。

この騒動は刑事事件となったものの、目出し帽を被っていたという犯人を特定する事ができず、ついには時効を迎えてしまいました。

この事件によって、当時“清純派トップアイドル”として活躍していた岡田奈々さんは「犯人に汚された」という噂が広まり人気が失落。
その後、徐々に表舞台から姿を消してしまった。

松田聖子 襲撃事件[1983年]

tr20160530-10現役の歌手としても知られる、昭和の超人気アイドルだった松田聖子も、絶頂期であった83年に熱狂的な男性ファンからの襲撃を受けている。

この日の沖縄市営体育館では、テレビでの生中継も予定されていた松田聖子のコンサートが開かれていました。

コンサートも佳境に入り、会場は大いに盛り上がる中、突然客席の最前列にいた男性がステージへ上がり、隠し持っていた30cmほどのスチール製の工具で松田聖子に殴りかかったのです。

これにより、急遽コンサートは中止され、工具で殴られた松田聖子はすぐに近くの病院へと搬送されました。

犯人は当時、精神病院に入院中であった19歳青年で、松田聖子のコンサートのために仮退院していたファンであった。

この事件によって、全治1週間の怪我を負った松田聖子は「私達は夢を売る商売だから、妄想の中で犯した罪を責める気はない」と犯人の少年を擁護し、当時のファンたちを驚かせました。

しかしこの事件がトラウマとなってしまった松田聖子さんは、以後20年に渡って『生中継を前提としたコンサート』を行わなくなってしまいました。

山口百恵 自宅侵入事件[1993年]

tr20160530-111993年の6月、三浦友和・百恵夫妻の自宅にナイフを持った男が侵入し、最後は寝室で自殺を図るという痛ましい事件が起きました。

この日、夫である三浦友和さんは仕事へ出かけ、子供たちは学校へ行っていたため、三浦家の自宅には百恵さん(当時34歳)が一人という状況でした。

そこへ“国税庁の役人”を名乗る男が来訪し、対応した百恵さんに「ファンなんです」と告げ、自宅に無理やり押し入ろうとしたました。
しかし百恵さんの悲鳴を聞きつけ、現場にはすぐに向かいの家に住む75歳の老人が駆けつけます。

この老人は『柔道や剣道の心得』があり『軍隊での訓練経験』もある屈強な人物であったため、すぐに犯人は取り押さえられ、その間に百恵さんは自宅の中へと逃げ込むことができました。

しかし一瞬の隙をついて犯人は逃走、そのまま外階段から2階へと上がると、百恵さん宅のガラスを割って室内に侵入。

ガラスが割れる音を聞いた百恵さんは、別のルートから外へと逃げだし、そのまま近所の消防署へ避難。

行き場をなくした犯人は、持っていた刃渡り25cmのナイフで自分の首と手首を切り、自殺を図った。

その後、寝室は血だらけとなったものの、一命を取り留めた犯人は駆けつけた警察官によって逮捕。

この男は、百恵さんのファンを名乗る51歳の男性で、過去にも傷害や殺人の共犯、強姦や監禁などで4回もの収監歴があった人物であった。

また警察での取り調べの際、男は「自分はエイズであとわずかな命だ」と語り、自暴自棄になっての犯行であったと証言しましたが、その後の警察の調べで、HIV(エイズ)検査の結果は『陰性』であったことが発覚している。

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コメント

  1. 1
    名無しさん 2016/05/30 23:41

    そういう事が有っても芸能人になりたいんだよね。

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